
BeelinkがミニPC「ME Pro」にバリエーションモデルを追加します。ME Proは大容量のストレージ (SSDを最大3つ、HDDを最大2つ)を搭載可能で、ホームサーバーやNASとしても使える、いわゆる「NAS PC」です。ウインタブでもこの製品を実機レビューしましたが、工作精度が極めて高く、他社のミニPCとは一線を画する高品質な製品であったことが印象に残っています。
ME Proの実機レビュー記事はこちらです
Beelink ME Pro レビュー - NAS/ホームサーバーとして使えるミニPC、モジュール式筐体の工作精度は抜群
ウインタブがレビューした製品は搭載CPUがIntel N95とエントリークラスのものでした。ホームサーバーやNASとして使用するのであれば十分な性能なのですが、Windows PCとしてはやや非力な感があります。少なくともウインタブ読者のメインPCとしてはちょっと厳しいでしょうね。
しかし、今回追加されるモデルにはIntel Core i5-13420H、AMD Ryzen AI 9 HX 370、Ryzen 7 H 255が搭載されますので、大幅な性能アップを果たしています。特にRyzen AI 9 HX 370は最大50TOPSのNPUを内蔵していますので、オンデバイスAI処理にも向きます。

ME Proはマザーボードが交換できるモジュール構造を採用しています。2026年6月現在ではまだ交換用のマザーボードは発売されていませんが、将来的にAMD CPUやARM系CPUが搭載されたマザーボードが発売される予定です。
今回追加されるのは「ME Pro 2-Bay」「ME Pro 4-Bay」です。ME Pro 2-Bayは「4つのSSDスロットと2つのHDDベイを組み合わせ、最大76TBのストレージ容量をサポート」し、Beelinkによれば独立系クリエイターや高度なホームユーザーに向くとのこと。
ME Pro 4-Bayのほうは「4つのSSDスロットと4つのHDDベイを搭載可能で、最大136TBのストレージ容量をサポート」し、プロのスタジオや共同制作チームでの利用に向く、としています。

入出力ポートについては既存モデルから大きな変更がありませんが、有線LANは5GbEから10GbEに高速化されています。

初期搭載のCPUによって筐体色も変わります。Intel CPU搭載モデルはネイビーブルー、AMD CPU搭載モデルはオブシディアンブラックに赤のアクセント、そして近日追加される予定のARM CPU搭載モデルはパールホワイトです。
残念ながら6月7日時点で正式な発売日や価格が明らかになっていません。詳細がわかりましたら改めて記事にしたいと思います。
関連リンク
Beelink社、AI時代に向けてME ProストレージPCのラインナップを拡充:Beelink
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて


コメント