
LenovoがAndroidタブレット「LEGION Tab (8.8”、5)」を発表しました。従来モデルLegion Tab (8.8”, 3)からほぼすべてのスペックが新しくなっており、メーカーいわく「モバイルゲーミングの限界を超える 8.8型 タブレット」とのことです。
※この製品の発売予定日は4月17日です
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Android 16 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| RAM | 12GB (LPDDR5T) |
| ストレージ | 256GB (UFS 4.1 Pro) |
| ディスプレイ | 8.8インチ (3,040×1,904) 165 Hz |
| バンド | 5G/LTE非対応 |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 |
| ポート類 | USB 3.2 Type-C (映像出力対応) USB 2.0 Type-C microSDカードリーダー |
| カメラ | 前面:8MP/背面:50MP |
| バッテリー | 9,000 mAh (約23時間) |
| サイズ | 206.5×128.5×7.6 mm |
| 重量 | 360 g |
2. OS/SoC

OSはAndroid 16です。SoCはSnapdragon 8 Elite Gen 5で、この記事執筆時点で最新・最高性能のAndroidスマホ・タブレット向けSoCと言え、Antutu Ver. 11のスコアは約393万点 (出所:Nanoreview)に達します。…先日来、「ベンチマークブースト (端末のシステム設定にかかわらず、特定のベンチマークテストの際に非常に高いスコアが出るような「仕込み」を行うこと)が話題になっていて、一部の情報サイトやYouTubeチャンネルで「今後ベンチマークスコアは掲載しない」方針を取ると宣言しているところがあります。ウインタブとしては「それでも目安としてスコアを載せる意義はある。心配なら公表スコアを10%なり20%なり割り引いて受け止めればいいだけなのでは?」と思いますので、これからも信頼できる情報サイトに掲載されているベンチマークスコアは掲載します。
3. RAM/ストレージ

RAMは12GBで「LPDDR5T」という、ウインタブでは初めて記事にする規格です。LPDDR5TはLPDDR5Xをさらに高速化したもので、LPDDR5X (最大 8.5Gbps)に対し約13%の速度アップ (最大 9.6 Gbps)を実現しています。Lenovoの説明では「データ処理速度を最大25%向上させると同時に、消費電力を最大20%削減します」とのことですが、「どの規格と比較して」ということが書かれていないので、ちょっと注意が必要ですね。
ストレージは256GBで、こちらも「UFS 4.1 Pro」という規格です。UFS 4.0と比較して、最大転送速度に大きな変化はありませんが、ランダムアクセス性能が大きく上がり、アプリのインストールや起動などで実効速度が向上しています。
4. ディスプレイ

ディスプレイは8.8インチと、従来モデルと同サイズですが、解像度が上がり3K (3,040×1,904)となりました。リフレッシュレートも165 Hzとさらに高速化しています。また、最大480 Hzのタッチサンプリングレート、10倍のタッチ解像度 (メーカー説明による)により、さらに高速かつ精密なコントロールが可能になりました。色域は99%DCI-P3、Dolby Visionにも対応します。
5. 筐体
筐体色はエクリプスブラック、カメラバンプ付近にLegionの「O」をモチーフにしたLegion HaloというRGBライトがつきます。このライトは設定アプリ「Legion Space」で色を変更したり、他のLegionデバイスとライティングを同期することができます。
カメラは前面8MP、背面は50MPと高い画素数になっています。バッテリーは9,000 mAhと8.8インチタブとしては大容量で、68Wの急速充電とバイパス充電に対応します。

冷却システムは「Legion ColdFront: Vapor 3.0」といい、ベイパーチャンバーを搭載しており、メーカー説明では「長時間のゲームプレイでも圧倒的なパフォーマンスを発揮」するとのこと。
ポート構成です。USB Type-Cポートを2つ搭載していますね。うち1つは映像出力にも対応していますので、外部モニターを接続すれば大画面でのゲームプレイが可能です。また、スピーカーも横向きに持った際の左右側面にあり、ドルビー・アトモスにも対応しているので、ゲームプレイや動画視聴時に臨場感のある音を楽しめます。
6. 価格など
Lenovo LEGION Tab (8.8”、5)はLenovo公式サイトで4月17日に発売され、公式サイトでの予定価格は119,860円です。従来モデルの価格が8万円弱なので、価格はかなり上昇してしまいました。しかし、SoCをはじめ、RAM/ストレージ、ディスプレイなど、ほぼ全ての主要スペックが見直され、大きく改善されていることから、価格の上昇もやむを得ないと感じます。
7. 関連リンク
※この製品の発売予定日は4月17日です
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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