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15万円以内で買える、ワンランク上の高品質ノートパソコン4選

15万円未満で買えるおすすめのスタンダードノート
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。前回「オールラウンドな用途に使える性能で値ごろ感の大きい(7万円台)コスパ最強のノートパソコン」をご紹介しました。今回は予算規模を上げ、だいたい10万円~15万円くらいのオールラウンドな用途に使えるノートパソコンを4つピックアップしてみました。

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最初に「選定の条件」をご説明しますが、実は「システムスペックはほとんど7万円台のノートパソコンと同じ条件」です。「Ryzen 5がRyzen 7とかCore i7に」変わったりもしていますが、RAMやSSD、ディスプレイの条件は同じですね。つまり、ある程度快適に使える、ということなら7万円台でいけてしまう、ということになると思います。そこからワンランク上げる、ということは「さらなる付加機能がある」「筐体に高級感がある」そして「その製品ならではの個性がある」といった部分が判断材料に加わる、ということだと思います。

1.選定の条件

機種をピックアップする際に、下記の項目を「選定の条件」としました。条件(要件)は人によって大きく異なると思いますので、あくまでも「ウインタブの主観」とご理解ください。

15万円未満

価格は15万円未満としました。実は10万円から15万円くらいのスタンダードノートパソコンって意外に数が少なかったです。20万円前後まで予算を上げると一気に数が増えるんですけどね。ただ、私の肌感覚だと、10万円以下(前回の記事では8万円未満としました)のワンランク上と言えば15万円かな、と思いました。

15.6インチか16インチ

今回も「オールラウンドな用途で使えるもの」を想定しています。いわゆる「スタンダードノート」ですね。

Intel CoreかAMD Ryzen搭載

ノートパソコンのCPUにはIntel Celeron/Pentium(最新型番ではCeleronとかPentiumという名称は使われず、Intel N〇〇といった名称体系になっています)やAMD Athlonといったものもありますが、さすがに予算15万円となるとこれら下位の型番を好む人がいるとは思えませんし、またそういう製品も見当たりません。

また、この予算になるとCore i3とかRyzen 3も姿を消しはじめ、実質的にRyzen 5以上、Core i5以上となります。

メモリ16GB、SSD512GB

ここは前回記事の条件と変わりません。予算15万円未満となるとさすがにRAM4GBという製品はほとんど見当たらず、8GB以上がほとんどです。ただ、RAM8GB/SSD256GBという製品もまだ見受けられます。

しかし、Windowsは大型アップデートを繰り返しながら少しずつ肥大化し(Windows 12の噂もありますね)、アプリも高度化していくので、この先8GBでも容量不足を感じることになると思います。また、最近は動画コンテンツを扱うケースも増えていますし、PCゲームなんかをする場合も考慮するとSSDも256GBだとちょっと心もとないかなあ、と思います。

IPS相当、FHD解像度以上のディスプレイ

個人利用のパソコンではディスプレイ品質って非常に重要だと思いますので、こういう条件にしていますが、現時点で予算15万円だと、ここはほとんど無視してもいいでしょう。ほぼ全製品がこの要件は満たしていると思います。

では、おすすめ機種をご紹介します。

2.Lenovo ThinkPad E16 Gen1

ThinkPad E16 Gen 1
価格:
 Intel版:99,990円から
 AMD版:82,863円から

 ※11月5日現在のレノボ公式ストア税込み価格

●スペック例・Intel版・139,700円モデル
OS:Windows 11 Home
CPU :Core i7-1360P
RAM: 16GB
ストレージ : 512GB SSD
ディスプレイ:16インチIPS(1,920 × 1,200)100%sRGB
サイズ:356.1 × 247.7 × 19.9 mm / 1.76kg~

えー、最初に言っておきますと、私は個人としては「ThinkPadファン」です。前回の記事「予算8万円未満」だとThinkPadは選べませんでしたが、予算15万円のスタンダードノートということならThinkPadのEシリーズが視野に入ります。ただし、より上位のスタンダードノート「Tシリーズ」は15万円だと厳しいです。

ThinkPadシリーズはビジネスマシンとして長年高い人気を維持し、ビジネスマンの中には「何代にもわたってThinkPad」という人もいます。真っ黒でちょっと無骨なデザインながらトレードマークの赤いデベソ(トラックポイントという名称の、マウス代わりに使えるポインティングデバイス)はタッチパッド操作が苦手な人にも使いやすく、キーボード品質も他社製品の追随を許しません。筐体も並外れて頑丈です。

