iiiF150 B2 Ultra － 200MPカメラと64MPナイトビジョンカメラ搭載、バッテリーは15,000 mAhの超大容量！iiiF150のタフネススマホ

iiiF150がタフネススマホ「B2 Ultra」を発売します。製品名に「Ultra」がつかない「B2」というモデルも同時発売されるようなのですが、B2とB2 Ultraはディスプレイサイズや筐体が別物なのと、B2についてはCPUの型番すらまだ開示されていない状況なので、この記事ではまず、上位モデルのB2 Ultraに絞ってご紹介します。

1.iiiF150 B2 Ultra スペック

スペック表

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OSはAndroid 13、CPUはHelio G99、最近の中華タフネススマホではよく見られる型番です。5G通信には対応しませんが、Antutu Ver.9のスコアが30万点台半ばと、タフネススマホ用としては十分な性能です。RAMは12GBで拡張機能により最大24GBにできます。まあ、12GBもあれば十分でしょう。ストレージも256GBで、このクラスの製品としては悪くない容量です。

ディスプレイは6.8インチでFHD＋解像度、リフレッシュレートについては製品ページに120Hzという記載も見受けられましたが、説明画像などで全くアピールされていないので、とりあえず60Hzと理解しておくほうが安全だと思います。

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また、この製品は背面にサブディスプレイがあります。製品ページの説明によればマイクロモーションセンシング用のセンサーが搭載されており、手をかざしたり、かざした手を振るなどして操作が可能になっているようです。中華タフネススマホの一部に同様のサブディスプレイを備えた製品は他にもありますが、いずれも機能は限定的で、iiiF150 B2 Ultraでもおそらく「時刻の表示、電話の着信通知、一部アプリの通知」程度の機能にとどまるものと思います。

カメラは「タフネススマホ過去最高」ですね。イン側が32MP、アウト側はなんと200MPと超高画素数で、さらに64MPのナイトビジョンカメラ（モノクロになるが暗闇でも鮮明な写真・動画の撮影ができるカメラ）もついています。タフネススマホなんで、キャンプなどに持って行って、星空がきれいに撮影できたりしたら最高なんですけどね。

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バッテリーも15,000 mAhとタフネススマホの中でも最高水準です。残念ながらリバースチャージに対応するかは不明ですが、おそらく対応するんじゃないか、と予想しています。

2.iiiF150 B2 Ultra 筐体

前面のノッチはパンチホールです。また、背面も非常に個性的なデザインになっていて、筐体色も「CyberTruck」と言います。

また、この製品は前面だけでなく背面にもゴリラガラス 5が貼られています。メーカーによれば「世界初の両面ガラスのタフネススマホ」とのことです。ガラスが貼ってあると高級感は増しますが、ゴリラガラスとは言え「傷がつくときはつく」ので傷つきについてはちょっと心配ですね。もちろんMIL規格（MIL-STD-810G）の堅牢性とIP68/69Kの防水・防塵性能は備えています。

iiiF150と言えば、薄型でスタイリッシュなタフネススマホですが、B2 Ultraはバッテリー容量が15,000 mAhありますので、さすがに分厚く重いです（厚さ19.8 mm、重さ465 g）。ウインタブでは先日、15,080 mAhのバッテリーを搭載するBlackview BV9300の実機レビューをしていて、BV9300の厚さが22.8 mm、重量が520 gでしたから、それとの比較では薄型・軽量と言えるかもしれませんが…。

3.iiiF150 B2 Ultra 価格など

iiiF150 B2 UltraはAliExpress内のiiiF150 Official Storeに製品ページがあり、9月6日からワールドプレミアセールが予定されています。残念ながらセール価格はこの記事執筆時点で不明です。カメラ性能を抜きにすれば「200ドル台前半くらいかな」と思われるのですが、この製品の場合はカメラが超高画素数ということもありますので、それよりはワンランク高価になるような気もします。

背面デザインにややクセがあり、好き嫌いがわかれそうではありますが、5G非対応のタフネススマホとしてはトップクラスに面白い製品と言えるかもしれないですね。

関連リンク

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