上海問屋日本語配列タッチパッド搭載ウルトラコンパクト・ワイヤレスキーボード－「一番人気」のゴロ寝キーボードが日本語配列に！

2018/8/17 周辺機器機種紹介

先日ドスパラの新製品発表会に参加させていただいた際、上海問屋のご担当者が「これが最近で一番の売れ筋です！」と胸を張っておられたのが「DN-915265」という超小型のワイヤレスキーボードでして、今回紹介する「DN-915459」はその派生モデルとなります。ただ、このキーボードはウインタブで紹介記事を掲載した際、読者からの反応は皆無（コメントは1件もつきませんでした）で、正直この製品がどうして「売れ筋」なのか、ウインタブ的にはよくわかりません。ということで、この機会に改めてこの製品を見ていきましょう。

まずスペック表から。このキーボードはUSB無線接続タイプで、Androidにも対応しますが、無線ドングル（接続するPCやスマホなどにつけるレシーバー）の形状がフルサイズ（Type-A）USBなので、PCはともかく、タブレットやスマホに接続する場合は変換アダプターが必要です。なお、既存モデルではiOSにも対応すると明記されていましたが、この製品ではiOSは対応OSから外されています。

サイズは非常に小さく、「iPhone（4.7インチ）とほぼ同じ」です。これこそが最大の特徴と言っていいでしょう。また、この製品が「新しい」のは「日本語配列」になった、というところですが、ここは正直ツッコミどころ満載かも…。

こちらが新製品「DN-915459」のキー配列（日本語配列）。

で、こちらが既存モデル「DN-915265」のキー配列（英語配列）。

うーん、みなさんご感想は？確かに「全角/半角」キーもつきましたし、「@」が英語配列だと数字の「2」と共用なのに対し、日本語配列だと「｀」と共用になるので、そのへんを見ると確かに日本語配列ではありますが…、もともとサイズの制約から、かなりトリッキーな配列になっているので、今さら日本語配列と言われてもなあ…、という気がしないでも…。

配列にケチを付けるのはこの辺にしておいて、この製品、なにげに実用性が高いようです。おそらく売れ筋製品に成長した理由はこの辺にあるのかもしれません。ここまで小さいと、「両手でホールドして、親指でキー入力」というのが自然な使い方になると思われますが、そうやって割り切ってしまうと意外に入力しやすそうですよね。

また、タッチパッドはマウスカーソルを操作できる上、音量調整や曲送りなどができ、しかも縦持ちでも使えるということなので、「リモコン代わり」として使うのにも良さそうです。なんかこれを書いていて、「実は本当に使いやすいのかも」という気がしてきました。

各部名称です。なるほど、タッチパッド部分は上側面にある切り替えスイッチでタッチパッドとマルチメディアキーを切り替えて使うわけですね。また、縦持ちと横持ちの両方に対応するための操作方向切替スイッチもついています。

さらに、この製品はバックライトも装備します。「薄暗い部屋で布団にくるまれつつ、近くにあるPCを操作する自分」がイメージできますw というのは冗談ですが、部屋を暗くしてPCで映画鑑賞なんかをするときには重宝しそうですよね。

上海問屋日本語配列タッチパッド搭載ウルトラコンパクト・ワイヤレスキーボードはドスパラ公式サイト内の上海問屋コーナーで販売中で、8月17日現在の価格は2,999円（税込み3,238円、送料無料）です。ちなみに、既存モデル（英語配列）のほうは2,777円（税込み2,999円、送料無料）なので、どちらにするか悩んでしまうところ。

この製品の利用シーンとして、まず思い浮かぶのがトップ画像にあるように、「ゴロ寝しながら使う」というものでしょう。また、ゴロ寝状態ではなくとも、「動画視聴や音楽鑑賞の際のリモコン代わり」というニーズにはうまく応えてくれそうです。もともとそんなに高価なものではなく、比較的手軽に購入できてしまう製品であるというのも魅力ですよね。

関連リンク（ドスパラ）

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