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2023年に感動したガジェットやアプリ(natsuki)- 電子ペーパータブレットBOOXシリーズ最新作や、世界中の実際の地形を飛び回れるドローンシミュレーターなど

camp
こんにちは、natsukiです。年の瀬も迫ってまいりました。個人的に今年のウインタブでの最も印象深い思い出と言えば、ガジェットよりも、キャンプに行ったことですかね(笑)。私は、もともと大勢でワイワイやるのが好きな性格なんですが、コロナ禍を経た後は、生活が戻っても、世の流れというか、職場その他の飲み会などがめっきり減ってしまって寂しい思いをしていました。そんなこともあり、キャンプではとても楽しい時を過ごせました。また、都合を付けて是非行きたいと思います。さて、今年も、特に印象に残ったガジェットを紹介いたします。

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1.電子ペーパータブレット「BOOX」シリーズ

やはり、もっとも印象深いガジェットといえば文句なしにこれでしょう。電子ペーパーAndroidタブレット「BOOX」シリーズです。毎年のように新たな驚きを感じさせてくれる、素晴らしいブランドですね。

BOOX Nova Air2 ― メモに資料閲覧と書き込みに大活躍の、従来型電子ペーパータブレットの最高峰

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まずは、従来からの正当進化「BOOX Nova Air2」。BOOXとして目新しい機能はありませんが、「目に優しい電子ペーパー」「高精度なペン入力」「手書きも十分読んでくくれるAI文字認識」「カバーにページめくりボタン付き(長押しにも機能割当可能)」といったBOOXシリーズのウリをきちんと抑え、何より、7.8インチという絶妙なサイズ感。電子書籍リーダーはもちろん、むしろ資料閲覧とそこへの書き込み、そしてメモ帳に、毎日手放せない相棒です。

BOOX Nova Airシリーズ 7.8インチ 電子ペーパー:SKTNETSHOP(売り切れ)

BOOX Nova Air2 レビュー - 電子書籍リーダーに手帳に、ちょうどいいサイズ感で、高精度なペン入力と便利なページめくりボタン付き専用カバーも備えた7.8インチ電子ペーパータブレット:ウインタブ実機レビュー記事

BOOX Palma ― スマホ感覚で使える電子ペーパータブレット

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インパクトの強さはこれ、スマホサイズにカメラを備えた「BOOX Palma」。従来に、似た特性を持つものがない、極めて野心的な製品です。スマホのように電子書籍を見たり、資料を閲覧するのがメインになるでしょう。BOOX PokeシリーズやKindleなど、縦横比の異なる従来型6インチクラス電子ペーパータブレットとの差別化としては、第一に、ポケットに入る形状、第二に、BOOX SuperRefreshによる、スクロールを十分に行えるレベルの反応速度の速さがあります。

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実際の使い方としては、外出時の電子書籍や資料閲覧の他、スマホとテザリングして、SNSやブラウジングにも使えます。スクロールを苦にしないことで、スマホに適した文書の閲覧ができるのは、従来の電子ペーパータブレットに対する大きな優位性です。SNSやWEB小説はもちろん。例えば、X連載小説「ニンジャスレイヤー」などとの相性は最高ですね。

一方の特徴的なカメラですが、2023年12月現在、OCR機能が日本語非対応で、サードパーティー製アプリだと焦点が合いにくい(離れたものはいけるが、書類など近いと厳しい)という難点を抱えるため、使い勝手がいまひとつ。可能性は感じるので、システムアップデートでの改善を待ちたいところです。

BOOX Palma 6インチ スマートフォンサイズタブレット:SKTNETSHOP

BOOX Palma レビュー - BSR搭載で電子ペーパーの新たな可能性を引き出す、カメラ付きのスマホサイズ6インチ電子ペーパータブレット:ウインタブ実機レビュー記事

BOOX Palma 実機レビュー第2弾 - 「スマホサイズの電子ペーパータブレット」、様々な機能やアプリを使い込んでみた:ウインタブ実機レビュー記事

BOOX Tab Ultra C Pro ― ノートであると同時にもはやパソコンとしても使える、技術革新のかたまりのようなカラー電子ペーパータブレット

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最先端の技術が注ぎ込まれ、従来の電子ペーパータブレットとは次元の異なる使用感を実現したのが、この「BOOX Tab Ultra C Pro」です。昨年後半よりリリースされた「BOOX Tab Ultra」シリーズは、10インチクラスでカメラと打ちやすい専用キーボードを備え、上記のBOOX Palmaにも搭載されているBOOX SuperRefreshによって、従来の電子ペーパーが苦手としていた反応速度を劇的に改善してスクロールを十分に行えるなど(さすがに動画はきつい)、もはや「電子ペーパーノートパソコン」と呼べるようなレベルに達してきました。ここに、これも近年急速に実用レベルになった「カラー電子ペーパー」を搭載したのが「BOOX Tab Ultra C」、そして、ハードを全面的にブラッシュアップして実用性を高めたのが「BOOX Tab Ultra C Pro」というわけです。

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BOOX SuperRefreshの反応速度であれば文字入力も問題無く、タッチパッドを備えた専用キーボードにより、オフィスアプリを使っての作業すら十分に可能です。また、従来よりの優れたペン入力性能も引き継ぎ、これにカメラが加わることで紙の書類の電子化がはかどります。なお、BOOX Tab Ultaraシリーズでは、BOOX Palmaに見られるサードパーティー製アプリの焦点問題は見られません。従来の電子ペーパータブレットとは根本的に異なる、革命的な機種です。

BOOX Tab Ultra C Pro 10インチカラー電子ペーパー:SKTNETSHOP

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BOOX Tab Ultra C Pro 実機レビュー - カラー電子ペーパーAndroidタブレットのフラグシップ。全面的にブラッシュアップして「カメラを使ったスキャン」「専用キーボードによる入力」がますます使いやすく!:ウインタブ実機レビュー記事

