似たようなPCを昨年末に購入したばかりですが、ディスプレイが割れていようが使えればいいと考えてしまうジャンク大好き人間なのでお買い得と感じられたらつい購入してしまうのは困ったところです(笑)。ということで、ディスプレイ割れが発生しているMicrosoftの2 in 1 Windowsタブレット、Surface Pro 7+を購入しました。
1.Surface Pro 7+について
購入したのはMicrosoftが2021年10月に発売したSurface Pro 7+です。その名の通り前年(2020年10月)に登場したSurface Pro 7のマイナーチェンジモデルで、Windows 11のリリースと同じタイミングで販売が開始されています。
マイナーチェンジ前のSurface Pro 7の紹介記事:
筐体デザインは2015年11月に登場したSurface Pro 4からほぼ変更されていませんが(ちょうど今年で10周年です・・・)、「中身」は同時発表されたSurface Pro 8相当にアップデートされていて、CPUはSurface Pro 7の第10世代Core(Commet Lake)から第11世代Core(Tiger Lake)に変更されました。
また、この世代のモデルまでは「ディスプレイのパネルを外す=破損確定」という設計で、ユーザーによる修理は一切考慮していない点は変わっていないものの、SSDスロット開口用の蓋が設けられたことにより、後からより大容量のSSDに換装することも可能になっています。
法人向けモデルの発売から半年後の2022年3月にはWindows 11 Homeをプリインストールする個人向けモデルの販売も開始されています。
かのあゆブラックが購入したモデルは法人向けに販売されていたWindows 10 Pro(2021 Update)プリインストール/Core i5-1135G7/8GB RAM/256GB SSDモデルです。
2.購入したSurface Pro 7+のコンディション
今回もいつもかのあゆがジャンク商品を購入している某ショップのジャンク専門店で購入しました。
まもなくOSサポートが終了する関係で保証付きの通常中古もほぼ投げ売り価格で販売されているSurface Pro 4・5(LTE Advanced)やコンパクトモデルのSurface Goシリーズも含め、ジャンク商品は大量に在庫があるのですが、その中で「CPUが比較的新しい第11世代Core i5で症状も軽微」な個体をたまたま発見したので、簡単な通電確認だけ行ってタッチパネルの動作は問題ないことを確認してから即決で購入してしまいました。
ACアダプター欠品で価格は22,000円でした。購入した店舗ではかのあゆが購入した個体よりもさらにコンディションが酷い、ガムテープで固定しないとディスプレイが完全に割れてしまう可能性がある文字通り「ガラクタ」に近い状態の商品が30,000円で販売されていたので、価格設定の基準が正直よくわからないのですが、この辺もジャンクショップ巡りの醍醐味なのではないかと考えています(笑)。
Surface Connect対応ACアダプターは既に所有している上、Surface Pro 7以降のモデルからMini HDMIポートを置き換える形でUSB PDに対応するUSB-Cポートが搭載されているのでACアダプターが欠品というのは問題が無かったのですが、Surface Pro・Goシリーズを使う際はタイプカバーも必須だと考えているので、急いで閉店間際の別店舗(某大手家電量販店グループの店舗が運営しているジャンク・難あり商品専門店)で購入してきました。
新品だと2万円以上するSurface純正タイプカバーですが、中古商品であればコンディションを気にしなければ3,000円程度で入手可能です。
動作未確認のジャンク商品であれば500円で入手出来る場合もあるのですが、Surface Pro 7+を購入したタイミングが秋葉に出店しているほとんどのショップが閉店時間を迎える19時を過ぎていた頃だったので、開いているショップでできる限り安価な商品を選んで購入することにしました。
ディスプレイのコンディションは右下側に割れが発生している状態になっていますが、ジャンク商品で出回っているSurface Proシリーズだと前述の「ガムテープで固定しないと完全に割れてしまう」ようなジャンク商品も多数出回っているので、この程度の割れは気になるレベルではありません(あくまでもかのあゆブラック個人の意見です)。
ディスプレイの交換は原則不可能なのでこのまま使うことになりますが、タッチパネルも正常に動作するので「普通に使える」範囲です。内蔵GPUが大幅強化されたIris Xe Graphicsを採用するCore i5-1135G7搭載Surface Pro 7+がタイプカバー込みでも約25,000円で購入出来てしまったのでかなりお買い得だったと思っています。
同時購入したタイプカバーが一切認識されなかったので、タイプカバーコネクター不良を疑ったのですが、こちらは自宅に戻ってからWindows 11へのOSアップグレードと一緒に最新のファームウェア、ドライバをWindows Update経由で適用したところ、無事認識されました。
3.まとめ
実はSurface Proシリーズは数ヶ月前にも「タイプカバーコネクター不良(全く認識しない)」のSurface Pro 5(Core m3-7Y53/4GB RAM/128GB SSDモデル)を購入しています。
こちらはなんと2,980円で、前述の某大手家電量販店系列のショップで購入したためWPS OfficeとACアダプターも付属していてお得だったのですが、残り半年でWindows PCとしては運用できなくなるのでどう使おうかいろいろと迷っています・・・ただ、この値段だとOffice互換ソフトとSurface純正ACアダプターに本体が付属したも同然なのでこちらもお得でした。
これ以前も何台か購入はしていたのですが、今回「2025年10月以降もWindows 11搭載PCとして問題なく利用できる」Surface Pro 7+がジャンクとはいえ2万円で販売されていたので、ついつい購入してしまいました。ディスプレイが割れているとは言え、通常利用には支障が無いレベル(※あくまでもかのあゆブラック基準です)でバッテリーのコンディションも良好だったので、今回もいい買い物ができたと思っています。しかし第11世代Core搭載PCも安くなりましたね・・・
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