MSI Modern 14 B11MO-3005JP － MSIの14インチモバイルノートにCore i5-1155G7搭載で8万円台のニューモデルが加わりました！

MSIがモバイルノート「Modern 14シリーズ」にTSUKUMO限定のニューモデルを追加しました。Modern 14シリーズはウインタブでも実機レビューをしたことがありますが、「MSIらしい」高い性能に加え、薄型で美しいデザインが魅力の製品です。また、今回追加されたB11MO-3005JPは「なにしろ安い！」です。

なお、これからご紹介するニューモデルとはスペックが異なりますが、筐体の構造等は参考になると思いますので、こちらのレビュー記事も合わせてご覧ください。
MSI Modern 14 B10Rの実機レビュー － コンパクトなモバイルノートながらCore i7とGeForce MX330を搭載！精悍なブラックボディがステキ！

1.Modern 14 B11MO 概要

スペック表

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Modern 14シリーズはかなりのワイドバリエーションですが、この記事ではTSUKUMO限定モデルである「B11MO-3005JP」に絞ってご紹介します。

CPUは第11世代のCore i5-1155G7です。同世代で最もよく見かけるCore i5-1135G7よりもクロックスピードが若干高くなっており、そのぶんパフォーマンスもやや高めです。RAMは8GB、ストレージは512GBという構成ですが、ご注意いただきたい点があります。

MSIの開示ではCPU内蔵のGPUが「Intel UHD Graphics」となっており、Iris Xeではありません。これはRAMが「8GBのシングルチャネル」であることが理由と思われます。個人的には「このまま使うのは非常にもったいない」と感じます。この製品はRAMに空きスロットが1つある状態で販売されますし、TSUKUMOは「MSI公認サポート店」ですから、容易にRAMを増設できます。そうすると内蔵GPUがIris Xeになるはずですので、大幅なパフォーマンス改善ができると思います。

この記事執筆時点でTUSKUMOには製品ページがありませんでしたが、ウインタブ読者は購入の際に「RAMを16GB以上に増設してもらう（有料）」ことを強くおすすめします（MSI製品はDIYで筐体内部を開口すると保証が切れてしまいますが、公認サポート点が作業する場合は保証が切れません）。

ディスプレイは14インチサイズで解像度はFHDと、このクラス（10万円前後）のモバイルノートとしては標準的です。MSIのスペック表には「IPS」という表記がありませんが、過去の実機レビュー経験に基づき、ほぼ確実にIPS相当の液晶が使われていると思います。ディスプレイ面は左右のベゼル幅が細く、これだけでもスタイリッシュに見えます。

通信周りではWi-Fi6に対応し、入出力ポートもUSBが3つ、HDMIにmicroSDカードリーダーと、このサイズの製品としてはまずまず、という感じです。

B11MO-3005JPの筐体色はカーボングレイ。天板にはゲーミングノートでおなじみのドラゴン・ロゴではなく、ビジネスPC向けのロゴが描かれています。筐体素材はアルミ合金製です。

2.Modern 14 B11MO 価格など

Modern 14 B11MO-3005JPはTSUKUMO限定販売で、6月8日に発売されます。この記事執筆時点だとTSUKUMOに製品ページが出来ていませんが、MSIの発表によれば価格は税込み84,800円前後とのことです。

Modern 14のCore i5モデルが84,800円というのは非常にお買い得ですね。上に書いたように、ウインタブ読者がこの製品を購入される場合は「RAMを16GB以上に」されることを強くおすすめしますが、それでも10万円を大きく下回る価格になるだろうと思います。

強そうなデザインのゲーミングPCを多く手掛けるMSIですが、この製品はビジネスマシンとして、とても美しいデザインになっていますし、筐体の質感も高いです。そして、MSIだけにパフォーマンスも期待を裏切らないことでしょう。

3.関連リンク

Modern 14 B11S：MSI公式サイト 製品紹介ページ
TSUKUMO トップページ
※6月1日現在、Modern 14 B11MO-3005JPの販売ページは出来ていません