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FFF SMART LIFE CONNECTED株式会社が14.1インチのバイルノート「MAL-FWTVPC02BB」を発売しました。なんか聞いたことのない社名ですが、旧名は「MARSHAL株式会社」でして、激安ノート「IRIE MAL-FWTVPC01BB」という製品を手掛けていました。今回紹介する製品は、このIRIE MAL-FWTVPC01BBのスペック改善版で、先着300台限定、という条件付きながら、税込み29,800円という低価格を実現しています。
1.スペック
価格が非常に低いのであまり厳しいことは言えませんが、スペックの方はそんなに悪くないですね。というか、エントリークラスのノートPCとして十分使える構成になっていると思います。OSはなぜかPro版です。法人ニーズを意識しているんでしょうか？CPUは従来モデルがApollo LakeのCeleron N3350だったのに対し、Kaby Lake RのCeleron 3867Uに変更されました。N3350のPassmarkスコアは1,112、3867Uは1,843で、ともにエントリークラスの性能ではありますが、従来モデルよりも格段にパワーアップしたということは言えます。
RAMは4GB、ストレージは64GB eMMCですが、
従来モデルと同様に、SATA接続のHDDやSSDをDIYで増設できます（2.5インチ、厚さ7 mmまで）。しかも、M.2スロットも追加されましたので、M.2 SSDと2.5インチHDD（SSD）を両方増設することもできます。ここまでいるか？というくらいに親切設計です。
ディスプレイは14.1インチ、IPS液晶でFHD解像度です。少なくとも数値上はこの内容で全く文句ありません。また、入出力ポートは3つのUSBポートのうち、1つをType-Cとし、従来モデルから継続して「有線LANポート」まで備えます。Pro版OSといい、有線LANポートといい、法人需要を意識しているんでしょうね。個人利用でもありがたいことは間違いないです。
サイズの方は従来モデルとほぼ同じです。14.1インチサイズなので決して悪くはないと思いますが、横幅334 mmというのは他社の上位モデルよりはやや大きいと言えます。また、重量の方も1.39 kgと、少し重いかもしれません。でも価格を考慮すると文句は言えない水準だと思います。
2.筐体
一見すると従来モデルから変わっていないように感じられます。ベゼル幅も太いとまでは言いませんが、2019年の上位ノートほど細くはありませんよね？しかし、筐体は「新設計」と言っていいくらいに変わっています。
黒無地で無国籍風の天板も従来モデルから変わりません。
キーボードです。ここはめっちゃ変わりました。
こちらが従来モデルのキーボード。左右の余白（余地）が小さくなり、Enterキーの周辺にあるキーや左Shiftキーなどのサイズが大きくなりました。配列は英語配列っぽいですが、マッピングはしっかり日本語です。ただ、Enterキーの右に一列できてしまった、という点は賛否が分かれそう。
側面と入出力ポートの配置です。上にも書きましたが、コストダウンの影響が感じられず、他社の競合製品と比較しても立派な水準にあると思います。
3.価格など
FFF SMART LIFE CONNECTED NOTEBOOK MAL-FWTVPC02BBはFFF SMART LIFE CONNECTEDのダイレクトショップをはじめ、Amazonや楽天、Yahooショッピングでも販売されています。なお、出荷開始は9月2日とのこと。
価格のほう、通常価格は37,800円(税込)ですが、記事の冒頭に触れたとおり、ダイレクトショップで先着300台までは29,800円（税込）で購入できます（8月24日現在Amazonでも同価格になっていました）。メーカーのプレスリリースを読んでみると、従来モデルから細かい部分にしっかり手を入れてきたようなので、製品としての信頼性も向上しているものと思われます。
4.関連リンク
14.1型フルハイビジョン液晶搭載 ノート型パソコン発売 ～さらにパワーアップして新発売 発売記念台数限定29,800円～：FFF SMART LIFE CONNECTED プレスリリース
MAL-FWTVPC02BB：Amazon
MAL-FWTVPC02BB：楽天
MAL-FWTVPC02BB：ダイレクトショップ