スタンダードノート 
モバイルノート 
スマートフォン 
ゲーミングノート 
タブレット 
ミニPC 
デスクトップPC 
周辺機器 
サンワサプライがエルゴマウス（エルゴノミクスマウス）「400-MAD」シリーズを発売しました。エルゴノミクスマウスというのは一般的なマウスとは異なり、「マウスを斜め上方向に引っ張った」ような独特な形をしているので、手首が疲れにくい、とされています。
この製品、ワイドバリエーションです。
接続方式ではUSB有線、USB無線、Bluetooth+USB無線の3タイプがあり、さらにマウスの高さで「高め」「低め」の2タイプ、合計で6タイプがあります。
1.接続方式
この画像はBluetooth+USB無線タイプのものですが、なんと「3台切り替え可能」です！この製品のUSB無線タイプとBluetooth+USB無線タイプはUSB Type-Aドングル（子機）とUSB Type-Cドングルの2つが付属しているので、このように複数台のデバイスをワンタッチで切り替えて使うことが可能になっています。Bluetooth+USB無線タイプは「3台」、USB無線タイプは「2台」の切り替えが可能で、USB有線タイプは普通のマウスと同じ「1台のみ」となります。
この画像はUSB無線タイプの底面ですが、このようにUSBドングルを2つ内蔵しています。この構造は1年ほど前からウインタブでも何度か取り上げていて、実機レビューもしていますが、ドングル2つで2台のPCに接続する、というのはアナログな方式ながら、アナログだけに「確実でめんどくさくない」という点で複数台のデバイスを同時に使う人には大きなメリットがあると思います。
2.形状
冒頭に書かせていただいたとおり、エルゴノミクスマウスというのは「普通のマウスを斜め上方向に引っ張ったような形」をしています。この形状により、マウス仕様時に「手首のひねり」が軽減され、疲れにくくなるとされています。
この400-MADシリーズでは「高め」「低め」の2種類があり、高めだと傾斜25度、低めだと傾斜20度になります。あくまでも私の経験上ですが、傾斜が大きいほうがラクなものの、繊細なカーソル操作がしにくくなるので、いきなり傾斜の大きいものにしてしまうと慣れるまでに少し使いにくいと感じるかもしれません。
サンワサプライではマウスの持ち方によって、高めにすべきか低めにすべきか、という提案をしています。
サイズはこんな感じ。マウスとしては大型です。重量はUSB有線タイプが低め106 g・高め122 g、USB無線タイプが低め92.5 g・高め108.5g、Bluetooth+USB無線タイプが低め92 g・高め108 gとなっています。
5ボタン（カウント切り替えボタンを除く）の静音マウス、カウント（マウス操作の敏感さの指標）切り替えは800・1200・1600の3段階と、仕事用で使う上では十分な基本機能を備えています。ただし、ゲーム用としてはカウントがちょっと低いかもしれませんね。また、USB有線タイプは電池や充電は不要、USB無線タイプとBluetooth+USB無線タイプは充電式となっています。電池がいらない、というのは地味にうれしいですね。
3.価格など
サンワサプライ エルゴマウス 400-MADシリーズはサンワダイレクトで販売中で、12月15日現在の価格は下記のとおりです。
USB有線：2,880円
USB無線：3,580円
Bluetooth+USB無線：3,880円
※税込み価格、送料無料
※高め・低めとも同価格
特にBluetooth+USB無線タイプがお買い得と感じられます。まあ、「そんなに何台も接続せんがな」という人も多いと思いますけど…。複数台のPC・タブレット・スマホを同時に使うニーズがある人には面白いんじゃないでしょうか。
また、エルゴノミクス形状に関心があり、ちょっと試してみたい、という人にもいい選択肢になると思います。最初はマイルドに低めタイプで、というのもいいでしょうし、サンワサプライの提案通りのタイプを選ぶというのもありだと思います。
4.関連リンク（サンワダイレクト）
400-MAD（有線・低め）
400-MAD（有線・高め）
400-MAD（USB無線・低め）
400-MAD（USB無線・高め）
400-MAD（BT・USB無線・低め）
400-MAD（BT・USB無線・高め）