VAIO Z & VAIO Z Canvas - 新生VAIOの初号機と弐号機を肉眼で確認・・・してない

VAIO Z
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2月16日は待ちに待ったVAIO株式会社の新製品発表会。現地で新製品を肉眼で確認してはおりませんが、なんとなく収まりのいい記事タイトルにしてしまいました。

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私はひそかに「VAIOのスマホはWindowsPhoneなんじゃね?」と思っているのですが、残念ながらスマホについての発表はなく、PC、それも2 in 1が2機種発表されました。ウインタブの得意分野から大きく外れるハイエンドマシンですが、やっぱりVAIOブランドの製品は避けて通れないというか、どうしても気になるので、概要を説明したいと思います。

1.VAIO Z

ひとつめは折りたたんでタブレットとしても使えるノートPC、「VAIO Z」です。「Z」というのはソニー時代、VAIOシリーズのフラッグシップモバイル機に冠される記号だということですが、「Z」にふさわしいハイスペックノートとなっています。ちなみにVAIOでは「モンスターPC」と称しています。スペックは以下のとおりです。

OS: Windows 8.1 Pro Update 64ビット/Windows 8.1 Update 64ビット
CPU: Intel Core i7-5557U (3.1GHz/3.4GHz)/ Core i5-5257U (2.7GHz/3.1GHz)
GPU: Intel Iris グラフィックス 6100
RAM: 16GB/8GB
ストレージ: SSD128GB/256GB/512GB
ディスプレイ: 13.3インチ(WQHD 2560 x 1440)タッチパネル
入出力: USB3.0×2、HDMI×1、ヘッドフォンジャック、SDカードスロット
無線LAN: IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth
カメラ: イン92万画素/アウト799万画素
センサー: 加速度、ジャイロ、地磁気

CPUはCore i7かi5になりますが、これ、並みのCore iではなく、TDP28Wです。TDPというのは

* TDP(サーマル・デザイン・パワー) とは、熱設計電力のこと。設計上で想定されるプロセッサーの最大放熱量であり、高性能になるほど値が大きくなります。
出所:VAIO公式サイト

とのことで、通常のノートPCの場合はTDP15Wです。そのため、本機はCore i5でもTDP15WのCore i7よりも高性能だということです。また、GPUはCPUに統合されたタイプ(Intel HD グラフィック)ですが、その中でもハイエンドとされるIris(アイリス)が使われています。RAMは最低でも8GB、ストレージは128GB~512GBまで選べるようになっています。

これだけ見ていくと、確かにモンスターなPCなんでしょうけど、価格もモンスターです。最上位構成にすると40万円に手が届きそうな感じ。最低構成の場合でも204,984円と、20万円を越えます。さすがソニー、あ、いやVAIO!

本機のデザイン、さすがと唸らされます。

VAIO Z ブラック
VAIO Z シルバー
ちょっと見た感じ、薄型ですがごく普通のノートPCですね。カラーはブラックとシルバーの2種類。

VAIO Z 天板
これがブラックの天板です。「VAIO」のロゴがうれしいですね。でも、溝が切ってありますが…。

VAIO Z 変形
これ、溝じゃなくてヒンジです。ディスプレイを回転させることもできますし、折りたたむと…

VAIO Z タブレット
タブレットに変形です。キーボード部分が分離しないため、厚みは16.8mm、重さも約1.34kgとなり、結構なサイズになってしまいますが、「超ハイスペックなタブレット」の出来上がりです。

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画像を見れば一目瞭然ですが、当然筆圧対応のデジタイザが搭載されています。このスペックにこのサイズですから、「電車の中でちょっと株価チェック」みたいな使い方ではなく、「イラストや画像加工などクリエイティブな作業をじっくりと」って感じの使い方になるでしょう。なので、8インチとか10インチのAtom機とは利用シーンが異なると言えます。ということで、本機はハイエンドノートPCであり、クリエイティブ作業に適したハイエンドタブレットでもある、ということになるでしょう。

