ドスパラ GALLERIA GKF1070NF ー 17.3インチゲーミングノート、これがドスパラのハイエンド(実機レビュー)

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はゲーミングノートの実機レビューになります。レビュー機は「ドスパラ GALLERIA GKF1070NF」で、ゲーミングPC市場で強い存在感を持つドスパラのハイエンドマシンとなります。ウインタブではこれまで何度かドスパラのゲーミングノートをレビューさせてもらいましたが、サイトの性質上ハイエンドマシンではなく、エントリー~ミドルクラスのもの(あくまでドスパラ製品としては、です)が中心だったので、ドスパラの「一番いいやつ」をテストできるのは大変光栄だと思っています。
GALLERIA GKF1070NF:ドスパラ公式サイト

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1.スペック

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF スペック表

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まずはスペック表の確認から。CPUはKabylake世代のCore i7-7700HQ、GPUはPascal世代のNVIDIA GeForce GTX1070となっています。まずは、ドスパラ公式サイトに掲載されている、この画像をご覧ください(なお、これは2017年3月15日現在のもので、今後変更される可能性があります)。

ドスパラ ゲーミングノート一覧

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この表にドスパラの考え方が反映されていると思います。横軸にCPUの型番、縦軸にGPUの型番、右上に行くほどハイスペック、ということです。ただ、二次元の表なので、これ以外の要素を「軸」として盛り込むことができず、ディスプレイサイズは小さいものが左に、大きいものが右に配置されています。レビュー機GKF1070NFは当然のように一番右上にあります。

また、3月15日時点だとドスパラのゲーミングノートはKabylake世代のCPUはCore i7-7700HQのみ、それに組み合わされるGPUはGTX1050Ti、GTX1060、そしてGTX1070の3種類です。ノートPC用のGeForceにはGTX1080という最上位モデルが存在しますが、私が確認した限り、他社製品も含め、この記事を書いている時点でGTX1080が搭載されているノートPCは「デスクトップ用のCPUを搭載した製品のみ」が販売されており、ドスパラではGTX1080搭載のノートPCはラインナップされていません。

さて、続いてRAMとストレージを見てみましょう。レビュー機はスペック表と同様にRAM8GB、ストレージが250GB SSD + 1TB HDDが搭載されていましたが、ドスパラ製なのでカスタマイズ余地は大きく、RAMは最大32GBまで、ストレージはもうここには書ききれないくらい多彩に変更可能で、SSD+SSDのデュアル構成も可能になっています。

ディスプレイは17.3インチのFHD解像度で、先日のレビュー記事でも書いたのですが、どうやらドスパラのゲーミングノートは今後17.3インチが主流になるのかな、と感じています。また、このディスプレイはNVIDIAのG-Sync対応です(G-Syncについてはこちらをご覧ください。私が知る限り、G-Syncに対応するゲーミングノートは基本的に上位モデルのみで、先日レビューした「GALLERIA GKF1050TNF」は対応していませんでした)。

スペック表ではこれら以外にも注目すべき点は多いのですが、詳しくは筺体説明のところで。

2.筺体

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 同梱物
同梱物です。冊子類は「はじめにお読み下さい(取扱説明書)」と「各部の名称」を記載した一枚もの、メディアは「PowerDVD」とドライバーなどが入っていると思われるユーティリティディスクが入っていました。あとは巨大な電源アダプターです。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 天板
天板は他のGALLERIAシリーズとよく似た外観ですが素材は金属製のようで、触った感じはひんやりします。17.3インチサイズなので、かなり大きく感じますし、持った感じも重いです(重量は3.7 kgあります)。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 左側面
左側面です。かなり厚みのある筺体であることがわかりますね。ポート類は画像左からフルサイズUSB 3.0が4連発、ライン・イン、ライン・アウト、マイク、ヘッドフォン、SDスロットとなります。USBポートが小さく見えますが、筺体のサイズが大きいのでそう感じるだけです。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 前面
前面(開口部)です。天板の画像左側が汚れているように見えますが、これは私の「手脂」です。すいません…。さて、この面には左右にイルミネーション用のLEDがついています。そして、左側のほうは、

