HP Pavilion x360 － 米国で新型発表！11.6インチ、13.3インチ、15.6インチの3サイズ！

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。HPが米国でキーボード非分離・ディスプレイ360度回転型の2 in 1、「Pavilion x360」のニューモデルを発表しました。X360は日本でも販売されているので、ニューモデルも日本で発売される可能性が高いと思われます。

1.スペック

OS：　Windows 10
CPU：　Intel Celeron、Pentium、最上位Core i7
RAM:　最大16GB
ストレージ：　最大512GB SSD（モデルによって1TB HDD搭載可）
ディスプレイ：　11.6、13.3、15.6インチIPS（HDもしくはFHD）
ネットワーク：　 802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 4.0

X360についてはスペック表が公開されておらず、各モデルの詳細スペックはわかりませんが、テキストベースで説明されている特徴として、

・Bang & Olufsenのサウンドシステム搭載
・11.6インチと13.3インチは従来型に比べ12%～14%薄型化
・11.6インチは重量1.32 kg、厚さ19.3 mm
・13.3インチは重量1.58 kg、厚さ19.8 mm
・15.6インチは重量2.3 kg、厚さ23.9 mm
・13.3インチと15.6インチにはフルサイズキーボードを採用、キーストロークは1.5 mmを確保
・11.6インチの価格は379.99ドル（約41,000円）から、5月15日発売
・13.3インチの価格は479.99ドル（約51,500円）から、5月29日発売
・15.6インチの価格は579.99ドル（約62,000円）から、5月25日発売

ということが挙げられます。とはいえ、システム構成などがはっきりしない以上、価格が高いとか安いとかは言いにくいですよね。日本で販売されている現行モデルは実売価格が5万円台後半で、米国での価格が319.99ドルから、ということを考えると、ニューモデルの日本での価格は5万円以上にはなりそうです。

2.筐体

筐体はデザインが一新されました。キーボード非分離・ディスプレイ360度回転式、という製品コンセプトは変わりませんが、前身機がカラフルなデザインだったのに対し、高級感を増した感じです。

この通り、「メタルな感じ」になっていて、よりビジネスノートっぽい雰囲気になりましたね。前身機がややプラスティッキーでクラウドブックっぽい雰囲気があったのとはがらりと変わっています。

この画像を見ると、11.6インチ、13.3インチ、15.6インチの製品のデザインはほぼ同じであることがわかります。

このタイプの製品で共通して使われている「4つのスタイル」の打ち出しは相変わらずです。

これを見るとUSB 3.0 × 2、USB 2.0 × 1、そしてHDMIにSDスロットが装備されていることが分かります。拡張性は十分、というところでしょうか。

3.価格と発売時期

米国における価格と発売時期は上に記載の通りです。でも、スペック表が公開され、それと価格を付け合わせてみないと何とも言えない、というのが現状です。CPUをとっても、下はCeleronから上はCore i7までバリエーションがありますしね。

記事の冒頭で日本発売の可能性は高い、と書きましたが、X360という製品、あまり見聞きしないよね、というのもあります。つまり「あんまり売れてないのでは？」ってことですね。またHPのタブレットなどは米国で非常に魅力的な製品が販売されているのに日本ではいくら待っても発売されない、というのもあります。

特に13.3インチでこのタイプの2 in 1はビジネス用途でもかなり使い勝手がいいような気がしますし、競合も多いとは言えないので、ぜひ日本でも販売してもらいたいですね。また、新顔の15.6インチについてもDELLのInspiron 15とLenovoのYOGAシリーズの対抗機種としての期待があります。でもHPのペースだと日本発売は秋くらいなのかなあ…。

4.関連リンク

HP Inc. Delivers Amazing Design, Function and Power in Beautiful New Pavilion PC Line-up：米国HP プレスリリース（英語）
HP Pavilion x360：米国HP 製品ページ