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Venue 11 Pro 7000 - 新鋭CPU「Core M」を搭載した高性能Windowsタブレット

DELL Venue 11 Pro 7000
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。DELLのWindowsタブレットと言えば「Venue 8 Pro」ですが、8インチだけでなく、もともと11インチ(正確には10.8インチ)のWindowsタブレット「Venue 11 Pro」も販売していました。今年夏以降、どちらかというと10インチのほうで多くの新機種が発表、発売されていて、なんとなくWindowsタブレットの主流が10インチに移った感がありますが、Venue 11 Proは2013年11月に発表されていますから、ちょっと登場が早すぎて話題に登りにくかったように思われます。

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で、そのVenue 11 Proが新型になり、「Venue 11 Pro 7000」という名前で登場しました。今度は世の中が盛り上がり始めていますからいいタイミングですね。販売開始は2014年11月11日となっています。

1.スペック

DELL Venue 11 Pro 7000 スペック表
このスペック表はDELLのコミュニティブログのものです。なんといっても目を引くのはCPUで、インテルの新型CPU「Core M」シリーズが搭載されています。このCPUはモバイルに最適化しており、ファンを不要としている上、従来のCore iシリーズをしのぐ性能であると言われています。ちなみにMicrosoft Surface Pro 3はcore i3, i5, i7プロセッサを搭載している代わりにファンがついていますし、先代のVenue 11 Proもcore iプロセッサを搭載するモデルが存在する関係でファンがついていました。タブレットなんでファン付きというのはちょっとどうかと思います。そう簡単に壊れたりしないんでしょうけど、タブレットの中でファンが回ってる、というのもちょっと気持ち悪いですよね。

CPUは2種類記載されており、その他にもRAMが4GBと8GB、ストレージが64GBと128GB、そして256GBとなっていて、DELLのPCらしく選択肢がたくさん用意されることが分かります。ベンチマーク比較とかはできませんけど、CPU, RAM, ストレージを最上位構成で組んだらSurface Pro 3にまさるとも劣らない豪華なタブレットになりそうですね。

それともう1つ、「ワイヤレスWAN」のところで「LTE」の記載があります。つまりLTEに対応するということですね。ここに来て一気にWindowsタブレットのLTE対応が進んだ感があります。

2.先代から継続する「3 in 1」コンセプト

DELL Venue 11 Pro 3 in 1
キーボードが分離したり、分離しないまでも大きく回転することによってタブレットとしても使える機種を「2 in 1」と言う、というのはわかりますが、Venue 11 Proは「3 in 1」です。先代からこのように称しています。3 in 1の「3」というのは「タブレット、タブレット+キーボード、タブレット+ドッキングステーション」の3形態です。上の画像がそうですが、一番右の形態がドッキングステーションを接続したデスクトップPCライクな使い方ができる形態です。

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新型のドッキングステーションについては詳細画像がないのですが、先代用はUSB3.0x3、DisplayPortx1、ミニフォン3.5 mm x 1、HDMIタイプAx1、イーサネットx1の入出力端子を備えています。

Venue 11 Pro ドッキングステーション
上の画像は先代のものですが、ドッキングステーションを使うことによって、こんな感じで使い方が広がるよ、というイメージです。

3.純正キーボードは2種類あり

キーボードはオプション扱いとなりますが、純正で2種類用意されています。先代用の画像しかないのですが、

Venue 11 Pro スリムキーボード

※先代の画像です

1つは薄型軽量タイプのスリムキーボードです。タブレット用にありがちなカバーを使って本体を支えるタイプです。先代用だと重さ約311gなので、タブレット本体(最小で733g)とあわせて1kgちょっとですね。

Venue 11 Pro モバイルキーボード

※先代の画像です

もう1つはバッテリーを内蔵したモバイルキーボードです。こちらはヒンジと磁石でタブレットを固定するタイプなので、よりノートPCに近い使用感になります。重量は先代用で約793gなので、タブレット本体と合わせると約1.5kgになります。

この他、DELLおなじみのスタイラスペンや本体カバーなどがオプションで用意されるようです。DELLはVenue 8 Proの時もそうでしたがあまり大胆なデザイン変更をせず、内容重視で新型をリリースする傾向があるので、オプション群についても大きな変更はなさそうです。ただし、バッテリー内蔵のキーボードについてはバッテリーの持続時間がさらに伸びる可能性がありそうです。

4.価格は79,980円(税抜き)から

価格の方は税抜きで79,980円(税込みだと86,378円)から、となっています。つまりCore Mの低スペックの方のCPUにRAM4GB、ストレージ64GBという構成でこの価格になるということですね。このスペックだとキーボードは必須で、恐らく10,265円程度(スリムキーボードの先代用のAmazon価格)から15,408円程度(モバイルキーボードの先代用のAmazon価格)はしますから、実質トータルで10万円弱くらいから、ということになります。

性能もSurface Pro 3といい勝負ですが、価格の方もそれなりにはなりますね。ただ、Surfaceのローエンドモデル(Microsoftストアでタイプカバー付き税込みで113,162円)よりもキーボード込みで1万円以上安くなりそうだし、ファンレスで新CPUということもありますから、かなりお買い得といえるのかもしれません。

5.関連リンク

Dell、新型Windowsタブレット『Dell Venue 8 Pro 3000シリーズ』と『Dell Venue 11 Pro 7000シリーズ』を発表:DELLコミュニティブログ
Venue 11 Pro 7000 製品ページ:DELL直販サイト(11月11日公開)

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