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iiyama STYLE-17FH055-i7 - Core i7-9750H搭載!抜群のコスパを誇る17.3インチノートPC

iiyama STYLE-17FH055-i7
iiyamaが17.3インチの高性能スタンダードノート「STYLE-17FH055-i7」を発売しました。この製品は外部GPUの搭載はないものの、CPUにゲーミングノートなどに使われる高性能版のCore i7-9750Hを搭載しています。さらに、価格が低めに設定されているのが大きな魅力です。

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1.スペック

iiyama STYLE-17FH055-i7
iiyama(会社名はマウスコンピューター)のPCは注文時に構成をカスタマイズすることができ、この製品では主要構成でOSのバージョン、RAM、ストレージ容量を変更することができます。CPUは冒頭に書いた通り、ゲーミングノートなどで広く使われている第9世代(Coffee Lake)のCore i7-9750Hですが、「普通は」このCPUに組み合わされるであろう外部GPU(GeForceやRadeonなど)は搭載されません。ゲームプレイなどもそこそこは楽しめると思いますが、動画のエンコーディングやビジネスソフトの高度な運用(例:Excelで複雑なマクロを使うとか、膨大な関数を含むワークシートを使うとか)などに実力を発揮してくれると思います。

RAMは標準で8GB、ストレージはSSD(SATAとNVMeを選べます)とHDDを搭載することができ、ストレージ容量別に3つのベースモデルがあります。

STYLE-17FH055-i7-UHSS:240GB SATA SSD
STYLE-17FH055-i7-UHSX:500GB NVMe M.2 SSD
STYLE-17FH055-i7-UHSVI:250GB NVMe M.2 SSD + 1TB SATA HDD

ただし、いずれのモデルも注文時にストレージのカスタマイズが可能なので、ベースモデルのストレージ容量はそれほど重要ではありません。

ディスプレイは17.3インチのFHD解像度で、IPS液晶であるということは明記されていません。ウインタブではこの製品の前身機「STYLE-17FH054-i7」を実機レビューしていて、その際に「IPS相当である」と評価していますので、この製品もIPS相当の視野角の広い液晶が使われている可能性は高いと思います。ただし、この製品は従来モデルとは別筐体になっていますので、液晶パネルも変わっている可能性はあります。

入出力ポートは十分ですね。USBポートは合計で4つありますし、映像出力専用ポートもHDMIとMiniDPの2つ、有線LANも装備します。また、製品特性上、デジカメ等との連携が必要になると思われますが、SDカードリーダーもフル規格のものがついています。

サイズのほう、従来モデルと比較してみます。

ニューモデル:404 × 284 × 35 mm / 2.05 kg
従来モデル:419 × 289 × 34 mm / 2.62 kg

タテ・ヨコが小さくなり、重量も軽くなりました。「ずいぶん軽くなったなあ」と思うのですが、その理由はよくわかりません。従来モデルではバッテリーが着脱式でしたが、あるいは着脱式ではなくなったのかも…。

2.筐体

iiyama STYLE-17FH055-i7
横幅が小さくなった、ということはすなわち「ナローベゼル化」した、ということですね。最近のノートPCのトレンドです。従来モデルと画像比較してみましょう。

iiyama STYLE-17FH054 正面
こちらが従来モデル。ずいぶんスッキリした、というのがひと目でわかります。

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iiyama STYLE-17FH055-i7
天板です。iiyama製品らしくシンプルなものになっていて、注文時に「ロゴなし」も選べます。素材は不明ですが、従来機の実機レビューでは「天板はアルミ製と思われる」と評価しました。

iiyama STYLE-17FH055-i7
キーボードです。17.3インチというのは(当然)15.6インチよりも大きいわけで、キーボードもさらに使いやすいのでは?って思いますよね。iiyamaに限らず17.3インチノートのキーボードは15.6インチと同サイズのものが使われるケースがほとんどで、この製品に関してもおそらく15.6インチノートと同サイズのキーボードになっていると思います。ただ、パームレストは「広大」です。

配列は素直ですが、右のShiftキーが少々小さいので、このへんは慣れが必要でしょう。なお、バックライトは装備されていないと思います。

iiyama STYLE-17FH055-i7
側面とポートの配置です。スペックで「厚さ35 mm」とありますが、こうしてみるとやはり分厚い感じがします。また、残念ながら光学ドライブは内蔵できません。

iiyama STYLE-17FH055-i7
背面(画像下)にもポートが装備されます。miniDP、HDMI、有線LAN、そしてDC-INだと思いますが、これら頻繁には抜き差ししないであろうポートが背面にある、というのは悪くないですね。

3.価格など

iiyama STYLE-17FH055-i7はiiyama製品の直販サイトと言えるパソコン工房で販売中で、10月1日現在の価格は89,980円(税込み98,978円)から、となっています。なお、ストレージに500 GB NVMe SSDを搭載する「STYLE-17FH055-i7-UHSX」がキャンペーン中(10月29日まで)で89,980円(税込み98,978円、定価は税抜92,980円)になっていますので、購入される場合はこのモデルをベースにするといいでしょう。

従来機の実機レビューはウインタブとしてはかなり高評価でした。17.3インチというサイズは持ち運びを前提とする使い方には向きませんが、自宅や事務所などで半据え置き型(室内の移動程度)で使うぶんには15.6インチよりも視認性がさらに向上し、エンタメ用途でも迫力が出ます。この製品はCPU性能が非常に高いので、CPU性能を重視する人に向くのはもちろん、軽めのオンラインゲームくらいはプレイできると思いますし、なんなら「予算に収まる価格でCPU性能が高いんならそれでいいや」という人にもピッタリかと思います。

4.関連リンク(パソコン工房)

コスパで満足17型Core i7搭載ノートパソコンicon

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