Elephone A5 － 最新CPUを搭載し、カメラのレンズもやたらとたくさん！6.18インチのミッドハイスマホ

中国メーカー「Elephone」の最新モデル「A5」を紹介します。ウインタブでは2018年に「Elephone A4」というエントリークラスの製品を実機レビューしていますが、A4とA5は名称こそ似ているものの、スペック面では非常に大きな違いがあります。

1.スペック

OSは出荷時にはAndroid 8.1ですが、メーカー側でOTA（Windows Updateのようなもの）でAndroid 9.0へのアップデートを予定しています。実際どうなるかはわかりませんが、

製品ページを見ると、OSのアップデートに関して大々的にPRしていますので、多分大丈夫だろうと思います。

CPUはHelio P60で、ウインタブではまだこのCPUを搭載する製品のレビューをしていませんが、Antutu（Ver.7）のスコアが13万点～14万点になるということなので、2018年に主流であったHelio P23からは格段にパワーアップしているようです。おそらくこのCPUは2019年の中華ミッド～ミッドハイスマホに続々と搭載されるだろうと思います。

RAMは4GB、ストレージは64GBです。最新の中華スマホだとミッドレンジでもRAM6GBとかストレージ128GBというものが出てきていますが、この製品は価格も低めに抑えられていますので、それを考慮すれば十分な容量であると思います。

ディスプレイは6.18インチのノッチタイプで解像度もFHD+です。ここのところ増えている「水滴型ノッチ」ではありません。なんか、もはや「水滴型」とか「パンチホール型」でないと少し不満だったりもしますが、それも贅沢というものでしょう。

記事タイトルにもありますが、この製品のセールスポイントのひとつに「カメラ」が挙げられます。イン側がデュアルレンズ、アウト側がトリプルレンズです。まあね、レンズが多ければいいと言うもんでもないでしょうけど、スペック的にはかなり魅力的ではあります。

サイズのほう、タテ・ヨコは悪くないと思います。ただ重量が200 gになってますね…。中華スマホは概して重量が重く、この製品も例外ではありません。6.18インチと大画面でもありますし、目くじらを立てるほどではないと思いますが、2019年は中華スマホももう少し軽量化してもらいたいです。

2.筐体

この製品は様々なアングルからの画像が公開されていません。前面は典型的なノッチディスプレイのスマホに見えます。しかし、ノッチ部分にレンズは2つありますね。また、背面は美しいグラデーションになっています。色の名称は「Twilight BlueもしくはStarry Blue」というそうなのですが、通販サイトの製品ページを見てもこの画像の色しかありませんでした。

背面はガラスコーティングが施され、高級感もありそうです。そして、ありますね…レンズが3つ。

メーカーがUNBOXING（開封）の動画をYouTubeで公開していましたので、それをもとに側面の説明を。まず右側面ですが、電源ボタンと音量ボタンのほか、指紋センサーがあります。

底面です。スピーカーとUSB Type-Cポート。スピーカーは一見するとステレオに見えますが、おそらくモノラルだと思います。

左側面にSIMスロットがありますが、この形状を見るとほぼ確実に「SIM2はmicroSDと排他」であることがわかります。

上面です。イヤホンジャックはしっかり残されています。側面のデザインはウインタブで実機レビューした「Elephone A4」にそっくりです。おそらく参考になると思いますので、A4の実機レビュー記事もご覧ください。

最後に、メーカーがYouTubeで公開している動画にリンクしておきます。

3.価格など

Elephone A5は中国の通販サイト各社でプレオーダー中、あるいは販売中です。1月5日現在最も低価格なのがBanggoodで、199.99（21,935円）となっています。

安いですね…。CPUが最新かつ高性能、OSのアップデートも約束されていて、カメラには「合計で5つレンズがある」というギミックもあって200ドルというのは激安だと思います。2018年にレビューしたA4のほうもエントリースペックながら価格に見合わない品質を備えていましたので、この製品も期待大だと思います。これは手にとって試してみたいですね！

4.関連リンク

Elephone A5：Banggood
Elephone A5：TOMTOP
Elephone A5：Gearbest