Lenovo Legion 7i Gen 9 16 － 第14世代のCore-HXを搭載、3.2K解像度のディスプレイも選べるゲーミングノート

レノボがゲーミングノート「Legion 7i Gen 9 16」を発売しました。ハイエンドモデル「Legion Pro 7i Gen 9 16」の下位に位置するモデルで、CPUには第14世代のCore i9を、GPUにはGeForce RTX4070の搭載が可能で、Legion Pro 7i Gen 9よりも薄型・軽量です。

1.スペック

スペック表

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Legion 7i Gen 9 16は注文時の構成カスタマイズに対応します。CPUは第14世代のCore i7-14700HX/Core i9-14900HXから選択可能、GPUはGeForce RTX4060/RTX4070を選べます。上位モデルのLegion Pro 7i Gen 9はCPUがCore i9-14900HXのみ、GPUはGeForce RTX4080/RTX4090ですから、ワンランク下の型番が搭載されている、ということです。

RAMは16GB/32GB、SSDは512GB/1TBから選択可能で、ディスプレイも2種類が用意されます。16インチのIPS液晶で「2,560 × 1,600解像度、リフレッシュレート240Hz、 HDR400, 100%sRGB, 500nit」と「3,200 × 2,000解像度、リフレッシュレート165Hz、100%DCI-P3, 430nit」があり、私はリフレッシュレート165Hzと240Hzの差が識別できませんので、後者のほうが魅力と感じられますが、FPSやレースゲームなどをされるならより高いリフレッシュレートの前者のほうがいいと感じるかもしれません。両者とも発色品質は高く、価格差は定価ベースで5,500円、セール価格ベースでも5,000円強です（3,200 × 2,000解像度のほうが高い）。

2.筐体

筐体はアルマイト加工のアルミニウムで筐体色はエクリプス・ブラックのみ。海外仕様ではホワイト（Glacier White）も設定されていますが、この記事執筆時点だと日本仕様は1色のみです。ヒンジがやや前方に取り付けられた、Legionらしいデザインです。

また、この筐体はゲーミングノートとしては薄型ですね。最厚部でも2センチを切っています。ただ、そのぶんLegion Pro 7i Gen 9のようにM.2 スロットの空きはなく、「有線LANポートもない」です。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84 キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む、テンキー含まず)、JIS 配列、RGBバックライト・キーボード」と開示されています。また、この画像はレノボ米国サイトにあったもので、実際の製品では右下（Spaceキーの右）のCtrlキーがCopilotキーになっています。

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側面・背面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で5つ、うち1つがThunderbolt 4、HDMIも2.1と高規格ですが、上にも書いた通り、有線LANポートがありません。…これ、どうなんでしょう…。

3.価格など

Lenovo Legion 7i Gen 9 16はレノボ直販サイトで販売中で、3月9日現在の価格は220,198円から、です。注文時に広範な構成カスタマイズができますので、RTX4080とか4090までは不要、と考える人には有力な選択肢になるのではないでしょうか。Legion 7シリーズは「Pro 7iがRTX4080/4090、7iがRTX4060/RTX4070」と、ある意味わかりやすいラインナップだと思います。

4.関連リンク

Legion 7i Gen 9(Intel)：Lenovo