UMIDIGI F3 5G － Dimensity 700を搭載し、5G通信に対応するF3シリーズのニューモデル、8月22日から発売記念セールが予定されています

UMIDIGIが5Gスマホ「F3 5G」を発売します。この製品は先日発売された「UMIDIGI F3シリーズ」のバリエーション追加と言え、筐体は他のF3シリーズとほぼ共通、システムスペックの大半もF3シリーズと共通ですが、5G通信に対応し、CPUの型番も変更になっています。

なお、この記事では主にF3 5Gのシステムスペックと発売日についてご説明します。筐体等についてはF3シリーズの紹介記事をご参照下さい。
UMIDIGI F3シリーズ － Helio P70と48MPカメラを搭載するニューモデル、パフォーマンスよりも価格優先かな？

1.UMIDIGI F3 5G 概要

スペック表

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OSは他のF3シリーズとは異なり、Android 12です（F3シリーズはAndroid 11）。また、AliExpressの製品ページに「Stock Android」という記載がありましたので、UIがカスタマイズされていない「素のAndroid」が搭載されていると思います。

CPUはDimensity 700です。Antutu Ver. 9のスコアは30万点台前半なので、F3が搭載するHelio P70、F3S/F3 SEが搭載するUNISOC T610よりもかなり性能が高くなっています。RAMは8GB、ストレージは128GBです。

ディスプレイは6.7インチサイズで解像度はHD+にとどまります。この仕様は他のF3シリーズと共通ですが、せっかくCPUの性能が大きく向上したので、できればFHD+にしてもらいたかったという気はします。

この製品は5G通信に対応します。5Gの対応バンドは多く、開示されているバンドだけ見れば日本でも5Gが使えそうではありますが、特に5Gに関してはバンドが対応していてもキャリアによっては使えないケースが見られます（特に楽天モバイル）ので、国内の全キャリアで5Gが使えるかどうかはわかりません。

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カメラはF3およびF3Sと同じです（F3SEのみ仕様が異なります）。いまや48MPと聞いても「大したことない」と感じがちですが、48MPと言えば写真撮影が好きな人でないと普段使いには持て余す（撮影画像の容量が大きいため）くらいの画素数なので、製品の予想価格帯からみて十分なものになっていると思います。

筐体はF3シリーズでほぼ共通です（F3 SEのみカメラ仕様が異なるため、少しデザインが異なります）。前面には水滴型ノッチが配され、背面には「BEYOND DREAMS」という、最近のUMIDIGI製品ではおなじみのロゴがあります。

2.UMIDIGI F3 5G 価格など

UMIDIGI F3 5GはAliExpress内のUMIDIGI Official Storeにて8月22日から26日までの期間、セール（発売記念セールと考えていいと思います）が開催されます。8月1日現在表示されている価格は363.62ドル（49,813円）となっていますが、8月22日になれば大きく価格が安くなるものと思われます。あくまで個人的な予想ですが、5G対応スマホとしては最安値クラスになるのではないか（200ドル台半ばくらい？）と思います。あとはそのときのドル円レートがどうなっているか、ということでしょうね…。

Antutuスコアが30万点を越え、5G通信にも対応する製品なので「ミッドレンジ機」と言っていいと思いますが、その割に「いまも水滴型ノッチ」だったり、「タフネススマホでもないのにディスプレイ解像度がHD+」だったりという点は少しもったいないかな、と感じました。そのぶん安く買えるのであればニーズのある人も少なくないとは思いますけどね。

3.関連リンク

UMIDIGI F3 5G：UMIDIGI Official Store（AliExpress）