DOOGEE V20S － 背面がレザー調でサブディスプレイも搭載！DOOGEEの5Gタフネススマホ

DOOGEEがスマートフォン「V20S」を発売しました。…すみません、この製品は1カ月くらい前に発売されていたようなのですが、発売記念セールが開催されておらず、発見が遅れてしまいました。5G通信に対応するタフネススマホで、2021年末に発売された「V20」および2023年に発売されたサーマルカメラ搭載の「V20 Pro」に続く製品です。スペックはオリジナルのV20から大きく変わってはいませんが、背面のサブディスプレイが大型化しています。

1.スペック

スペック表

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OSはさすがにV20からバージョンが上がりAndroid 13になりました。SoCもDimensity 700からDimensity 6020に変更されていますが、6020というのは700のリネーム版と言われており、性能面はそれほど大きく変わっていません。Antutu Ver.10のスコアは約42万点です（出所：Nanoreview）。

RAMも8GBから12GBに増量され、拡張機能により最大32GBとして使えます。ストレージは256GBから変更ありません。また、メインディスプレイの仕様は変更がなく、背面のサブディスプレイが1.05インチから1.58インチに大型化しました。

なお、背面のサブディスプレイの機能について詳しい説明がなく、おそらく時計表示や各種通知、音楽再生の操作など、限られた機能にとどまると思います。

カメラはV20から変更されています。

V20S：イン20MP/アウト50MP+24MP（ナイトビジョン）+8MP
V20：イン16MP/アウト64MP+20MP（ナイトビジョン）+8MP

このように、アウト側のメインカメラの画素数が64MPから50MPにダウンしているものの、インカメラとナイトビジョンカメラの画素数は上がっています。画素数だけだとわかりませんが、おそらく「この2年で」撮影品質も向上しているんじゃないでしょうか。

通信まわりでは5G/LTEとも日本の通信バンドも含む「グローバル対応」になっています。それと、バッテリーは6,000 mAhと、タフネススマホにしては「かなり控えめ」ですね…。残念ながら筐体サイズが開示されていないものの、おそらく軽量に仕上がっていると思います（あくまで「タフネススマホの割には」ということです。

2.筐体

オレンジ

ブラック

ご覧の通り、筐体色はオレンジとブラックの2色です。いずれも白地にレザー調のテクスチャが施されています。前面はパンチホールノッチが採用され、側面のボタン類のデザインも音量ボタンが丸かったりして、かなり個性的に見えます。電源ボタンは指紋センサーを内蔵し、左側面にはカスタムキー（ユーザーが任意の操作を割り当てることのできるボタン）があります。

また、IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の耐久性も備えています。

3.価格など

DOOGEE V20SはAliExpress内のDOOGEE Official Storeで販売中で、1月4日現在の価格は287.99ドル（43,092円）です。中国のタフネススマホとしては比較的値の張る部類ではありますが、5G対応していることを考慮すれば、こんなもんかな、と思います。2024年は中華タフネススマホも5G対応機が主流になっていくと思いますね。

4.関連リンク

DOOGEE V20S：DOOGEE Official Store（AliExpress）