こんにちは。ひつじです。そろそろ今年を振り返る時期になってきましたね。ウインタブのライターとして参加させて頂いたのが今年の6月頃だったわけなんですが、私事含めて本当に色々あった半年間でした。はてさて、歳末特集ということで、ライター毎にお気に入りガジェットを挙げてみたいなあと思います。基本的には実機レビューしたものからチョイスしますが、どうせだし個人的に購入したものも混ぜてみようかなと。
目次
1.AiPower Wearbuds
イヤホン系では一番音質が良かったのがこれです。スマートウォッチに収納するという個性にある意味マスクされてしまっていますがスマートウォッチ抜きでも音質面で同価格帯の製品と戦えるクオリティです。音のバランスは少し低音が強めですが、「フラットの範囲内で」と前置きを付けても問題ないレベルでしょう。また解像度も高いです。惜しむらくは少し素材固有の音が出ている点くらいでしょう。(この音調の癖でドラムのタムやスネアの振動膜がポリエステル系の音に寄りがちです)
もちろんワイヤードイヤホンの高級品(Etymotic Research ER-4SとかJVC HA-FX1100とか)と比較してしまうと可哀想なわけですが完敗かと言われるとそうではなく、音場表現においてはそういった機種の多くを凌駕出来るだけの実力もあるんですよね。
イヤーチップが好みで選べないといった気になるポイントもありますがそれでもサブのワイヤレスイヤホンとして愛用しています。ちなみにメインはSol RepublicのSHADOWを使用しているのですが、これはアウトレットで6000円前後なので紛失しても痛くない、という理由からです。音質はWearbudの方が上。ただ紛失が怖い…。
スマートウォッチ部分に関しては少し誤動作が多いかな、という印象はありますがひつじ自身、スマートウォッチを複数持っているわけではないのでこんなものな気もしています。見た目も分厚さからくる野暮ったさこそあれど、許容範囲だと思います。
AiPower Wearbudsへのリンク:
Wearbuds by Aipower
ウインタブ実機レビュー:
Wearbuds レビュー - 「ワイヤレスイヤホン+スマートウォッチ」を速攻でテストする。イヤホンの音質は侮れない!(実機レビュー)
2.Rigal RD-819
プロジェクターはいいものだな、と認識しました。元々ひつじ自身プロジェクターは「欲しいけど高すぎて手が出ない」というジャンルの製品でした。FHDでも国内だと5万円は用意しないと厳しい、というのが実態でしたし。使用頻度も正直見えない。レビューきっかけではありますがこの高コスト製品ジャンル、という同様の認識を持っている検討者に一石を投じられていたらいいな、と思っています。ちなみに使用頻度は手元に実機があれば勝手に上がります。
製品そのものとして手放しでお勧めできるかと聞かれたらちょっと答えに詰まります。RD-819以外にも.TAOさんがレビューしたTOPRECIS T8など、良い製品と思われるものはたくさんあるからです。逆に言えば少ない予算でもちゃんと機器を選択できることはありがたいですよね。また、投影方式の面でも当面は変革がないだろう、とみています。有機ELはプロジェクターとして扱うには発光量が小さいので。MicroLEDなら可能性はありそうですがまだまだ未来の話。そういう意味でも買い時として悪いとも思いません。
一方で国内メーカーのみならずBenQやViewSonic、LGなどはプロジェクター分野でもかなり精力的ですが、スマホ並みに「中国系メーカー」の恐ろしさを感じた、ということも感想として付記させてください。
banggoodへのリンク:
Rigal RD-819:banggood
ウインタブ実機レビュー:
Rigal RD-819 レビュー - ほぼ20,000円ながらFHDのプロジェクター!妥協点はあるけれど、普通に使えますよ!
