Lenovo Legion 760 － Ryzen 9とGeForce RTX3080搭載！ハイエンドな16インチゲーミングノート

レノボがハイエンドなゲーミングノート「Legion 760」を発売しました。2週間ほど前からレノボ直販サイトで販売がスタートしているのを確認していたのですが、紹介記事の作成が遅くなり、申し訳ありません。ここのところ「直販」という切り口ではいまひとつ元気がないように思われたレノボのLegionですが、この760はスペック、コストパフォーマンスとも非常に魅力的な製品になっています。

1.Legion 760 スペック

スペック表

バリエーションモデル

・Ryzen 7/RTX3070/16GB/1TB
・Ryzen 7/RTX3080/16GB/1TB
・Ryzen 9/RTX3080/32GB/1TB
※左からCPU/GPU/RAM/ストレージ
※それぞれOffice Home&Business搭載モデルあり

ポイント

●CPUに第4世代のRyzen 7 5800H/Ryzen 9 5900HXを搭載
●GPUはGeForceの上位モデル、RTX3070/RTX3080
●16インチでアスペクト比16:10の高精細ディスプレイ

コメント

Legion 760はレノボのゲーミングノートではトップモデルという位置づけになります。CPUは最新の第4世代Ryzen Mobleで、Ryzen 9 5900HXの設定もあります。またGPUもGeForce最上位型番、RTX3080が選択できます。現状入手できるゲーミングノートとしては最高性能になるものと思われます。

RAMはRyzen 7モデルが16GB、Ryzen 9モデルは32GBで、ストレージは全モデル1TB PCIe SSDです。最上位構成だと「Ryzen 9/RTX3080/RAM32GB/1TB SSD」という構成になりますが、もはやケチの付けどころのないものと言えるでしょう。

ディスプレイは16インチと、ちょっと珍しいサイズで、解像度は2,560 × 1,600、アスペクト比16:10です。一般的なFHDディスプレイよりも解像度が高く、縦方向に少し長い形状です。ちなみに先行して発売されたLegion 560 Pro（4月25日現在、直販モデルはありません）と同じ仕様です。

このディスプレイ、解像度が高いだけでなく、DisplayHDR 400（ディスプレイの品質規格。詳しくはこちらをご覧ください）、AMD FreeSync、NVIDIA G-SYNCに対応、そしてリフレッシュレート165 Hzと、美しさと高速さ、滑らかさを兼ね備えた高品質なものになっています。ゲーマーだけでなく、映像系クリエイターにも向くと言えるでしょう。

2.Legion 760 筐体

筐体重量は2.5 kgと、お世辞にも軽いとは言えませんし、奥行き（短辺）も大きめですが、横幅356 mmというのは小さいですね。そのせいもあってベゼル幅は非常に細く、ゲームプレイ中の没入感も高まると思います。

天板です。上位モデルらしく天板ロゴ部分、背面にLEDが仕込まれ、イルミネーションが可能です。またLEDは前面や側面にもありますし、キーボードもRGBバックライトがついていますので、ゲームプレイ中の雰囲気を盛り上げてくれそうです。

また、この製品の奥行きが大きめ、というのはこの画像からもわかると思います。最近のゲーミングノートにしばしば見られる形状ですが、ヒンジがやや前よりに取り付けられ、後部にオーバーハングがあります。Legionシリーズは以前からこのような筐体レイアウトになっています。

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。Legion 760は合計で5つのUSBポート、HDMIポート、有線LANポートと、充実したポート構成になっています（ただし、SDカードリーダーはありません）。配置は「背面メイン」ですね。LANポートやHDMIポート、電源ポートは背面でいいと思いますが、USB Type-Aポートまで背面に集められています。ここは使用感で賛否両論ありそうです。

3.Legion 760 価格など

Lenovo Legion 760はレノボ直販サイトで販売中で、4月25日現在の価格は税込み201,058円から、となっています。日頃は低スペック機に肩入れしがちなウインタブですが、この製品を買うのならやはり「Ryzen 9にRTX3080にしてもいいかな」という気はします。ちなみにRyzen 9/RTX3080モデルの価格は税込み256,709円ですから、かなりコストパフォーマンスが高いように思われます。

4.関連リンク

Legion 760：Lenovo