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こんにちは、ひらちょんです。3ヶ月ほど私生活が忙しかったため、お休みを頂いておりましたが、また記事を投稿させていただけることになりました。さて今回の記事ですが、最近友人から「妹へのプレゼントにスマートフォンを渡したい」という相談を受け、プレゼントに適しているスマートフォンはどのようなものがあるかを調べていましたので、それについてまとめていきたいと思います。
記事としてまとめようと思った動機ですが、Amazonのスマートフォン本体部門の人気ギフトランキングに疑問を持ったためです。1位が4G非対応の中華スマホで2位はレビューが品質面で賛否両論の中華スマホ、3位はauのnova 2となっています。プレゼントとして中華スマホ、それもローエンドモデルをプレゼントするのは如何なものかと思い、他に適当な機種がないか、私なりに調べてきました。
今回は以下の観点に注目してまとめていきたいと思います。
（1）SIMフリーで相手のキャリアを選ばない
（2）なるべく最新のOSを搭載している機種
（3）予算は最大3万円ぐらい
（4）Amazon等で本体のみを新品で購入できる機種
これらを最低条件として選定していきます。なお条件（1）のSIMフリーで相手のキャリアを選ばないという点について、SoftbankとDocomoは問題ないのですがauは周波数の関係でSIMフリーの機種であっても使えないことが多いので、まず先にSoftbank、Docomo、auの3キャリアに対応している機種を紹介していきたいと思います。
ASUS ZenFone4 MAX
OS： Android 7.1.1
CPU： Qualcomm Snapdragon 430
RAM： 3GB
ストレージ： 32GB
ディスプレイ： 5.2インチ （1,280×720）
バンド：
FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TD-LTE： B38/41
W-CDMA： B1/2/5/6/8/19
GSM/EDGE： 850/900/1,800/1,900MHz
SIM形式： nanoSIMスロット×2
ネットワーク： 802.11b/g/n、bluetooth4.2
入出力： MicroUSB、オーディオジャック、MicroSD
カメラ： イン 800万画素 / アウト 1,300万画素+500万画素
バッテリー： 4,100ｍAh
サイズ： 150.5×73.3×8.7 mm
重量： 156g
auも使えるSIMフリー機種としてはZenfoneシリーズが挙げられます。なかでもZenfone4 MAXは2万円程の価格でDocomoの周波数であるB1,B3,B19,B28の4つに対応しているため、どのキャリアでも通信面で困ることはありません。カラーバリエーションはブラック、ピンク、ゴールドの3色で筐体素材はメタルになっています。カメラはデュアルカメラで格安スマホとしては十分な画質があり、バッテリーも4,100mAhと大容量な部類に入ります。付属品も豊富でUSB ACアダプターやOTGケーブルに加え定価1800円のZenEarというイヤホンもついてきています。性能的には最近の3Dゲームは少し厳しいもののLINEやTwitter、ネットサーフィン等には十分な性能があります。
また、リバースチャージ機能という、言わばスマホをモバイルバッテリーとして使える機能がついており、2台目のスマートフォンとしてプレゼントしても十分喜んでもらえる機種だと思います。さらに前面のホームボタンは指紋認証センサーになっており、今回紹介する機種の中では困ったらコレ！と言えるオールラウンダーな機種です。なお、今回紹介する「auにも対応する機種」はこの製品のみとなりますが、より性能を高めたZenfone5やZenFone 3などもauに対応しているため、高いスペックのスマホをプレゼントしたい場合はそちらもおすすめできます。購入はASUSの製品ページやAmazonから新品を本体のみでも購入でき、価格はメーカーページで21,384円、Amazonでは21,000円前後です。
メーカーページ:ZenFone 4 Max (ZC520KL)
Amazon商品ページ：ASUS ZenFone4 MAX ZC520KL
SHARP AQUOS sense lite
OS： Android 8.0
CPU： Qualcomm Snapdragon 430
RAM： 3GB
ストレージ： 32GB
ディスプレイ： 5.0インチ （1,080×1,920）
