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HP Chromebook x360 14b-cb - Jasper LakeのPentiumを搭載するコンバーチブル 2 in 1タイプのChromebook

HP Chromebook x360 14b
HPが14インチサイズでコンバーチブル2 in 1タイプのChromebook「Chromebook x360 14b-cb」を発売しました。CPUにJasper LakeのPentiumを搭載するなど、Chrome OSを動かすのに十分なスペックを備えています。それと、筐体色が「スプルースブルー」と、ちょっと変わった色になっています。

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1.Chromebook x360 14b-cb スペック

   Chromebook x360 14b-cb
OS Chrome OS
CPU Intel Pentium Silver N6000
RAM 8GB
ストレージ 128GB eMMC
ディスプレイ 14インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ
LTEバンド
SIM
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C(5Gbps、PD、DP)× 2、USB Type-A、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 駆動時間 最大11時間
サイズ 326.5 x 219.6 x 18.5 mm
重量 1.6 kg

バリエーションモデル

8月1日現在、上記スペック表の単一バリエーションです。

ポイント

・ヒンジが360度回転するコンバーチブル2 in 1
・ディスプレイはタッチ対応、筆圧対応のUSIペンも使用可
・スプルースブルーの美しい筐体

ポイント

Chromebook x360 14b-cbのCPUは開発コードネーム「Jasper Lake」のPentium Silver N6000を搭載します。Passmarkが公表しているN6000のベンチマークスコアはこんな感じです。

Pentium Silver N6000のベンチマークスコア
エントリーPCによく使われているCeleron N4100(ウインタブでは、「まあ使えるCPU」と評価しています)よりもかなり高いスコアになっています。Coreプロセッサーだと第8世代のCore i3-8145U(スコア3,824)といい勝負くらいですね。Chrome OS搭載機の普段使いでは十分快適に動作すると思います。

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RAMは8GB、ストレージは128GB eMMCと、こちらもChromebookの容量としては十分と言えるでしょう。Chromebook(Chrome OS)は基本的にデータをクラウドに保存しますので、128GBあれば不足することはまずないと思いますが、Google PlayのAndroidアプリ(特にゲーム)をたくさんインストールする場合はこの限りではありません。

ディスプレイは14インチのIPS液晶、FHD解像度です。コンバーチブル2 in 1なのでタッチ対応しますし、4,096段階の筆圧と傾き検知に対応するUSI( Universal Stylus Initiative )ペンも使えます(ペンは別売りです)。ただし、現状Chromebook用の本格的なイラストアプリは十分に揃っておらず、AndroidアプリのCLIP STUDIO PAINTなどを使うことになりそうです。

通信まわりではWi-Fi6に対応し、入出力ポートも合計3つと、Chromebookとしてはまずまずの拡張性になっています。

サイズは14インチとしては標準的と言えますが、重量は「ちょっと重いかな」。1.65 kgということだと、毎日バッグに入れて持ち歩くには少々しんどいかと思います。

2.Chromebook x360 14b-cb 筐体

HP Chromebook x360 14b
正面から見たところです。左右ベゼルは細めながら、上下のベゼルはそこそこの太さになっていて、そんなには絞り込まれていない印象です。

また、キーボードは「日本語配列、バックライト付き」で、キーピッチ約19×19mm、キーストローク約1.4mmと開示されています。Chromebookのキー配列はWindows PCとは少し異なりますが、サイズは十分に余裕のあるものになっていますので、タイピングはしやすいと思います。

それと、この製品はキーボード面の両側にB&O Play(Bang&Olufsen)のスピーカーを搭載していますので、音質には期待できそうです。

HP Chromebook x360 14b
天板です。筐体色は「スプルースブルー」という、あまり聞き慣れない色になっています。個性的でいいんじゃないでしょうか。筐体素材は不明ですが、画像を見る限り金属製かな、と思います。

HP Chromebook x360 14b
コンバーチブル2 in 1筐体なので、テントモード(画像左)やタブレットモード(画像右)にしても使えます。Chrome OSはAndroidアプリが使えますし、この製品は筆圧対応のペン入力もできますので、特にタブレットモードは便利に使えるでしょうね。

HP Chromebook x360 14b
側面と入出力ポートの配置です。USBポートがType-C主体なので、手持ちの周辺機器を接続するためにType-Cのハブを一つ用意しておくといいかもしれません。また、2 in 1筐体なので、側面に電源ボタンと音量ボタンを装備しています。

3.Chromebook x360 14b-cb 価格など

HP Chromebook x360 14b-cbはHP公式サイトで販売中で、8月1日現在の価格は税込み86,900円です。HPでは通常販売のPCでもなにがしかの割引が適用されていることが多いのですが、この製品は発売直後ということもあってか、まだ割引価格になっていません。

この製品の「従来モデル」と思われるChromebook x360 14bというモデルの価格が税込み54,000円(8月1日現在)になっていて、当然ニューモデルであるChromebook x360 14b-cbのほうがスペックが新しいものの、ちょっと価格差が大きいと感じられますので、「しばらく様子見」でしょうか。

4.関連リンク

HP Chromebook x360 14b(-cb) 製品詳細icon:HP

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