ThinkPadシリーズは「基本全部同じデザイン」ですし、レノボは低品質な製品にThinkPadの名を冠しません。EシリーズはThinkPadシリーズの中では低価格帯の製品ですが、ThinkPadらしいデザイン、ThinkPadらしい品質であることは間違いありません。

さて、熱弁を振るったところで価格の話を。ThinkPadシリーズは購入の際に細かくシステム構成をカスタマイズできます。ここでは139,700円のモデルをカスタマイズしない状態で掲載していますが、CPUはCore i3/i5/i7、Ryzen 3/5/7から選べますし、RAMとSSDの容量もお好み次第、ディスプレイやキーボード(日本語配列と英語配列)なども「ほとんど自由自在」に変更できます。なので、ご予算に合わせてお好みのシステム構成にできます。15万円あれば「結構なわがまま」もできますよ!

レノボ製品ページ:
ThinkPad E16 Gen 1(Intel)
ThinkPad E16 Gen 1(AMD)

ウインタブ関連記事:
Lenovo ThinkPad E16 Gen 1 - 待望のThinkPad Eシリーズ2023年モデルが国内販売開始!ディスプレイが16インチになりました
※Intel版の紹介記事ですが、AMD版もCPU以外はほぼ同一の仕様です

3.dynabook CZ/MW

dynabook Cシリーズ
価格:110,880円から
※11月5日現在のDynabook Directクローズドサイト税込み価格

●スペック例・110,880円モデル
OS:Windows 11 Home
CPU :Core i5-1340P
RAM: 16GB
ストレージ : 512GB SSD
ディスプレイ:15.6インチ広視野角(1,920 × 1,080)
サイズ:361.0 × 244.0 × 19.9 mm/1.8 kg

日本の伝統大手メーカーの製品は「モノはいいんだけど、どうしても外資メーカーに比べると高い」というイメージがあります。ただ、最近はそうでもなくて、特にDynabookは外資メーカーに価格面で負けていません。予算15万円ともなると良スペックなモデルが購入できます。

15.6インチ級のスタンダードノートって、実は「伝統大手メーカーの牙城」です。単にメーカーに強い販売ネットワークがある、ということだけでなく、品質も素晴らしいですし、サポートも充実しています。なので、パソコンのことがよくわからない、という人も特に安心して購入ができると思います。

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Dynabookのスタンダードノートには光学ドライブ(DVDとかブルーレイですね)を搭載するAZシリーズ(カタログモデルだとTシリーズ)があり、これこそ「ニッポンのノートパソコン」という雰囲気なのですが、ここでご紹介しているCZシリーズ(カタログモデルだとCシリーズ)はざっくり言うとAZシリーズから光学ドライブを取り、筐体を薄型にしたものです。光学ドライブは使用頻度がどんどん下がっており、これから買うなら「なくてもいいだろう」と思ったのでAZシリーズではなくCZシリーズを掲載しました。

CZシリーズの現行モデルはCZ/MWと言いますが、ウインタブでは一つ前のCZ/MVを実機レビューしていますが、筐体品質は良く、長く愛用できる製品だと評価しています。また、実機レビューの際にケチをつけたRAMの構成(シングルチャネルだったので、グラフィック品質が低め)も現行モデルではデュアルチャネルになりましたので、より高いパフォーマンスを発揮できるようになったと思います。

また、ThinkPadシリーズほどではありませんが、Dynabookの直販モデルは注文の際に構成のカスタマイズができます。個人的にはスペック表を掲載した110,880円のモデルでも十分かと思いますが、CPUをCore i7にしたり、RAMを32GBに、SSDを1TBにしたりもできます(選択するCPUの型番によって制約はあります)。

日本の大手メーカー製品なので「初めてノートパソコンを買うんだけど、いろいろと不安」という人には多少なりとも安心できる製品だと思いますよ。

Dynabook製品ページ:
ウインタブ読者は「クローズドサイト」から通常の会員価格よりも安く購入ができます。クローズドサイトのアクセスにはIDとパスワードが必要です。
【特定サイト限定】クローズドサイト
ID :dyna204cls
パスワード:T8Y7GRSV
※上記クローズドサイトの画面上部にある検索窓に「CZ/MW」と入力して検索すると簡単に製品を探せます

