kibidangoで左右分離型のキーボード「Tetra Keyboard」がクラウドファンディング中です。最近はAmazonでも左右分離型のキーボードが多数販売されていますが、それらの多くは高価格帯(2万円以上)のメカニカルキーボードです。今回ご紹介するTetra Keyboardはそれらのキーボードとはかなり違っていて、タッチ対応の8インチモニターがセットになっています。
スペック表
Tetra Keyboard | |
対応OS | Windows/Mac |
接続 | キーボード:Bluetooth(3台マルチペアリング) モニター(有線、ポート種別不明) |
キーサイズ | [X:19.683mm、Y:19.4mm]pitch、[2.4mm]gap |
キートラベル(ストローク) | 1.3±0.3mm |
キーロールオーバー | 2キーロールオーバー |
押下圧 | 底まで押したときの重さ:29+10gf、最大の重さ:64±12gf |
キーキャップタイプ | ABS面取りバックライトキーキャップ |
キー数 | 42キー(左)+43キー(右) |
キースイッチ | シザースイッチ |
バッテリー | 左右 各1,200 mAh |
サイズ | 172 × 132 × 13.8 mm |
サイズ | 200 g(左)、196 g(右) |
重量 | 1.2 kg |
ディスプレイ | 8インチIPS(1,280 × 800)タッチ、60Hz |
ディスプレイ部サイズ | 207 × 136 × 19 mm |
ディスプレイ部重量 | 498 g |
まずはスペック表です。Tetra Keyboardは左右のキーボード+モニターの3つがセットになった製品です。キーボード部分は充電式、メカニカルスイッチではなくシザースイッチです。ただ、このスペック表はkibidangoの製品ページにあったものですが、「不親切」だと思いました。下記の点について分かる範囲で補足します。
・キーサイズの[X:19.683mm、Y:19.4mm]pitch、[2.4mm]gapについて、横方向のキーピッチが19.683 mm、縦方向のキーピッチが19.4 mm、キー間隔が2.4 mmという意味です
・押下圧のところは項目名が「ピーク/ボトムアウトフォース」になっていて、あちこちのWebサイトを確認した上で、ピークフォースは「押下時の最大の重さ」、ボトムアウトフォースは「底まで押したときの重さ」と訳しました。
・「日本語配列か英語配列か」ということには一切触れられていませんが、製品画像を見る限り「英語配列」です。
また、「モニターとPCの有線接続に使用する端子はHDMIなのかUSB Type-Cなのか、あるいは他のポート形状なのか」という点が不明です。
この製品、決して安物ではないので、キーボードマニアでないとわからないような説明の仕方ではなく、もう少しわかりやすくすべきかと思います。
左右分離型でモニターつき、という構造により、このように多彩なレイアウトで使うことができます。

サブモニターとして

アプリやショートカットキー用のタッチパネルとして
また、8インチのモニターは、PCのサブモニター(拡張・複製モニター)として使うこともできますし、タッチパネルを利して片手デバイスのようにアプリアイコンや機能アイコンを登録することもできます。
左右のキーボードにはバックライトがつき、底面にライトも配されています。
収納時はこのように3つのパーツを重ねることによって小さくすることができます。また、モニターにはスタンドもついています。
Tetra Keyboardはkibidangoにてクラウドファンディング中で、10月31日午後9時30分現在最も安価なプランは50,000円です。ディスプレイを搭載するキーボードは他にあることはありますが、数が少なく、このTetra Keyboardの価格も高いか安いかは何とも言えません。しかし、競合製品と異なり、「キーボードと8インチモニター」という別々の製品がセット販売されている、という見方もできるので、そのぶん使い方が多彩と言えますし、使いこなせれば結構便利なのでは?という気はします。
関連リンク
Tetra Keyboard|タッチパネルディスプレイ付き!左右分離キーボード:kibidango

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