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HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro - 7インチのAndroidファブレット、スマホの買い替えにもよさそうよ!

HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Windowsのタブレット専用機、言い換えると8インチ以下の小型タブレットというのはかなり市場が冷え込んでいて、新製品がほとんど出ていない、という状況です。気がついてみたらウインタブでもこれらの小型タブレットに関する記事はかなり減っていて、かわりにやや大型の2 in 1とかモバイルノートPCに関する記事が増えています。

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Windowsに限定しなくても、小型タブレットというのは全体的に退潮傾向にあり、iPadにせよAndroidタブレットにせよあまり景気のいい話は聞きません。iOSもAndroidもスマホと同じ(インターフェースは少し異なります)OSなので、スマホが全体的に大型化している影響で、Windows以上に苦しい立場になってしまっていることは想像に難くないですね。

そんなわけで、ウインタブもWindowsにこだわっていては小型タブレットの情報を提供できないと思っています。ウインタブの「ウイン」はWindowsの「ウイン」で、こちらに関してはモバイルWindowsマシンを広く取り上げます。そして、ウインタブの「タブ」はタブレットの「タブ」なので、WindowsだけでなくAndroidについても紹介記事を書いていきたいなあ、と思っています。もはやAndroidタブレットというのもかなり新製品の数が減ってきているので、チェックして紹介記事を書くのは十分可能なんですよね。

ということで、最近タブレットに関しては元気なHUAWEI(ファーウェイ)の新製品「MediaPad T2 7.0 Pro」を紹介します。これ、Androidタブレットなんですけど、7インチで通話が可能な「ファブレット」なので、スマホの買い替えということでも選択肢に入るかもしれません。

1.スペック

OS: Android 5.1
CPU: MSM8939(Snapdragon 615)
RAM: 2GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 7インチIPS(1,920 × 1,200)
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth4.0、LTE(SIMフリー)
カメラ: イン500万画素 / アウト1,300万画素
入出力: microUSB?、microSDカードスロット、nanoSIMスロット
バッテリー: 4360mAh
サイズ: 187.4 × 105.8 × 8.2 mm / 250 g

補足します。OSはAndroid 6.0ではなく5.1ですね。メーカーがアップグレードに対応してくれるかどうかわかりませんが、個人的には6.0は使った経験がなく、5.1に関しては割と好印象(つまり、使いやすいということ)を持っていますし、Androidの場合は世代の異なるOSバージョンが混在するのが普通なので、これはこれでいいんでしょう。

CPUはSnapdragon 615と、ミドルクラスのオクタコア製品が使われています。このCPUのAntutuベンチマークスコアをWebで検索してみたところ、「3万台半ばから後半」くらいでした。ウインタブではサンプルは少ないのですが、いくつかAntutuのテストデータを持っていて、Atom Z8300(CherryTrail)で「5万台半ばから後半」、Atom Z3735F(BayTrail)で47,495、MediaTek MT8392で31,561、MediaTek MTK8735Pで23,925というスコアなので、Antutuということに限定すればこのCPUの性能はAtomよりちょい下のミドルスペック、という評価でいいと思います。

RAMは2GB、ストレージは16GBで、RAMのほうはいいとして、ストレージ16GBというのはどうかな?と思います。というのもAndroidはアプリを外部ストレージ(microSD)にインストールできるようにはなっていますが、内蔵ストレージ以外へのインストールを拒むアプリがかなり多いので、大量にアプリをインストールする場合は少し足りなくなるかもしれません。

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Windowsタブレットをメインに扱っているものとして、ディスプレイが7インチながら1,920 × 1,200の解像度であることと、カメラ、特にアウトカメラが1300万画素ある、というのは「スゲー」って思いますね。しかしこの製品はスマホでもあるのでカメラが高性能であるというのはある意味必須なんでしょう。また、サイズも小ぶりですし、重量が250 gというのもWindows タブレットとの比較ではすごいことに思われます。

なお、この製品はSIMフリー機で対応バンドは「1/3/8/19/26/28/41」ということなので、とりあえず心配は要りませんね。まあ、日本で正規に販売される製品なので当たり前ですけど。

2.筐体

HUAWEI MediaPad T2 7 筐体
この画像を見ると筐体がかなりスリムでベゼルが非常に細く見えます。同じ7インチサイズのWindows タブレット「geanee WDP-073-1G16G-10BT」とのサイズ比較をしてみると、

MediaPad: 187.4 × 105.8 × 8.2 mm / 250 g
geanee: 188.5 × 108 × 10 mm / 274 g

ミリ単位ですけど、全体的に小さくなってますね。「横が2.2ミリ狭い」というのが体感上どれほどの差になるのかはなんとも言えませんが、小型タブレットの場合、同じディスプレイサイズなら筐体が小さいほうが歓迎、というのは間違いありません。あと、トップ画像に使いましたが、筐体色は「ホワイト」「ブルー」「ゴールド」の3色が選択可能です。

HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro サイドビュー
横から見た画像です。これだとちょっとわかりにくいですね。画像の下側にmicroSDもしくはSIMスロットが、上側に音量上下ボタンと電源ボタンが見えますが、真ん中のくぼみは…

HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro 指紋センサー
指紋センサーっす。Windowsタブレットだと低価格帯のものにはついていませんけど、さすがはファブレット…

3.価格と発売時期

HUAWEI MediaPad T2 7.0 Proは7月8日発売の予定で、現在NTT-Xストアで予約注文を受付中です。価格は24,273円(税込み)となっています。7インチのWindowsタブレットが1万円を切る価格で販売されている中、この製品は2万円台となりますが、LTE対応のスマホでもあるわけで、一概にWindowsタブレットより高いとかは言えません。

むしろ、ディスプレイの品質であるとか、指紋センサー搭載のセキュリティ機能とかを合わせて考えると、決して割高ではなく、中下位のAndroidスマホと同価格でこの品質のファブレットが購入できる、というのはかなり魅力的なんじゃないでしょうか?退潮傾向にある小型タブレット市場にあって、この製品は一つの解を提示してくれているように思います。

4.関連リンク

MediaPad T2 7.0 Pro:HUAWEIジャパン公式サイト
ファーウェイジャパン MediaPad T2 7.0 Pro(ホワイト):NTT-Xストア

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コメント

  1. 匿名 より:

    先日の「新型Atom開発中止」のニュースを見て以降、WindowsタブレットやスティックPCがどうなるのか気になってます。

    coreiやcoremを積んだ、大型高性能高価格モデルだけになっていくんですかね…

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私も気になりますが、Windows 10 mobile機になっていく、というのも一つの可能性かな、と思います。

  2. 匿名 より:

    ASUSも7,8インチAndroid発表しましたね。前回のと何が違うのかよくわかりませんけど。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。いただいた情報、確認して記事を書きます。ありがとうございました。