記事にアフィリエイト広告を含みます

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB - 14.1インチでストレージ拡張も可能!低価格なモバイルノートPC

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
MARSHAL株式会社が低価格な14.1インチノート「IRIE MAL-FWTVPC01BB」を発売しました。MARSHALといえば2018年6月に「IRIE 10.1インチタブレット」というAndroidタブレットを発売していますが、今度はWindowsのノートPCですね。価格を抑えつつ、必要な装備、欲しい機能がしっかり盛り込まれた製品です。

スポンサーリンク

1.スペック

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
CPUはApollo Lake世代のCeleron N3350です。「どうせならN3450にしてほしかった」というようなことを最近のウインタブでよく書いていますが、価格との兼ね合いもありますので、ここは仕方ないかもしれません。N3350でもOfficeソフトなどは十分使えますし、Webブラウジングや動画視聴も問題ないです。

RAMは4GB、ストレージは64GBと、低価格な製品ながら「RAM2GB」とか「ストレージ32GB」といった、Windowsノートとしては少々困る構成にはなっていません。この容量であれば挙動も安定するでしょうし、購入してすぐにストレージが不足する可能性は低いと思います。

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
さらに、この製品は底面に2.5インチドライブベイを装備していて、SATA接続のHDDやSSDをDIYで増設できます。ここにSSDを入れてOSを移してしまえばかなりの高速化ができそうです。

ディスプレイは14.1インチのFHD解像度、IPS液晶で、上位クラスのノートPCに匹敵するものになっています。どのくらいの品質かはわかりませんが、少なくともスペック表の数値としては文句なしです。

あと、「おお!」と思ったのが入出力ポートですね。USBポートは合計で3つありますし、HDMIもついています。さらに有線LANポートまで備えます!3万円そこそこで購入できる製品としては素晴らしいの一言ですね。あと、「SDカードリーダーがmicroでなくフル規格だったら…」というのはやめときましょう。

タテ・ヨコ・厚さは14.1インチのノートPCとしては悪くありません。ただし、最近はこのサイズのモバイルノートも増えていて、それらの製品と比較してしまうとちょっと苦しいかもしれないです。でも重量も1.38 kgと軽いですし、モバイルノートとして十分に使えるサイズ感です。モバイルノートとしてちょっと心配なのがバッテリー稼働時間で、公称値が6.2時間なのですが、他社(大手メーカーも含む)製品のように「話半分」ということだと少し心細いです。

2.筐体

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
正面から見ると、ブラックに仕上げられたベゼルも細めですし、価格のわりにずいぶんカッコいいなあ、と思います。

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
天板は黒無地でロゴマークすらない無国籍風デザインです。筐体素材は開示されていませんが、おそらくプラスティックだと思われます。

スポンサーリンク

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
上に書いたとおり、底面には2.5インチドライブベイがあります。開閉には精密ドライバーが必要です。ウインタブが過去にレビューした製品だと「YEPO 737A6」と似た構造です。

また、底面にはステレオスピーカーが装備されているのも確認できます。

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
キーボードはしっかり日本語配列。この製品の価格帯から考えて、中華ノートと比較検討する人もいると思いますが、日本語配列のキーボードというのは中華製品にはありませんので、この点は大きなメリットと言えるかもしれません。

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB
側面と入出力ポートの配置です。この製品の大きなメリットはここだと思います。特に有線LANポートがついた低価格ノートというのは珍しいです。

3.価格など

MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BBはMARSHALの直販サイトやAmazonなどで販売中で、2月24日現在の価格は税込み33,800円、ただし、直販サイトのみ先着100台が発売記念価格として税込み29,800円になっています。

また、2.5インチベイにあらかじめSSDやHDDを増設済みの製品もあり、128GB SSDを搭載するものと500GB HDDを搭載するものが税込み37,800円、1TB HDDを搭載するものが税込み39,800円です。

記事中にも触れましたが、この製品の比較対象になりそうなのが中華ノート、そしてドスパラのAltair VH-AD3Sですね。ドスパラのAltairとはガチのライバルになりそうです。

CPU性能があまり高くないので、「何でもできる」というわけではないでしょうが、ビジネスマンがWordで会議の議事録を作ったり、ExcelやPowerPointでプレゼン資料を作ったりといった作業であれば十分にこなせると思いますし、WebブラジングやSNS、動画視聴などにも快適に使えると思います。ウインタブ読者のサブマシンとしても、初めてPCを購入する人用としても、ちょうどいい感じの製品だと思います。

4.関連リンク

IRIE MARSHAL MAL-FWTVPC01BB:MARSHAL直販サイト
MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB:Amazon
MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB(+128GB SSD):Amazon
MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB(+500GB HDD):Amazon
MARSHAL IRIE MAL-FWTVPC01BB(+1TB HDD):Amazon

スポンサーリンク