Logicool MX MECHANICAL / MX MECHANICAL MINI －ロジクールのフラッグシップ「MXシリーズ」からメカニカルキーボードが発売されます！

ロジクールが同社のフラッグシップ、「MXシリーズ」からメカニカルキーボード「MX MECHANICAL / MX MECHANICAL MINI」を発売します。3種類のキースイッチを選べる高品質なメカニカルーキーボードながら、ロープロファイル・キーを採用し、デザイン性にも優れた製品です。

クリックで拡大します

上の画像がテンキー付きのMX MECHANICAL、下がテンキーレスのMX MECHANICAL MINIです。ロジクール製品は筐体色のバリエーションが豊富ですが、この2機種に関しては筐体色は「グラファイト」のみです。

日本語配列になっていて、この画像を見るとMX MECHANICALのほうはオーソドックスな配列、MX MECHANICAL MINIのほうは右下部分がちょっと窮屈そうに感じられますので、少し慣れが必要かもしれません。

スペック表です。接続はLogi Bolt（ロジクール独自のUSB無線方式）とBluetoothに両対応し、有線接続はできません。また、充電式となっています。

キーピッチは19 mmと標準的、キーストロークは3.2 mmと、一般的なメンブレン方式・パンタグラフ方式のキーボードよりも深いものの、メカニカルキーボードとしては浅くなっています。メカニカルキーボードは一般に重量がかなり重く、1キロを越えるものも珍しくありませんが、この2機種は比較的軽量といえます。ちなみにウインタブで実機レビューしたMX KEYS MINI（テンキーレス、パンタグラフ方式）が506 g、テンキー付きのMS KEYSが810 gなので、それらよりも若干重い程度です。

スイッチは茶軸(タクタイル)、赤軸(リニア)、青軸(クリッキー)の3種類。ロジクール製のスイッチですが、軸色による使用感の違いはCHERRY MXスイッチに準ずると考えていいでしょう（CHERRY MXスイッチの特徴についてはこちらをご覧ください）。

また、ロジクールによれば、茶軸に関しては「他のメカニカルキーボードと比較してとても静か」とのことです。ただ、メカニカルなので、打鍵音についてはそれなりには騒々しいと思っておくほうが安全です。

この製品、このように「ロープロファイル」です。デザイン面では「メカニカルにしてはゴツくない」と言えますし、ロジクールによれば「キーストロークが浅いので手首の負担が小さく、長時間の作業でも疲れにくい」との説明がありました。

バックライトは周囲の環境に合わせて光量が自動で調整されるスマートライティングが搭載されています。

このほか、ロジクールの独自技術である「FLOW（テキスト、画像、およびファイルを3台までのパソコン・OS間をキー操作のみでデータ移動できる）」や設定アプリ「Logi Options+」に対応します。なお、この製品のUSB無線方式は「Logi Bolt」で、同じ方式を採っているロジクール製品とはUSB子機（レシーバー）を共有できますが、ロジクールの従来方式「Unifying」を使っている既存製品とは互換性がありません。

Logicool MX MECHANICAL / MX MECHANICAL MINIは6月16日の発売予定で、Amazon、楽天、PayPayモールではすでに予約販売がスタートしています。5月24日現在のAmazonでの価格はテンキー付きのMX MECHANICALが税込み18,900円、テンキーレスのMX MECHANICAL MINIが税込み17,000円です。

ロジクールのMXシリーズはウインタブでも何度か実機レビューをさせていただいていますが、「さすがフラッグシップ」と感じられる品質です。この2機種もMXシリーズらしいデザイン性を備えていますし、メカニカルキーボードとしての品質も高い製品だと思います。

関連リンク