Blackview Tab 60 － 8.68インチと小ぶりなサイズでWidevine L1のAndroidタブレット、低価格です。

BlackviewがAndroidタブレット「Tab 60」を発売しました。9月10日現在、AliExpressでは販売されておらず、楽天（Blackview楽天市場店）とAmazonで先行販売されています。Blackviewの日本市場に対する意気込みが伝わってきますね…。

1.Blackview Tab 60 スペック

スペック表

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OSはAndroid 13ベースの独自UI、Doke OS_P3.0です。独自機能を多数搭載しているUIで、10インチサイズ以上の製品だとPCモード（アプリをウインドウ表示できたり、画面下にタスクバーが表示されたりする）も使えるのですが、この製品は8.68インチサイズなのでPCモードが使えるかは不明です（Amazonや楽天の製品ページにはPCモードの言及がありませんでした）。

CPUはUNISOC T606で、Antutu Ver.9のスコアが20万点前後の性能です。そんなに高性能ではありませんが、Android OSの基本操作やニュースアプリ、簡単なゲームアプリ、動画視聴などは問題なくこなせます。原神とかは難しいです。

RAMは6GB、拡張機能により最大12GBとして使え、ストレージは128GBです。また、microSDカードによるストレージ拡張にも対応します。

ディスプレイは8.68インチで解像度は1,340 × 800です。一般的なWXGA（1,280 × 800, HDと言ってもいいです）よりも少し横長の形状ですね。ちょっと低めの解像度ですが、使っていて画面が汚いとか粗いと感じる人は少ないと思います。

うれしいのがこれ、Widevine L1です。そのため、動画サブスクリプションサービスでHD画質での視聴が可能です（ただし、Widevine L1でも全ての動画サブスクでHD画質視聴ができるとは限りません。特にNetflixではHD画質視聴ができません）。

カメラはイン側5MP、アウト側8MPです。イン側の画素数はWebミーティングなどをするには十分すぎるくらいですが、この製品はサイズが小さいこともあり、アウト側はもう少し画素数が高くても良かったかもしれないですね。しかしまあ、かなり低価格な製品ですし、写真撮影はスマホですることのほうが多いと思いますので、まあいいか…。

バッテリーは6,050mAhです。メーカー公称値では動画再生で5.5時間、音楽再生で12時間となっています。

なお、この製品には技適マークがあり、LTE対応もしますが、通信バンドはあまり日本向けではありません。特にドコモとauのプラチナバンドはカバーされていませんのでご注意下さい。

2.Blackview Tab 60 筐体

ペンは別売りです

筐体は「オーソドックスなタブレット」という感じです。エッジ部分が角ばった形状になっていますね。インカメラは縦持ち時に最適化されています。

各部名称です。スピーカーは横持ち時の両サイドにあり、メーカー側ではステレオスピーカーと言っています（中国製品の場合、スピーカーの説明がイマイチ信用できないです…）。USB Type-Cポートのほかにイヤホンジャックも装備されています。

筐体色はグレーとブルーがありますが、この記事を執筆している9月9日現在だと楽天、Amazonともグレーしか在庫がないようです。

GPSも内蔵しているので、サイズ的にカーナビ用として使っても良さそうです。

3.Blackview Tab 60 価格など

Blackview Tab 60は楽天およびAmazonで販売中で、9月10日現在だと楽天のほうが安く税込み13,900円です（Amazonは製品ページのクーポンを使用して14,900円）。また、楽天とAmazonでは購入特典が少し違っていて、楽天では「レビューを投稿すればスタイラスペンもしくは専用ケースがプレゼントされる」のに対し、Amazonではレビュー投稿の条件はなく、製品ページにある『プロモーション情報』のところで『両方ともカートに入れる』を押せばスタイラスペンがプレゼントされる」仕組みです。

ハイスペックなタブレットが欲しい、という人は別ですが、動画視聴用とか普段使いの情報端末としては素晴らしい製品だと思います。取り回しがラクな小型サイズですし、「使えるスペック」で13,900円というのはお買い得ですよね。

4.関連リンク

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