バンド：
FDD-LTE： B1/3/5/8/17/19/26/41
W-CDMA： B1/5/6/8/19
GSM： 850/900/1,800/1,900MHz
SIM形式： nanoSIMスロット
ネットワーク： 802.11b/g/n、bluetooth4.2
入出力： USBType-C、オーディオジャック、MicroSD
カメラ： イン 500万画素 / アウト 1,310万画素
バッテリー： 2,700ｍAh
サイズ： 144×72×8.5 mm
重量： 147g
SHARPのスマートフォンはキャリアモデルでもよく見かけますが、SIMフリー機種として展開している機種もいくつかあります。このAQUOS sense liteは防水防塵に対応しており、NFCにも対応しているため、おサイフケータイにもなります。品質面でもディスプレイにIGZO液晶を使用しておりハズレがなく、液晶ガラスはGorilla Glass 3という強固なものを使用しています。ソフトウェア面でもSHARPが今まで築き上げてきた様々な機能が搭載されている他、OSのアップデートも最大2回の保証がされており、7.1から8.0へのアップデートが先日されたばかりです。なお、キャリアモデルではないためキャリア特有のプリインストールアプリはインストールされていません。
性能だけでなくカラーバリエーションも豊富で、7色から選べるためプレゼント相手に合わせて色を選ぶことができる点もポイントが高いです。筐体品質やOSのアップデートなどの観点から見て長く使えるスマートフォンなので、好みの色が選べるというのは大きいですね。Amazonやノジマオンライン等の各種通販サイトで取り扱っており、Amazonでは現在28000円程です。
メーカーページ：AQUOS sense lite SH-M05
Amazon商品ページ：SHARP AQUOS sense lite SH-M05
ノジマオンライン商品ページ：AQUOS sense lite SH-M05
HUAWEI nova lite 2
OS： Android 8.0
CPU： HUAWEI Kirin 659
RAM： 3GB
ストレージ： 32GB
ディスプレイ： 5.65インチ（2,160×1,080）
バンド：
FDD-LTE： B1/3/5/7/8/19/28
W-CDMA： B1/2/5/6/8/19
GSM： 850/900/1,800/1,900MHz
SIM形式： nanoSIMスロット×2
ネットワーク： 802.11b/g/n、bluetooth4.0
入出力： MicroUSB、オーディオジャック、MicroSD
カメラ： イン 800万画素 / アウト 1,300万画素 + 200万画素
バッテリー： 3,000ｍAh
サイズ： 150.1×72.05×7.45 mm
重量： 143g
HUAWEI nova lite 2は18:9の縦長な液晶が特徴のスマートフォンで、液晶サイズも5.65インチと大きめです。それでいながら女性の手でも簡単に片手で操作できるという売り文句の通り、縦横ともに上で紹介した2機種とさほど大きさが変わらず、厚さに関しては7.45mmと最薄で、iPhone 8 Plusとほぼ同じ厚さです。デュアルカメラに指紋認証、更には顔認証機能までついており、2万円台のスマートフォンとしては見た目も機能も十分です。CPUはHUAWEI独自のものになっておりますが、性能的にはSnapdragon 625に近く、処理性能も十分な実力を持っています。今回はプレゼント相手が妹さんということで、友人にはこの機種をおすすめしました。価格はAmazonで現在23,300円です。
メーカーページ：HUAWEI nova lite 2
Amazon商品ページ：Huawei nova lite 2
まとめ
今回はプレゼントにおすすめのスマートフォンということで3機種紹介しましたが、SIMフリーのスマートフォンを使うためにはSIMカードの入れ替えやAPN設定といった初期設定を、「キャリアモデルと違い」自分でする必要があるため、プレゼント後はそのあたりまで面倒を見てあげられるといいと思います。また、今回は最低価格が2万円からの紹介となりましたが、筐体がしっかりとしていて通常使用に耐えうる性能を持っている新品のスマートフォンとなるとこのあたりがボーダーになるかと思います。中華スマホのローエンドが悪いというわけではありませんが、プレゼントとしてちゃんとしたものを渡したい場合は、安すぎる機種は避け、国内向けに販売されている製品にしたほうが良いかと思います。