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF LEDインジケーター
ステータスインジケーターも兼ねています。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 右側面
右側面です。こちらには光学ドライブとUSB 3.0ポートが2つですね。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 背面
背面です。大きな排気口がデザイン上のアクセントにもなっていますが、ポート類も多いです。画像の一番左端にぽつんとあるのがケンジントン・ロック、中央に集中しているのは左からMini DisplayPort、USB 3.1 Type-C、HDMI、有線LAN(RJ45)、電源コネクターです。この製品の電源供給関連部品はびっくりするくらいゴツいです。こんなに径の大きい電源コネクターは初めて見ました。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 底面
背面はおそらくプラスティック製と思われます。見た感じ「ほぼ通気口w」なわけですが、画像右下にウーファー(低音用スピーカー)がありますね。また、この製品は底面のカバーを開けないとバッテリーの交換はできません。

私はドスパラの17.3インチのGALLERIAを試用するのは初めてではなく、つい先日「GKF1050TNF」のレビューをさせてもらったばかりなのですが、この製品のほうがさらに大きく感じました。筺体の素材感かな、と思ったのですが、実際のサイズも異なります。

GKF1070NF(この製品):428 × 294 × 48 mm / 3.7 kg
GKF1050TNF(前回製品):400 × 280 × 30 mm / 3.0 kg

この製品のほうがひとまわり大きいですね。特に厚さは全然違います(1.6倍っすね)。圧倒的な感じです。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF キーボード
キーボードです。17.3インチということで、サイズ的にはかなりの余裕があります。先日も書きましたが、ドスパラのゲーミングノートらしく、Windowsキーが右側に配置されます(ゲームの最中に誤って押してしまうのを防止するためです)。当然一般ユーザーには使いにくいと思いますが、この製品はゲーミングノートであり、ドスパラのアイデンティティとも言える部分なので、いい悪いではなく、ユーザーが納得して購入すべきものですね。少なくともウインタブはそう考えますし、そのくらい気持ちに余裕がないと、こういう製品は使わないほうがいいです。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF キーボード拡大
安心して下さい。レインボーカラーのバックライトはちゃんとついています。キートップはフラットです。見た目と裏腹に打鍵感は良好です。いや「普通に打ちやすい」というべきでしょうか。打鍵音も静かですし、いい意味で拍子抜けしますねw もちろん「強打仕様」です。この製品に限らず、ドスパラのゲーミングノートは例外なく非常に頑丈なキーボードを装備していて、ちょっとやそっとの強打ではキーボード面がたわんだりしません。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF イルミコントロール
バックライトのコントロール用にソフトウェアがインストールされています。先日レビューしたGKF1050TNFと同じソフトウェアと思われ、セグメント別に色を変えたりすることができます。

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また、キーボード面の上部にステレオスピーカーがあり、左側に「クイックランチャーボタン」があります。クイックランチャーボタン群の一番上は電源ボタン(点灯してますよね)で、続いて「ディスプレイのオフ」「冷却ファンを最大に」「任意のアプリを起動(ユーザーが割当可)」「バックライトのオン/オフ」となります。ALIENWAREについていた、マクロボタン(ユーザーが任意に操作を割り当てられるボタン)に相当するものはありません。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF
ただし、ショートカットキーを設定するためのソフトウェアはしっかり入ってまして、これを使えば(特にゲーム用に)かなり高度なカスタマイズが可能です。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF ファン調整
あと、ファンの風量についても細かく設定ができます。この製品も本気を出したら相当な風量を出すことが出来ますが、当然騒音も大きくなってしまいます。なので、ユーザー側で最適なセッティングができるのはありがたいことかもしれません。「かも知れない」というのは非ゲーム用途とか比較的ライトなゲームをする場合だと、ファンの風量は基本的には気にしなくていい(PC側で自動的に制御してくれます)んで、このあたりの機能は上級ゲーマー向けの恩恵と言えそうなんですよね。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 正面
ディスプレイは実機を目視する限り、発色、視野角とも良好です。もちろん17.3インチというサイズはノートPCとして圧倒的な迫力があります。

