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GMKがミニPC「NucBox K8」を発売しました。エントリースペックの超小型PCからスタートしたGMKですが、最近のニューモデルには非常に高いスペックのものが多く、このNucBox K8はCPUに最新型番「Ryzen 7 8845HS」を搭載しています。
1.概要
スペック表
| GMK NucBox K8 | |
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | AMD Ryzen 7 8845HS |
| GPU | なし |
| RAM | 32GB（DDR5 5600） |
| ストレージ | 1TB/2TB SSD（M.2 2280, PCIe4.0） ※2スロットあり |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | なし |
| ネットワーク | Wi-Fi6E、Bluetooth 5.2 |
| 入出力 | USB4 Type-C（40Gbps）、USB3.2 Gen2 Type-A × 2、USB3.2 Gen1 Type-A、USB2.0 Type-A、HDMI、DisplayPort、LAN（RJ45）× 2、オーディオジャック |
| カメラ | なし |
| バッテリー | なし |
| サイズ | 123 × 112 × 4.3 mm ※公式サイトのインチ表示をウインタブが換算 |
| 重量 | 不明 |
※このスペック表はベアボーンモデルを考慮していません
バリエーションモデル
・ベアボーン（OSなし、RAM/SSDなし）
・RAM32GB/1TB SSD
・RAM32GB/2TB SSD
コメント
NucBox K8にはベアボーンモデルもありますが、この記事ではご紹介しません。
OSはWindows 11 ProでCPUは冒頭記載の通り、Ryzen 7 8845HSです。
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8845HSは現状Passmarkでもベンチマークスコアが公表されていませんが、2024年のゲーミングノートPCに多く搭載されるであろう型番で、「いま旬の」AI処理性能もRyzen 7000シリーズよりも大きく向上しています。
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RAMとSSDのスロットは2つずつ、RAMは初期状態でデュアルチャネルなので空きはなく、SSDについては詳しい説明が記載されていませんでしたが、おそらく1スロットが空きと思われます。RAMはDDR5 5600、SSDはM.2 PCIe 4.0と高規格です。また、GMK製なので、RAMやSSDへの増設・換装も容易です。
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入出力ポート構成です。USB Type-CポートはUSB4規格ですが、PCIExpressに対応しているか不明なため、外付けGPUの接続が可能かどうかは不明です。ちなみにIntel CPU搭載のPCで採用例の多いThunderbolt 3/4規格であれば外付けGPU接続が可能なんですけどね。
USBポートは合計で5つ、映像系ではHDMIにDP、そして有線LANポートが2つと、ポート数も充実している方だと思います。USB4ポートも映像出力に対応していますので、HDMI、DPとあわせ、最大3画面の出力が可能です。
2.価格など
GMK NucBox K8はGMK公式ストアで予約販売中（出荷は中国の春節明け、2月17日以降）で、価格は下記のとおりです。
ベアボーン：77,674円
32GB/1TB：101,575円
32GB/2TB：107,549円
※製品ページにある割引クーポンを使用した価格
※精算はドルベースです。この円価格は概算とお考えください
中華ミニPCとは言え、さすがに10万円は越えてしまいますね…。ただ、CPUが最新かつ非常に高性能なCPUを搭載し、RAM/SSDの容量も十分なので、割高、という感じでもないです。メインPCとして使うのにふさわしいパフォーマンスを見せてくれる製品だと思います。
3.関連リンク
AMD Ryzen 7 8845HS ミニ PC–NucBox K8：GMK公式サイト