FRONTIER ZN（11th Intel）－ CPUが第11世代になり、Windows 11も選択可能なハイスペック・ゲーミングノート

BTOパソコンメーカーのFRONTIERがGeForce RTX3070を搭載するハイスペックなゲーミングノート「FRONTIER ZN」を発売しました。この製品はFRONTIERのゲーミングノートの中では最上位モデルとなります。

なお、ZNはこの5月にリニューアルされたばかりで、今回のニューモデルはCPUの型番が変更になるなど「マイナーチェンジ」と言える内容なので、この記事では主にスペックと価格についてご説明します。筐体の仕様等についてはこちらの紹介記事をご覧ください。

FRONTIER ZN（2021）－ GeForce RTX3070を搭載する高性能なゲーミングノート。注文時の構成カスタマイズにも対応

1.FRONTIER ZN 概要

スペック表

ベースモデル

・RAM16GB/512GB SSD
・RAM16GB/1TB SSD
・RAM32GB/1TB SSD

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FRONTIERはBTOパソコンメーカーなので、注文時にシステム構成のカスタマイズができます。標準搭載のOSはWindows 10 Homeで、Pro版が選べるほか、Windows 11も選択可能です。CPUは第11世代（Tiger Lake-H）のCore i7-11800Hで、CPUが第10世代から第11世代になった、というのが2021年5月のモデルからの最大の変更点と言えます。

GPUはGeForce RTX3070です。FRONTIERではRTX3080搭載ノートは扱っていないため、このZNがノートPCとしてはトップモデルということになります。

RAMは16GB/32GB/64GBを選択可能で、従来モデルに設定のあったRAM8GBはなくなりました。個人的にはFRONTIERらしい良心的な判断だと思います。いまどきRTX3070とRAM8GBという組み合わせって、どうかと思いますもんね。

ストレージは標準搭載のSSDで最大2TBまで増量できますし、別途NVMe SSDを追加することもできます。また、下位モデルでは設定のあるHDDはZNでは選べません。

ディスプレイは15.6インチのFHD解像度、ノングレアタイプで、リフレッシュレートは144 Hzです。さすがにこのクラスのゲーミングノートでリフレッシュレート60 Hzというのはないですよね…。

入出力ポートは従来モデルから少し変更されています。USB Type-CポートがThunderbolt 4になりました。…余談ですが、FRONTIERが開示しているスペック表だと「USB Type-C 3.2(3.1/3.0) Gen2 (Max 10Gbps)、Thunderbolt 4対応」となっていて、私今まで「Thunderbolt 4ならばUSB4」だと思っていたので、少し驚きでした。あと、Thunderbolt 4でデータ伝送速度10Gbps、というのもちょっと意味がわかりません。こういう表記方法ってあるんですね。

それと、従来モデルにあったmicroSDカードリーダーが廃止されました。まあ、そんなに使用頻度は高くないんでしょうが、ちょっと残念かも。

筐体サイズについては従来モデルから変更がありません。

2.FRONTIER ZN 価格など

FRONTIER ZNはFRONTIER公式サイトで販売中で、11月21日現在の価格は税込み229,800円から、となっています。この製品は最低価格のモデルでもRAM16GB/512GB SSDという構成なので悪くはありませんが、RAM32GB/1TB SSDという上位モデルが249,800円と、「プラス2万円で一気に大容量」になりますので、どうせ買うなら上位モデルかな、と感じますし、このスペックであれば長く愛用できるのではないかと思います。

3.価格など

ZNシリーズ（11th/RTX3070）：FRONTIER