ウインタブ関連記事:
dynabook Cシリーズ(CZ / PZシリーズ)- 光学ドライブ非搭載で薄く、軽い15.6インチノート、Webオリジナルモデルも同時にリニューアルです!
dynabook CZ/MVの実機レビュー - 15.6インチでAlder Lake-Pを搭載、SSD+HDDのデュアルストレージ構成のスタンダードノート
※旧モデルの実機レビュー記事です

4.HP Pavilion 15

HP Pavilion 15-eg
価格:
 Intel版:102,000円から
 AMD版:92,000円から

 ※11月5日現在のHP公式ストア税込み価格

●スペック例・Intel版・109,000円モデル
OS:Windows 11 Home
CPU :Core i5-1335U
RAM: 16GB
ストレージ : 512GB SSD
ディスプレイ:15.6インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ対応
サイズ:360 × 234 × 17.9-20.0 mm / 1.71 kg

世界最大のパソコンメーカーであるHPの「定番ノート」です。定番というのはモノがいいから定番なわけで、非常によく出来た製品と言えます。ウインタブでも実機レビューをしていますが、筐体はシンプルで質感がよく、使う人を選びませんし、ディスプレイがタッチ対応するというのも特にパソコン初心者の人にはうれしい配慮だと思います。また、スピーカーも有名オーディオメーカーBang&Olufsenなので、動画視聴や音楽鑑賞にも向きます。目立つ欠点のない、まさに定番にふさわしい製品ですね。

また、この記事で取り上げた製品の中では価格帯も低めです。特にAMD版はIntel版よりもワンランク価格が低いので、「予算15万円ではあるが、価格も重視したい」という人にはおすすめですね。

HP製品ページ【広告】【提供:株式会社日本HP】:
HP Pavilion 15-eg(インテル)製品詳細icon
HP Pavilion 15-eh(AMD)製品詳細icon

ウインタブ関連記事:
HP Pavilion 15-eg レビュー - Intel第13世代CPU搭載、HPの「永遠のスタンダードノートパソコン」
HP Pavilion 15-eh(AMD)実機レビュー - パフォーマンスとデザイン、使いやすさが高次元でバランス!HPの王道15.6インチノートパソコン
※AMD版はCPUの型番が一つ前のものです

5.ASUS Vivobook 15 OLED

ASUS Vivobook 15 OLED
価格:129,800円から
※11月5日現在のASUS Store税込み価格

●スペック例・129,800円モデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Core™ i9-13900H
RAM: 16GB
ストレージ :1TB SSD
ディスプレイ:15.6インチOLED(1,920 × 1,080)
サイズ:356.8 × 227.6 × 19.9 mm / 1.7 kg

えー、ご紹介するのが最後になってしまいましたが、この製品が「一番すごいスペック」ですね。CPUにはゲーミングノートにも使われ、一般的なノートパソコンではめったに見かけないCore i9-13900Hを搭載し、SSDは1TBと大容量、そしてディスプレイは「ASUSと言えば」の有機ELです。コストパフォーマンス(スペックから見た価格)は極めて高いと言えます。

VivobookというブランドはASUSでは最も多くのバリエーションモデルがありますが、その中にあって予算的にもスペック的にも最もおすすめできる製品がコレだと思います。

筐体にも高級感があり、天板には金属製のプレートが付けられ、キーボード面は…

ASUS Vivobook 15 OLED (X1505) / Vivobook 15X (K3504)
こんなふうにEnterキーのデザインなんかにちょっとした遊び心もあります(この画像は英語配列ですが、日本仕様は日本語配列です)。個人的にはちょっとテンキー部分が狭いかなあ、とは感じますが、Vivobookのキーボードもタイピングはしやすいです。

ノートパソコン選びではどうしても「CPUの型番」と「ディスプレイの仕様」に目が行ってしまいますが、この製品は「どっちもしっかり押さえられている」と思いますね。

ASUS製品ページ:
Vivobook 15 OLED X1505VAシリーズicon

ウインタブ関連記事:
ASUS Vivobook 15 OLED (X1505) / Vivobook 15X (K3504) - 有機ELディスプレイも選べ、ワイドバリエーションになった15.6インチのVivobook

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