2.VAIO Z Canvas

VAIO Z Canvas
つぎに、よりタブレットらしいマシン、「VAIO Z Canvas」です。こちらはまだ販売が開始されておらず、5月発売予定の製品で、VAIO Zのように詳細な機種情報は明らかになっていません。現在までにわかっているスペックは下記のとおりです。

OS: Windows 8.1 Pro Update 64ビット
CPU: Intel Core i7 プロセッサー H プロセッサーライン
GPU: Intel Iris Pro
RAM: 最大16GB選択可能
ストレージ: 最大1TB選択可能
ディスプレイ: 12.3インチ(3:2) 2560 × 1704(250 DPI)
入出力: USB 3.0 x 2、HDMI x 1、Mini Display Port x 1、ヘッドホンジャック、1000BASE-T/SDXCカードスロット x 1

CPUはCore i7ですが、「H プロセッサーライン」となっています。これはCore i7でもハイグレードなCPUとなります。またGPUもIris Proとなっていて、グラフィック性能にかなり期待できますね。上に紹介したVAIO Zも2 in 1ですが、キーボードが分離できないタイプで、どちらかというとノートPC形態のほうが主であるのに対し、本機はタブレット本体に薄型のワイヤレスキーボードが付属するタイプなので、タブレット形態が主、といえます。スペック表を見てもストレージ容量が大きく、外部ディスプレイ用のインターフェースが充実していることから、明らかにクリエイターがスタイラスを使って作業するためのマシンです。
VAIO Z Canvas
このように、タブレット本体とキーボードは分離し、無線接続となります。

VAIO Z Canvas キックスタンド
おそらくキーボードが薄型すぎてタブレット本体を支えることができないんでしょう。タブレット側にキックスタンドがついています。Surface Pro 3に似ていますね。

本機はその構造上、キーボードを接続して使用する場合、膝の上に乗せて、とかファーストフード店のせまいテーブルで、とかの使い勝手は悪いと思います。なので、そういう使い方をするのならVAIO Zのほうを、スタイラスを使ったクリエイティブ作業に特化するならVAIO Z Canvaasを、という棲み分けになると思われます。

価格の方は明らかになっていませんが、VAIOの公式サイトによれば「Windows 8.1 Pro Update / Core™ i7 / 8GB Memory / 256GB SSD の基本構成で、20万円台後半から」ということです。スペックはSurfaceよりも上、価格もSurfaceよりも上ってことですね、わかります。

3.さすがVAIO!

今回紹介した2機種は、どちらも作り手のこだわりが感じられます。スペックへのこだわりはもちろんですが、特にVAIO Z Canvasのほうは利用シーンとか想定ユーザー像が明確になっていて、買い手の方も迷わないですみます。さらにどちらも安曇野工場で厳重な品質検査をし、最終の仕上げをしています。

ウインタブで取り上げるにはスペックも価格もかなり「ハイ」ですが、「VAIOに39,800円のタブレットを作って欲しいか?」という問いかけをしてみたら、「やめて」って答えになると思います。VAIO、言い換えるとソニーのイメージは、「エッジの効いた工業製品」なわけで、それができなくなったから(すごく失礼ですけど)ソニーは凋落してしまったわけで、39,800円のハイコストパフォーマンスのタブレットを作るためならわざわざVAIOという会社を作る意味はなかったはずです。

今回の2モデル、「無理しても買いたい」って思う人がたくさんいるでしょうし、VAIO株式会社にはそういう製品を作れる企業であってほしいと思います。

最後になりますが、VAIO ZのほうにはBEAMSコラボモデルがあります。個人的には全くもって気に入らないので、リンク先で画像等をご確認ください。

4.関連リンク

モンスターPC「VAIO Z」:VAIO公式サイト
モンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」:VAIO公式サイト

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