あえて「目視」という表現を使いましたが、この製品はG-Sync対応で、ゲームをする際のレスポンスなどが大きく向上しているとのことです。残念ながら試用期間中にG-Syncの恩恵を感じる機会を作れなかったため、この記事では簡単な機能紹介のみとなってしまいます。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 最大開口
ヒンジを最大開口してみました。ほぼ水平に近いところまで開けます。これは意外…。体が固そうなんだけど、実は柔らかかった、と。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF パームレスト
また、この製品はノートPCとしてはかなりの厚みがあるため。人によってはパームレストを用意したほうがいいかもしれません。このように段差をしっかり埋めることができますから。

3.使用感

この製品はゲーミングノートなので、本来だとゲームの使用感について書くべきなのですが、ウインタブでは「普通のPC」としての使用感を書きます。なお、性能については各種ベンチマークテスト結果を後述します。

大きいサイズと快適なキーボード

17.3インチの大型ディスプレイと、それに合わせ余裕のあるサイズのキーボードが組み合わされているわけですから、いったん設置してしまえば非常に快適です。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF こたつの上で
いくら大きくてもノートパソコンですから、こたつの上に置いてまったり使うこともできます。この製品の性能を考えるともったいない気もしますけど、負荷のかかることをしなければファンの音も小さく、普通のパソコンと全く変わりません。

高音質なスピーカー

スピーカーはノートパソコンの内蔵品としては素晴らしいです。しかし、さすがにオーディオ専用機のようなわけにはいきません。あくまでもパソコンのスピーカーとしてはハイレベルだ、と言っておきましょう。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF
この製品には「Sound Blaster Cinema」がプリインストールされており、細かく音質を設定することが可能です。もし外付けのスピーカーを用意して、サラウンドなどの設定をしっかりやれば、劇的に音響効果が高まるのではないか、と思います。

テンションの上がる筺体

もともと私はデスクトップPCを設置しにくい環境にある人にとって17.3インチのノートパソコンは非常に意義のある製品だと思っています。さらにこの製品の場合、「本気出したら敵なし」くらいの実力がありますので、パソコンとしてできないことはない、くらいの安心感もあります。そしてトドメは「テンションの上がる筺体」です。特にバックライトの設定でおとなしく見せたり、七色に光らせて楽しんだりできます。選択肢がある、というのはいいことだと思いますよ!

4.性能テスト

この製品はGPU搭載のゲーミングノートなので、オンラインゲームのベンチマークテスト、そして3DMarkを実施しています。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF ドラクエベンチ最高品質
参考:
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 18,045
ドスパラ GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 16,156
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): 14,964
ドスパラ GALLERIA QF960HE(Core i7-4710MQ、GTX960M): 12,791
ドスパラ GALLERIA QHF960HE(Core i5-4210M、GTX960M): 10,136

まずはドラクエベンチです。一応過去最高のスコアになりましたけど、このクラスになると、もうドラクエベンチだと正確な性能測定は難しそうですね。つまり、低位のGPUを搭載する製品とのスコア差が2,000だったとして、その2,000という数値は性能差をしっかり説明できているか疑問、という意味です。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF DDONベンチ標準品質
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF DDONベンチ最高品質
参考:
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 9,722、9,364
ドスパラ GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 10,278、–
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): 8,981、8,568
ドスパラ GALLERIA QF960HE(Core i7-4710MQ、GTX960M): 7,677、6,374
ドスパラ GALLERIA QHF960HE(Core i5-4210M、GTX960M): 6,410、6,181
※左から標準品質、最高品質の順。ドスパラ GALLERIA GKF1050TNFはソフトウェア不調により標準品質のみ測定

