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NEC LAVIE T11 - 11.5インチ有機ELディスプレイにSnapdragon 730G!Androidタブレットとしてはハイエンドなモデルです

NEC LAVIE T11
NECが11インチ/11.5インチのAndroidタブレット「LAVIE T11」を発売しました。T11は単一バリエーションではなく、「ぜんぜん違う」2つのモデル(直販サイト限定モデルも含めると3つ)があります。特に上位モデルの「T1195/BAS」は「こんなのが欲しかった!」と思えるハイスペック機になっています。

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1.スペック

NEC LAVIE T11

上位モデルの「T1195/BAS」と下位モデルの「T1175/BAS」は同じ「T11」を名乗るものの、スペックは全くの別物です。T1195/BASはCPUにSnapdragon 730G(Antutuスコアはおよそ26万点)を、6GBのRAMと128GBを搭載します。ここのところ中華製品でUNISOC T618を搭載する高性能タブレットが出回っていますが、それよりもさらに高いCPU性能になっています。

一方で下位モデルのT1175/BASと直販サイト限定モデルのTAB11/201はCPUにSnapdragon 662(Antutuスコアはおよそ18万点)、RAM4GBにストレージ128GB(TAB11/201は64GB)という構成です。こちらもAndroidタブレットとしては高性能と言えますが、やはり上位のT1195/BASの強力さが際立っています。

ディスプレイの仕様も異なります。T1195/BASは11.5インチの有機ELで解像度も2,560 × 1,600と高精細です。T1175/BASのほうも11インチのIPS液晶で2,000 × 1,200と、ちょっと珍しい解像度になっていますが、動画視聴で美しい映像が楽しめそうです。NEC製なのでWideVineもL1でしょうしね。

なお、この製品はスマホでも使われているCPUを搭載していますが、Wi-Fi専用機です。4G/5G通信には対応していません。

カメラですが、T1195/BASのほうはタブレット製品としては珍しく顔認証に対応します。スマホでは珍しくもない機能ですが、タブレットではあまりお目にかかったことがないです。ウインタブで中華タブ系を取り上げることが多いせいもあるんでしょうね。また、画素数についてもアウト側が13MPありますので、(NECということもあり)そこそこの画質で写真や動画の撮影ができそうです。

サイズは「非常に素晴らしい」ですね。T11は11インチ/11.5インチと、よくある10.1インチタブレットよりも一回り大きいサイズなのですが…

T11(1195/BAS):264.3 × 171.4 × 5.8 mm / 484 g
T11(1175/BAS):258.4 × 163 × 7.5 mm / 490 g
Teclast M40:243 × 163 × 9.3 mm / 531 g

10.1インチのTeclast M40と比較するとこんな感じです。タテ・ヨコサイズに関してはさすがにT11のほうが大きいですが、厚さと重さがすごいですね。特にT1195/BASの厚さ5.8 mmというのはAndroidタブレットとしては驚異的だと思います。また、ディスプレイサイズが大きいにもかかわらず重量も500gを下回っています。サイズに関しては「満点!」だと思います。

2.筐体

NEC LAVIE T11

NEC LAVIE T11
スペック的には全く別物と言っていいT1195/BASとT1175/BAS(TAB11/20)ですが、見た目は非常によく似ています。上がT1195/BAS、下がT1175/BASですが、「こころなしか上のほうがベゼルが細いような気がする」くらいの違いしかありません。

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ただ、いずれもタブレット製品としてはベゼル幅がかなり細く、美しいデザインだと思います。

NEC LAVIE T11

NEC LAVIE T11
背面もほぼ同じデザインですが、カメラのところがちょっと違いますね。T1195/BAS(上の画像)はアウトカメラがデュアルレンズになっています。

NEC LAVIE T11
これはT1195/BASの(画像上から)上面/下面/右側面/左側面です。T1175/BASもほぼ同じレイアウトです。ここで気づくのが、T11は4スピーカーを搭載している、ということです。また、見た目は似ていますが、T1195/BASのみJBL製スピーカーシステムを採用しています。いずれもDolby Atomos搭載の4スピーカーということで、音質にはかなり期待して良さそうですね。

それと、T1195/BASにあるmicroSDカードリーダー(左側面の中央)がT1175/BASにはありません。スペック表の上ではT1175/BASもmicroSDカードリーダーを装備しているはずなのですが…。どこにあるんでしょうね、カードローダー。

それと、おそらくディスプレイの仕様に起因するのかもしれませんが、上位モデルのT1195/BASは防水・防塵性能「なし」、T1175/BASはIPX2/IP5Xとなっています。

NEC LAVIE T11
うれしいことに、T11はオプションでキーボードとスタイラスペンが用意されています。キーボードにはタッチパッドもつき、ペンは4,096段階の筆圧に対応します。

3.価格など

NEC LAVIE T11はNECの直販サイトで販売中で、2月26日現在、上位モデルのT1195/BASが59,800円(税込み65,780円)、下位モデルのT1175/BASが42,800円(税込み47,080円)、Web限定モデルのTAB11/201は「販売準備中」です。また、別売りのキーボードは保護フィルムとセット販売で9,980円(税込み10,978円)、スタイラスペンは6,980円(税込み7,678円)です。

個人的には「どうせ買うならT1195/BASだよなあ。あとキーボードとペンも欲しいなあ。」と思います。そうなると税込みで84,436円になります。まあ、よさげなモバイルノートが買えてしまうお値段ですね。

4.関連リンク

LAVIE T11 プレミアムタブレット:NEC

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コメント

  1. 匿名 より:

    Snapdragonなのにセルラーモデルじゃないんだ。
    他のスペックは良いけれどこの値段ならiPad買うわな。

  2. 匿名 より:

    https://www.lenovo.com/jp/ja/tablets/android-tablets/tab-series/Lenovo-TB-J706/p/ZA7C0050JP

    OEM元のLenovo版の方がクーポンで安く買えちゃうんですよね…今のところ

  3. 匿名 より:

    入荷が遅れて3月中旬初予定になったらしいですよ。