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LG K50 - キャリア販売スマホとしては珍しいMediaTek CPU搭載のミッドレンジ・モデル(かのあゆ)

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こんにちは、かのあゆです。今年はキャリアモデルでも今までのように高額なハイエンドモデルを大幅に割り引いて販売することが難しくなったため、3~4万円のミッドレンジクラスの端末が投入されています。LGがソフトバンク向けに投入する「K50」もその中の一台になりますが、キャリア向けスマートフォンとしては珍しくMediaTek製CPUを採用しています。

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1.スペック

LG K50 スペック
搭載CPUはLGやキャリアの商品ページでは「MT6762」として表記されているMediaTek Helio P22です。

これはグローバル市場ではXperia L3などに搭載されているミッドレンジ向けCPUになりますが、日本国内で搭載端末が登場するのはこれが初めてになります。

また国内でもSIMフリースマートフォンでは採用されていることが多いMediaTek製CPUですが、キャリアモデルではQualcomm Snapdragonを採用することが多く、そういう意味でMediaTek製CPUを搭載するK50は珍しい例です。

Antutuベンチマークのスコアは75,000点程度で、他社ミッドレンジと比べると控えめな性能になっているため、PUBGなどの重量級ゲームのプレイは設定を落としても厳しいでしょうが、SNSやWEBブラウジングを行ったり動作が軽めなゲームをたまにプレイする分には十分なスペックです。

RAMは3GB、内蔵ストレージは32GBという構成で、他社ミッドレンジモデルの多くが4GBになっていることを考えるとちょっと少なめに思われます。極端に少ないというわけではありませんが、(使い方にもよりますが)バックグラウンドで動作しているアプリを終了するなどの気配りをしないとメモリ容量的に少し窮屈かもしれません。

ディスプレイ
ディスプレイサイズは6.26インチで、解像度は1,520×720(HD)です。低価格ミッドレンジクラスのスマートフォンとしては平均的な解像度で、特に画像表示に粗さが目立つとわけでもなく、必要十分なものかと思います。

カメラはイン13MP、アウト13MP+2MPで、アウトカメラは13MPのカメラがメインで2MPのカメラはポートレート撮影用のものです。AIによるシーン識別機能も搭載されており、シーンに応じて自動的に撮影モードを設定してくれます。

バッテリーは3,500mAhです。メーカーでは一般的な利用方法で最大4日持つことをうたい文句にしており、バッテリー稼働時間の長さも期待できそうです。

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MediaTek CPUといえば独自の急速充電規格である「Pump Express」がありますが、K50に関してはキャリア・メーカー両サイトに対応の表記がありません。

最も他社キャリアモデル同様、K50でもACアダプターは別売となっており、ソフトバンクではPump Express対応のアダプターを取り扱っていないため、K50がサポートしていたとしても使えないと思ったほうが良いかもしれません。

おサイフケータイ・ワンセグといった国内独自仕様には残念ながら対応していません。

2.デザイン

LG K50
前面ディスプレイにはティアドロップタイプのノッチを採用しています。今年になってこのデザインも一気に普及しましたね…。ベゼルも全体的にかなり狭めになっていますが、下部は広めになっています。

背面はLG製のフラッグシップスマートフォンであるV30によく似たデザインで、鏡面加工されていることもあって高級感のあるものになっています。

LG K50
カラーは「スペースブルー」と「プラチナシルバー」の2色が用意されます。

3.まとめ

LG K50はソフトバンクより7月上旬に発売予定で、端末一括価格は現時点では発表されていませんが、おそらくミッドレンジクラスの製品であることから3~4万円台に収まる価格で購入できるようになるのではないでしょうか。

前述の通りMediaTek製CPUはSIMフリースマートフォンでは国内でも採用例が多いものの、キャリア端末に関してはQualcomm Snapdragonを採用することが多く、今回発表された端末も現在発売延期となってしまったHuawei製品とLG K50を除けばすべてSnapdragon搭載機となっているため、その意味でK50は今回発表された端末の中では少し変わった存在です。

また日本国内初となるHelio P22搭載スマートフォンでもあり、かのあゆ個人としてもその実力がどの程度のものなのかかなり気になっています。

キャリア端末としてみた場合おサイフケータイやワンセグに非対応なのは少し残念ではあるものの、筐体デザインはティアドロップノッチに高級感のある鏡面加工を施された筐体を採用しており、販売価格次第では検討してもいい一台になっていると思います。

この記事を執筆している時点ではまだ店頭ホットモックは並んでいませんが、ソフトバンクの端末の中ではかなり気になる端末で、早く実機を確認したいと思います。

4.関連リンク

LG K50 : LGエレクトロニクスジャパン
LG K50 : ソフトバンク

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コメント

  1. 匿名 より:

    もし4万円するんだとしたらP70、せめてP60積んでくれないとお話にならない… 新料金プランの影響で割高な自称ミッドレンジが増えそうですね。