ドラゴンズドグマオンライン(DDON)のほうでも過去最高スコアです。個人的にはDDONってドラクエよりもはるかにPCのスペックを要求するゲームだと思うのですが、余裕で1万点越えとなっています。ただ、同じドスパラのGTX1050Ti搭載PCと比較してもそれほど顕著な差になっていませんね…。

ドスパラ GALLERIA GKF1070NF 3DMark
参考:
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,257、13,233、29,845
ドスパラ GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,492、6,858、18,179
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): –、5,344、16,987
ドスパラ GALLERIA QF960HE(Core i7-4710MQ、GTX960M): –、4,014、11,109
ドスパラ GALLERIA QHF960HE(Core i5-4210M、GTX960M): –、3,680、10,771
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア(Time SpyはGKF1050TNFのみ測定)

最後に3D Markです。こちらは搭載GPUの差がはっきりと出ますね。同じGTX1070を搭載するALIENWAREとほぼ互角、でもそれぞれのスコアがほんの少し勝ってる、という結果になりました。オンラインゲームのベンチマークソフトは、とても手軽にスコアを測定できるのが便利で、ドラクエベンチなんかはAtom機でも使えるため、ウインタブで重宝しているのですが、GPU搭載のゲーミングノートの場合、やはり3DMarkが一番頼りになるかな、と感じました。

結論として、3D Markのスコアに注目すれば、同じCPU、同じGPUを搭載するALIENWAREとはほぼ同水準の性能で、GTX10シリーズの下位GPUを搭載する製品とは顕著な性能差がある、と言えそうです。

5.まとめ

ドスパラ GALLERIA GKF1070NFはドスパラ公式サイトで販売中で、3月16日現在の価格は税込み248,378円です。この価格はドスパラの「カタログモデル」のゲーミングノートの中では最も高価です。

私は短期間でドスパラの17.3インチゲーミングノートを2機種立て続けにレビューさせてもらう機会に恵まれました。それらの機種の性能だけを切り出して比較すると、上にあげた各種ベンチマークソフトのうち、特に3D Markの結果に性能差がしっかり反映されていると思います。

しかし、私が最も印象に残ったのはベンチマークテストの結果ではなく、筺体品質でした。先にレビューした「GALLERIA GKF1050TNF」も素晴らしくテンションの上がる筺体品質ですが、今回レビューした「GKF1070NF」はそれよりも数段テンションが上がります。基本同じシリーズの製品なんですけど、筺体は全然別物なんですよね。

「テンションが上がる」というのは必ずしも「使いやすい」とか「高級感がある」というのと同義ではありません。筺体説明のところで書きましたが、この製品の大きさ、重さ、ゴツさは半端じゃありません。筺体の厚みなんて、「これでノートって言っていいんですか?」くらいなものです。これらの点は先日レビューしたGKF1050TNFを横に並べると、薄まるどころか、さらに強調されるでしょう。

この製品を買ったら、ゲームをやらなくてはなりません。それが義務だと感じられるでしょう。そういう気持ちにさせてくれる筺体ですし、触っていてニヤリとしてしまうくらいに所有欲を満たしてくれると思います。うん、そう、ガジェット好きの所有欲をきっちり満たせるだけの製品です。それと、「どう使っても他のノートPCには絶対負けない性能」という満足感もありますね。でも、どうせなら満足感で終わらせるのではなく、冷却ファンがフルパワーになるくらいの負荷をかけてやりたくなりますよ、きっと。

6.関連リンク

GALLERIA GKF1070NF:ドスパラ公式サイト

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Comment

  1. 匿名 より:

    GALLERIA GKF1060GFEならハイスペックかつ1.9kg

  2. あき より:

    最近のノートパソコンの進化が素晴らしいですね♪

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