2.卓上メモ「クリーンノート Kaite」

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卓上ガジェットで、大活躍しているのがこれ。「クリーンノート Kaite」です。好きなときに書いて消せるメモパッド。専用のペン以外では、いくら指でこすっても書きも消せもしないというのが秀逸。部分消しも可能です。まさに、無限に使える付箋で、使いはじめると手放せません。やや表示が薄いのが珠にキズですが、卓上で使う分なら視認性はまったく問題ありません。卓上に付箋やメモが手放せない人は、是非、試してみてください。

クリーンノート Kaiteシリーズ:メーカーサイト

PLUS クリーンノート Kaite レビュー - 無限に書いて消せる、形状も豊富なメモガジェット。特に卓上メモとしておすすめ:ウインタブ実機レビュー記事

3.FPVドローンシミュレーター「GlobeXplore」

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アプリになります。FPVドローンシミュレーターアプリ「GlobeXplore」です。Google Mapのデータを読み込んで、世界中を自由自在に飛び回れるという夢のようなアプリです。Google Mapのデータが無いところは平面なので、全世界と言っても実際には西側先進国の都市部や有名観光地に限られるものの、それでも十分。特にヨーロッパはデータが充実しているので、古き町並みや城塞、奇岩絶景を飛び回るのは最高の気分です。

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あくまで、FPVドローンシミュレーターであるため、姿勢の自動制御なんかはなく、文字通り自由自在なフライトが可能な一方、操縦に最低限のFPVドローンの操縦システムに関する知識とテクニックは要求されます。また、ドローン用のプロポ(操縦機)がないと、繊細な操縦は難しいでしょう。そもそも、ゲーム用ジョイパッドとドローン用プロポでは、スプリングの抵抗のかけ方が違いますので(ドローンのスロットルは、中央ではなく一番下げた状態が基本位置になる)。私の場合は、GlobeXplore専用のプロポとして、「LiteRadio 3 Radio Transmitter」を買ってしまいました。(BETAFPVの安価なプロポは、「スティックが十分な感度を備えて技適の通っている」FPVドローン用プロポの中では頭抜けて安価なものの、設定が独特で汎用性に欠けるため注意)

ちなみに、一般的なゲーム用の「ONEXPLAYER 2 Pro」でも実際にプレイしてみましたが、スプリング抵抗は力で無視するとして(笑)、感度の面では、上空からながめる観光フライトならいけるが、建物のスキマをスイスイやアクロバティックな飛行は厳しい、といった感じですね。

GlobeXplore FPV Simulator:itch.io

ドローンシミュレーター GlobeXplore - 全世界の実際の風景を自在に飛び回れる、夢のようなドローンシミュレーター!:ウインタブ紹介記事

4.WEBブラウザ「Vivaldi」

vivaldi
知る人ぞ知る、WEBブラウザ「Vivaldi」。以前からメインブラウザとして使っていて、時折紹介記事を書いていますが、今年実装された「ワークスペース」機能が、個人的には神! タブを、画像のようにプルダウンメニューにまとめておくことのできる機能です。これで、テーマごとに関係ページをまとめてサッと開けます。最高。ますます手放せなくなりました。

vivaldi_setting
なお、「設定>一般>起動>起動時に開くページ」を「最後のセッション」にしておかないと、正しく動作しないので(ワークスペースが、ブラウザを閉じたときにタブを記憶してくれない)、ご注意を。

Vivaldi ブラウザ

5.AIイラスト生成サービス「Bing イメージクリエーター」

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すさまじいスピードで進化する画像生成AI。そのサービスの多くが、利用のためには、一定の習熟や課金などを必要とする中で、この「Bing イメージクリエーター」は、誰でも無料で手軽に利用でき、天下のMicrosoftが提供しているという、利用ハードルの低さと間口の広さで突出しています。その分、高度なことはできないんですが、ちょっとしたワンポイントのイラストレベルなら十分に使えます。もっとも、商用利用不可なのには注意。ともかく、ひとまず画像生成AIなるものを体験してみる入門にはうってつけです。今後の生成AI利用についての建設的な議論のためにも、まずは、万人がこういったサービスを使ってみて、体験することこそ重要だと思います。なお、私の環境ではVivaldiで使えていますが、基本的にはEdgeを使う前提のサービスになっています。他のブラウザでうまくいかない場合は、Edgeを使ってみてください。

Microsoft DesignerのImage Creator

「Bing イメージクリエーター」を試す - Microsoftが提供する、無料で日本語が使える、非常に手軽なAI画像生成サービス:ウインタブ紹介記事

6.まとめ

特に感動したり、実用性の極めて高いものをピックアップしてみました。もちろん、この他にも、ネタとして楽しめたり、お気に入りだったりするガジェットはたくさんあります。特に、比較的小粒なものが多いため今回の記事では割愛しましたが、Aliexpressで入手したアイテムは、色々と面白いものが目白押しでした。来年も、こだわりと楽しさのあるガジェットやアプリを紹介していければと思います。

7.関連リンク

2023年お気に入りガジェット 記事一覧

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コメント

  1. 匿名 より:

    今年はカラー電子ペーパー端末が増えましたね。
    カラー電子ペーパーは画面描写の少ないスマートウォッチに向いてそうだけどベゼルが厚いとか防水性とか苦手なことも多いのかな?

    • natsuki より:

      カラー電子ペーパーも、ずいぶん鮮明になってきましたからね。確かに、スマートウォッチは合いそうな気がしますが、一時期、モノクロで出て以来見かけなくなってます。流行りの問題なのか、技術的になにかあるのか?