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OPPO Reno 10x Zoom ー Snapdragon 855と10倍ズームカメラを搭載したOPPOの最新フラッグシップモデル(かのあゆ)

OPPO Reno 10x Zoom
こんにちは、かのあゆです。OPPO Japanは7月4日に新製品発表会を開催し、かねてより投入を予告していた「Reno」シリーズ第一弾となるハイエンドスマートフォン「Reno 10x Zoom」を日本国内向けモデルとして投入することを発表しました。グローバルでは4月に発表されているRenoシリーズはSnapdragon 710を搭載するスタンダートモデル「Reno」とSnapdragon 855を採用し、10倍ズームに対応するアウトカメラを搭載したハイエンドモデル「Reno 10x Zoom」の2モデルが存在していますが、今回日本国内に投入されるモデルは「Reno 10x Zoom」のみとなります。

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1.スペック

OPPO Reno 10x Zoom スペック
OSはAndroid 9 Pieをベースに開発されたOPPOカスタムUIの「Color OS 6」が搭載されています。

搭載しているCPUはQualcomm Snapdragon 855で、RAMは8GB、ストレージは256GBと今年のフラッグシップクラスのスペックとなっており、昨年発売されていた同じOPPOのFind Xでは対応していなかったMicroSDカードによるストレージ拡張もサポートします。

また冷却ゲル、三層グラファイト、ヒートパイプ冷却システムを組み合わせることにより、負荷がかかった際にも発熱を抑えてパフォーマンスの低下を抑えることが可能です。Color OS 6自体にもしばらく使用していないアプリを自動停止する「AI アイスボックス」やゲームの状況に応じてフレームレートを調整する「フレームブースト」といった機能が備わっているため、PUBG Mobileなどの重量級ゲームのプレイも快適にこなすことができそうです。

ディスプレイは6.6インチサイズで解像度は2,340×1,080となっており、表示の美しいAMOLEDパネルを採用しています。Renoではインカメラが本体格納式となっているため、ノッチレスデザインを実現しており、画面占有率は93.1%とほぼ全画面ディスプレイともいえる広さを実現しています。

カメラはイン16MP、アウト48MP+8MP+16MPという構成で、アウトカメラに関しては10倍ハイブリットズームに対応したことにより、遠くの被写体でも美しい写真を撮影可能です。劣化がないのは10倍までとなりますが、アウトカメラ自体はHuaweiのP30 Proを上回る60倍までのデジタルズームにも対応しています。

さすがにここまでズームするとかなりぼやけてしまうので実用的に使えるのは10倍までと考えたほうがよさそうですが、それでもある程度離れた被写体をきれいに撮影したいときには大いに活躍してくれそうです。またAIによるシーン自動識別はもちろんのこと、夜景をきれいに撮影できるナイトモードも搭載されています。

指紋認証センサーはOPPO Find X同様ディスプレイ埋め込み式タイプのものを搭載しています。オーディオ面ではステレオスピーカーを内蔵し、ハイレゾ音源の再生をサポートするほか、Dolby Atmosによるバーチャルサラウンド機能にも対応します。

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バッテリー容量は4,065mAhで、OPPO独自の急速充電規格の「VOOC 3.0」に対応することことにより、フル充電にかかる時間は80分程度と高速化を実現しています。ただし、日本国内では今のところOPPO独自規格であるVOOCに対応したモバイルバッテリーが発売されていないため、この恩恵を受けることができるのは付属しているACアダプター経由での充電時のみというのが残念な点でしょうか。

2.デザイン

Oppo Reno 10x Zoom 前面
Reno 10X Zoomでは昨年のFind X同様インカメラが本体内蔵式となっており、使用しないときには本体内に格納されているため、完全ベゼルレスデザインを実現しています。

ピポットライジングカメラ
カメラの自動ポップアップの仕様はFind Xから変更されており、ディスプレイ上部から斜めにせり上がってくる仕様に変更されています。OPPOではこの形式のポップアップカメラを「ピボットライジング」と名付けています。

気になる耐久性能ですが、一日100回の利用で5年程度耐えられるとされており、落下検知システムも搭載されているため、この辺に関しては安心してもよさそうです。

OPPO Reno 10x Zoom 背面
背面には光沢の美しい多層仕上げを採用しており、フラッグシップモデルにふさわしい所有欲を満たす美しいデザインです。またアウトカメラ下部に「Oドット」と呼ばれる突起があり、端末を平らな場所に置いた際にカメラや背面全体が傷つきづらいよう配慮されています。

背面の素材には傷に強いコーニング社の強化ガラス「ゴリラガラス5」を採用しています。

OPPO Reno 10x Zoom カラーリング
カラーは「ジェットブラック」と「オーシャングリーン」の2色が用意されます。

3.まとめ

OPPO Reno 10x Zoom
OPPOの新ブランド「Reno」製品第一弾となるReno 10x Zoomは7月12日より各家電量販店、Amazon.co.jp、MVNO各社より99,800円(税抜)で販売開始となります。

Reno 10x Zoomの投入自体はグローバルモデルの発表時点ですでにOPPO Japanの公式Twitterで予告されていましたが、ついに正式発表となりました。価格設定自体はSIMフリースマートフォンとしては高めの設定ではあるものの、「カメラフォン」を手かけてきたOPPOらしく10倍ハイブリットズームやナイトモードに対応するなど、スマートフォンのカメラとしてはかなり期待できるものになっているうえに、スマートフォンとしての性能自体もQualcomm Snapdragon 855を搭載するなど間違いなく今年のハイエンドモデルそのものなのでこの価格設定も納得できます。

おサイフケータイに対応していない点は残念ですが、それを差し引いてもOPPO最新のフラッグシップスマートフォンとなるReno 10x Zoomは長く使っていけるであろう一台に仕上がっています。

4.関連リンク

OPPO Reno 10x Zoom : OPPO Japan

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