
GPD社の正規代理店、株式会社スリーワンが運営する「デントオンラインショップ」にてポータブルゲーミングPC「GPD WIN Max 3」の国内予約販売を開始しました。GPD WIN Max 3はトップ画像にあるようにキーボードを備えた「ノートパソコンタイプ」の小型PCで、CPUにRyzen AI Maxシリーズ (Strix Halo)を搭載しています。
1. スペック
スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen AI Max+ 395/Ryzen AI Max+ 388 |
| RAM | 32GB/64GB/128GB (LPDDR5x-8000) |
| ストレージ | 1TB/2TB SSD (M.2 2280 PCIe 4.0 ×4接続) ※M.2 2230 PCIe 4.0 ×2接続の空きスロット×1 |
| ディスプレイ | 9.06インチAMOLED (2,400×1,504) 165Hz、タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
| ポート類 | USB4 Type-C、USB 3.2 Gen 2 Type-C USB Type-A ×2、HDMI 2.1 microSDカードリーダー、オーディオジャック |
| カメラ | 500万画素、顔認証対応 |
| バッテリー | 着脱式97Wh |
| サイズ | 207×147×34mm (モジュールなし) 207×180×34mm (モジュールあり) |
| 重量 | 本体:約815g / バッテリー:約405g バッテリー装着時:約1,220g / 冷却モジュール:約170g |
バリエーションモデル
・Ryzen AI Max+ 388/32GB/1TB
・Ryzen AI Max+ 388/64GB/2TB
・Ryzen AI Max+ 395/128GB/2TB
2. OS/CPU/RAM/ストレージ
OSはWindows 11 HomeでCPUはRyzen AI Maxシリーズ (Strix Halo)のRyzen AI Max+ 388/Ryzen AI Max+ 395です。いずれも「ユニファイドメモリ (CPU/GPU/NPUの3つが同じメインメモリを広大なグラフィック用領域VRAMとして共有する仕組み)」に対応しているので、大規模なAIモデルや重い3Dデータの処理をコンパクトなPCでもスムーズに行えるようになります。
RAMはRyzen AI Max+ 388モデルが32GB/64GB、Ryzen AI Max+ 395が128GBです。LPDDR5x、つまりオンボードメモリなので購入後の増設・換装はできません。SSDは1TB/2TBの2種類ですが、1TBはRyzen AI Max+ 388のRAM32GBモデルのみに設定されます。

SSDについてはM.2 2230の空きスロットがありますので、購入後の増設は可能です。
3. ディスプレイ

ディスプレイは9.06インチの有機EL、解像度は2,400×1,504と高く、リフレッシュレートも最大165Hzです。また、4,096段階の筆圧 (MPP 2.0方式)に対応するペン入力も可能です (ペンは別売り)。GPD WIN Max 3のディスプレイはゲームはもちろん、コンテンツクリエーションやビジネスにも適した仕様だと思います。
4. 筐体

GPD WIN Max 3はモジュール方式を取っており、「バッテリーモジュール (同梱)」と「冷却モジュール (オプション)」の接続が可能です。モジュールなしでも動作しますが、その場合は「電源接続必須」となります。
GPD WIN Max 3は本体に2つの冷却ファンを内蔵していますが、冷却モジュールにも2つのファンがあり、さらに冷却性能を高めることができます。なお、冷却モジュール接続時は最大110W動作に対応する電源が必要となります。

キーボードです。上部中央にタッチパッド、左右にゲーム用のスティックやボタンが配置されています。

当然ですが筐体後部にはトリガーボタンも搭載しています。


5. 価格など
GPD WIN Max 3は12月下旬の発売予定で、デントオンラインショップとAmazonで予約販売がスタートしています。価格は下記の通り。
・Ryzen AI Max+ 388/32GB/1TB:305,000円
・Ryzen AI Max+ 388/64GB/2TB:395,000円
・Ryzen AI Max+ 395/128GB/2TB:695,000円
※先行予約価格
※先行予約特典として冷却モジュールが付属
ゲーム専用機としてはよくあるキーボードレスのハンドヘルド型のほうが使いやすそうですが、「モバイルノートPCとしても活用したい」のなら、このGPD WIN Max 3がいいのではないか、と思います。…しかし、さすがにお高くなりましたねー。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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