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Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook - 11.6インチでタブレットとしても使えるコンバーチブル2 in 1タイプのChromebook。価格も低めです

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook
レノボが11.6インチサイズのコンバーチブル2 in 1「IdeaPad Flex 360 Chromebook」を発売しました。つい先日紹介記事を掲載した「IdeaPad Silm 360 Chromebook」と同様に、メーカーサイトでスペック表が公開されたのが5月25日になっていましたので、発売から2週間ほど経過していると思われます。記事の掲載が遅れてしまい、申し訳ありません。

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先日の製品名にIdeaPad Silm 360 Chromebookは14インチのクラムシェルノートでしたが、このIdeaPad Flex 360 Chromebookは11.6インチのコンバーチブル2 in 1で、サイズと筐体構造が大きく異なります。製品名はよく似ているんですけどね。

1.IdeaPad Flex 360 Chromebook スペック

スペック表

  IdeaPad Flex 360 Chromebook
OS Chrome OS
CPU MediaTek MT8183
RAM 4GB
ストレージ 32GB/64GB eMMC
ディスプレイ 11.6インチIPS(1,366 × 768)タッチ
LTEバンド
SIM
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力 USB 2.0 Type-C、USB 2.0、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(720p)
バッテリー 駆動時間16.0時間
サイズ 285 x 202.7 x 17.45 mm(最薄部)
重量 1.2 kg

バリエーションモデル

・ストレージ32GB
・ストレージ64GB

コメント

CPUはIdeaPad Silm 360 Chromebookと同様、Intel製ではなくMediaTek MT8183です。このCPUはASUSの最新モデル「Chromebook Detachable CM3」「Chromebook Flip CM3」にも搭載されています。ASUSの2機種はOSが32ビット版だったので、この製品のOSも32ビットである可能性はあります(Chrome OSを使う上ではあまり気にしなくても結構です)。

RAMは4GB、ストレージは32GB版と64GB版があります。ChromeOSは基本的にデータをクラウドに置きますので、ストレージ容量は小さくても大丈夫なのですが、Google Playのアプリを多用するような場合は32GBだと少し不足感があります。ただ、もともとこのCPUでは原神など大容量・重量級のゲームをプレイするのは難しいですし、「Androidアプリはスマホで使えばいいや」ということなら32GBでも大丈夫でしょう。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶、HD(1,366 × 768)解像度、そしてタッチ対応です。現在ウインタブで「Chromebookを使いこなす」という連載をしていて、私自身Chrome OSにはまだ不慣れなため、ごくベーシックな内容から始めているのですが、不慣れなだけに「ディスプレイサイズが大きいもの、自分が普段使っているWindowsノートのディスプレイサイズに近いもの」が使いやすいと感じてしまいます。そのため、IdeaPad Flex 360 Chromebookよりも14インチのIdeaPad Silm 360 Chromebookのほうがいいかなあ、などと個人的に思ってしまいます(ちなみに私が現在使っているChromebookも11.6インチw)。

それと、Chrome OSはキーボードとマウスで快適に操作することが可能ですが、UIがAndroidっぽいと感じられ、Google Playのアプリも使えます(当然タッチ操作を前提としているものが少なくありません)ので、標準でタッチ対応する、というのは歓迎したいです。

ディスプレイサイズが小さいだけに筐体サイズもコンパクトですね。出先に持ち出して、いつでもどこでもChromebookを使える、という点はうれしいところです。

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2.IdeaPad Flex 360 Chromebook 筐体

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook
いやあ、ベゼルがぶっといですね…。11.6インチサイズということもあって、ある程度ベゼルを太くしないとキーボードのサイズにしわ寄せが来てしまうのだろうと思います。ちなみに…

ASUS Chromebook Flip CM3 ディスプレイ
こちらが先日実機レビューをしたASUS Chromebook Flip CM3のディスプレイ面です。CM3は12インチサイズで269.2 × 215.8 × 16.8mmと、IdeaPad Flex 360 Chromebookよりも横幅が小さくなっていて(ただし、ディスプレイのアスペクト比も異なりますので、どちらがいいか、ということは一概には言えません)、ベゼルの形状も大きく異なります。まあ、ASUSのほうがカッコいいかも…。

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook
天板です。ご覧のようにツートンカラーです。このデザインはIdeaPad Silm 360 Chromebookと共通で、WindowsのIdeaPadシリーズとは異なります。ちょっと個性的かな。なお、筐体素材は不明ですが、おそらく外装は樹脂製と思われます。

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook
キーボードです。この画像は英語配列ですが、日本仕様は「78キーJIS配列」です。キーピッチ、キーストロークが開示されていないのが残念ですが、上で比較したASUS Chromebook Flip CM3よりも横幅が2センチ近く大きいので、ある程度余裕のあるサイズになっているのではないかと思います。

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook
コンバーチブル2 in 1筐体なので、タブレットモードなどに変形して使うこともできます。

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebook

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側面と入出力ポートの配置です。コンバーチブル2 in 1筐体なので、側面に電源ボタンと音量ボタンがあります。USBポートの数はちょっと厳しいかも。USB Type-Cポートは電源ポートも兼ねていますよね、これ。Chromebookの場合、基本マウスを接続するくらいだと思うんですけど、その気になればWindowsと同様にレガシーな周辺機器(USBメモリースティックなど)の接続は可能なので、もう少しUSBポートがあっても良かったかもしれません。

3.IdeaPad Flex 360 Chromebook 価格など

Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebookはレノボ直販サイトで販売中で、6月14日現在の価格はストレージ32GB版が税込み38,931円、ストレージ64GB版が税込み42,064円です。ただし、6月14日現在だと64GB版は在庫切れとなっています。

比較検討すべき機種は、記事中で何度か引き合いに出したASUS Chromebook Flip CM3でしょうね。「かっこよさ」という点ではASUSに軍配が上がるように思われますが、価格が税込み49,800円とやや高くなってしまいますので、より手軽にChromebookデビューをしたい、という場合はIdeaPad Flex 360 Chromebookのほうが手を出しやすいかもしれません。

4.関連リンク

IdeaPad Flex 360 Chromebook:Lenovo

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