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レノボがゲーミングノート「Legion Pro 7i Gen 9 16」を発売しました。先日開催されたCES 2024で発表された製品ですが、今年は各社とも海外発表から国内発売までのタイムラグがかなり短くなっていると思います。Legion Pro 7iというのは国内で販売されているLegionノートでは最上位という位置づけの高性能機です。
1.スペック
スペック表
| Legion Pro 7i Gen 9 16 | |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core i9-14900HX |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX4080 Laptop GPU NVIDIA GeForce RTX4090 Laptop GPU |
| RAM | 16GB/32GB（DDR5-5600, 16GB×2） |
| ストレージ | 1TB SSD (M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 ) ※1TB SSD(M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4）増設可 |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 16インチIPS（2,560 × 1,600）240Hz |
| ネットワーク | Intel Killer Wi-Fi 6E AX1675i、Bluetooth 5.3 |
| 入出力 | USB Type-C（Thunderbolt 4）、USB3.2 Gen2 Type-C（映像出力・PD140W対応）、USB3.2 Gen1 Type-A × 4、オーディオジャック、HDMI2.1、LAN（RJ45） |
| カメラ | Webカメラ(1080p） |
| バッテリー | 99.9Whr（動画再生 約5.2時間） |
| サイズ | 363.5 x 262.1 x 22.5-25.9 mm |
| 重量 | 2.62 kg |
バリエーションモデル
1月28日に記事を投稿した際は単一バリエーションでしたが、現在はカスタマイズに対応するモデルが追加されており、注文時に広範なカスタマイズが可能です。
コメント
CPUはCore Ultraではなく、第14世代のCore i9-14900HXが搭載されます。今年に入り各社のニューモデルの紹介記事をいくつか掲載していますが、基本的にハイスペックなゲーミングノートでは第14世代のCore-HXを搭載するものがほとんどです。なお、Legion Pro 7i Gen 9 16については「LA-2Q AIチップ」が搭載されており、「Lenovo Legion AI Engine+」によってゲームプレイが最適化される、とのことです。
GPUはGeForce RTX4080/RTX4090を選択可能です。RAMは16GB/32GB、SSDは1TBで増設用のM.2スロットもあり、注文時に「プラス1TB」にできます。ディスプレイは16インチのIPS液晶で解像度は2,560 × 1,600（アスペクト比16:10）、リフレッシュレートは240Hzと高速で、DisplayHDR400、Dolby Vision、NVIDIA G-Syncに対応します。
2.筐体
筐体サイズは従来モデルとほぼ同じ（タテ・ヨコ・厚さとも1ミリ未満の相違はあります）で、見た目もほとんど変わっていません。ただし、筐体色は「オニキスグレー」から「エクリプスブラック」に変更されています。画像を見る限り「より黒さを増し、精悍になった」と思います。
キーボードも従来モデルと同じですね。なお、この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84 キー(Fn キー+Windows キー+Copilot キーを含む、テンキー除く)、JIS 配列、RGBバックライト・キーボード」と開示されており、Per-Key RGB（個々のキーを好みの色のバックライト色に設定できる）です。
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側面・背面と入出力ポートの配置です。ここも従来モデルから変わっていません。なお、画像の「10.USB 3.2 Gen2 Type-C」というのは「Thunderbolt 4」の誤りと思われます（従来モデルにもThunderbolt 4が搭載されており、この画像の「10」がThunderbolt 4でした）。
3.価格など
Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 16はレノボ直販サイトで販売中で、3月9日現在の価格は324,872円から、です。…ウインタブでは毎週末にレノボのセール情報記事を掲載していますが、この製品の従来モデルを取り上げたことはない、と記憶しています。製品が悪いとか高い、ということではなくて、「ほとんど価格が変動しなかった」んですよね。なので、ニューモデルに関しても価格が大きく変動する可能性は低いだろうと思います。