3.ASUS ZenBook 15 UX534FT
実機を触るとどんな機種も少なからず欲しいと思ってしまうものなのですが、それが一番強かったのはこのZenBook 15でした。勿論細かい不満もなくはないんです。ディスプレイは色調面でより優秀な機種もいるでしょう。また、テンキーとスクリーンパッドの関係性は見直しをした方が良いような気はします。
ただこの機種で印象的だったのはまずスピーカーの音質です。ひつじ自身、音楽を作りますしオーディオも好きです。そしてこのZenBook 15の音質が「ノートパソコンを超えている」とは言いません。だってノートパソコンだから。しかしイコライジングで周波数特性だけを整えてそれっぽく聴かせて、このイコライジングにオーディオメーカーの名前を付けて責任は丸投げ、という機種の多い市場にあって、与えられている環境でどうすれば的確な音表現ができるのかを会社としてちゃんと向き合った製品なんだろう、ということが伝わります。結果としてこのスピーカーの音質は「使える」ものに仕上がっているんですよね。また、このスタンスはスピーカーだけでなく他の要素隅々にまでいきわたっていると感じます。
トータルとして所有欲を満たしてくれる製品でもあり、「本気で買うか悩んでます」は嘘ではありません。本当に良い機種でした。
ASUSへのリンク:
UX534FT-A9012TS(Core i7/RAM16GB/512GB SSD※)
ウインタブ実機レビュー:
ASUS ZenBook 15 UX534FTレビュー - これ、本気で買うか悩んでます。堅実な出来に独自要素。ガジェット好きはこういうの絶対欲しいはず!(実機レビュー)
4.Unihertz Atom
読者投稿として初めて記事作成をした機種がこいつです。クラウドファンディングで物を買ったのも何気に初でした。
現在はandroid 9にバージョンアップ済み。スマホとしてはあまりに小型で使い勝手に響いてしまっているものの、驚くほど挙動はスムーズなんですよね。ゲームやSNSなどを使用しない人にとってはメリットの方が強い機種になるんじゃないでしょうか。大きさ以外の不満はカメラ画質位です。ちなみに後日談として、ひつじはスマホ2台持ち体制の必要がないので活躍の機会が少ないおもちゃと化していますがサブスクリプション系アプリを活用して音楽を聴くとか、スマートホーム系アプリを集約して常時携帯しておく、みたいな使い方をしてみたいなーとは思っています。
個人的には3,5インチ位の端末もいいと思うんですけどねー。なかなか出ないんですよね。Palm PhoneとK-Touch i9S位か…。後者は使用者のレビューを見ていると怖いんですよね…。Unihertzさん、出してくださーい!笑
Unihertzへのリンク:
Unihertz
ウインタブ実機レビュー:
Unihertz Atom レビュー - 小さいながらチープではない筐体、意外になんでもできる性能、メインスマホとしても使えそう!…文字入力以外はね。(読者投稿:ひつじさん)
5.Philips Hueシリーズ
自分で買っているものからの紹介です。スマートホーム関連の記事を作成した通り、割とこの手のガジェットを積極購入しているのですが、なんだかんだでホワイトグラデーション4つ、フルカラー1つ、E17ソケット対応ホワイトシングルランプ1つ、Hue go1つ、Hue Playライトバー2本セット1つ、それからディマースイッチとブリッジと数は増えてきましたね。あとはテープタイプも欲しい…。
ただ正直言って結構Hueシリーズってお値段が高めだし、国内流通していない製品がちらほらあるのも辛いところなんです。具体的にはHDMISyncBoxとかエジソン電球タイプとかキャンドル型電球とか。特にエジソン電球タイプはスマートライト系ではかなりレアなので欲しいんですけどねー。
であるにも関わらずなんで買いそろえるかというと「快適だから」これに尽きます。使い勝手の良さはもちろん、アロマなどと同様に癒し効果が結構高いんですよね。LED電球も長い目で見れば消耗品ですが、それでもアロマオイルを乱用するより経済的です。アロマオイルは小瓶1つで電球1つ位の金額が飛ぶので。あれ?経済的なのか?と一瞬騙されちゃいます。
それとこれはLED電球に共通する部分なのですが、白熱灯や蛍光灯に比べてそもそも体への負担が軽い気がします。恐らく目で認識できていない「ちらつき」って結構負担になっていたんだな、と。初めてLEDに光源を変えた時、随分と肩が軽くなったのを今でも思い出します。
ちなみにIKEAのトロードフリもHueブリッジとアプリで管理できるらしいですね。聞いてないぞー!Philips-!
Philipsへのリンク:
フィリップスが提供するワイヤレスでスマートな照明 | Hue の紹介
ウインタブ関連レビュー:
賃貸ルームをスマートホームっぽくしました。感想とか所感を交えてスマートホームについて説明します(ひつじ)
6.まとめ
「気に入った」は上記の通りなのですが「気になった」だとOnePlus7Tpro、R.O.G.PhoneII、Ryzen 7-3700X、RTX2070Super、Google Nest Hub Max、Amazon Echo Studio、mornin’ plusでしょうか。多いですね…。Google Nest Hub Maxは出来ることが大きく増えているんですよね。また話は変わりますがGoogle Home Miniディスコンに代わって2世代目と言える新機種が出ていることも気がかりです。どうなっていくのだろう、とワクワクしますし、終息品だと分かっていてもGoogle Home Miniが3,000円程度で手に入る現状は悩ましくもあります。こういった「新世代品」も含めたGoogle Nestシリーズ(Homeシリーズ)は機会があればレビューしたいと思っています。
今年は色々と新鮮な経験の多い一年でした。今後もライターとして色々な製品レビューが出来たらなあと思っています。(ビジネス製品から二ッチなものまで何でもこなす雑食系ライターになれたらいいなあ。)
至らない点もあるかとは思いますが、今後ともご指導のほどよろしくお願いします!
7.関連リンク
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