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Teclast M30 - ストレージ128GBの10.1インチAndroidタブレットがニューモデルになりました!ディスプレイは2,560 × 1600の高精細タイプ

Teclast M30
Teclastが10.1インチAndroidタブレット「M30」をリリースしました。型番から考えて「M20」の後継モデルと思われます。M20に関してはウインタブで過去に2度の実機レビューを実施していますが、その都度仕様が変更になっていて、前期モデルはHelio X23に2,560 × 1,600という高精細なディスプレイを搭載し、RAMとストレージは4GB/64GBという構成でしたが、後期モデルはHelio X27に1,920 × 1,200解像度のディスプレイとなり、RAMは4GBと変わらず、ストレージが128GBに倍増されました。それぞれの実機レビューについては下記をご覧ください。
Teclast M20 レビュー - リーズナブルな価格で十分な性能のタブレット(実機レビュー:natsuki)
Teclast M20(128GB)レビュー - ストレージ128GBでCPUがHello X27になりました(実機レビュー:.TAO)

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ニューモデルとなるM30は、前身機M20の前期と後期、いいとこ取りをしたスペックになっていて、筐体デザインや品質も向上しているように見えます。

1.スペック

Teclast M30
OSはなぜかAndroid 8.0と、少し古いものになっています。TeclastはエントリータブレットのP80XでAndroid 9.0を採用しているにも関わらず、この製品はなぜか8.0。とりあえず実用面では問題ないと思います。

CPUはHelio X27で、もともとはハイスペックCPUという位置づけだったのですが、2019年の今となってはミッドレンジ(もしミッドローという言葉があるのならミッドローですかね)クラスの性能です(Antutuスコアが10万点くらい)。しかし、タブレット製品としては高性能な部類に入りますし、コアゲーマーでなければ特に不満を感じるような性能ではないと思います。

RAMは4GB、ストレージはM20のマイナーチェンジの際ウインタブ読者からも高評価された128GBです。おそらく「ストレージ128GBのタブレット」というのを根拠としてM20を購入された人も多いんじゃないでしょうか。

ディスプレイは10.1インチの2,560 × 1,600解像度です。このサイズにしてこの解像度のタブレットというのは2018年の中華製品によく見られましたが、常識的には解像度は高いほうが画面がキレイ、というのはありますよね?ただし、高解像のディスプレイって、CPU負荷が高くなりますので、ゲームプレイに関してはあまり歓迎できないかもしれません。

USBポートはType-Cとなり、SIMも(製品画像を見る限り)nanoSIMになっています。

Teclast M30
ただTeclastの説明は相変わらずミスリードを誘うところがあります。この画像を見ると、誰もが「ワイヤレス充電に対応している」と思うじゃないですか?でもそんな記述は一言もありません(対応しないと思います)。また、あたかも急速充電に対応しているかのような説明もありましたが、それは「microUSBからType-Cになったので充電も速くなった」という趣旨です。要するに急速充電対応ではない、と考えるべきです。

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なお、筐体サイズはM20と変わりません。ただし、メーカーサイトにサイズに関する記載がなく、この記事ではBanggoodの製品ページにあった数値を掲載しているのですが、筐体が変更されているようなので、実際には少しコンパクト化している可能性が高いです(後述します)。

2.筐体

Teclast M30
前面です。ベゼル面がホワイトになり、ベゼル幅も少し細くなっているように思われます。画像が盛られている(実際よりもベゼルが細く見えるように加工されている)可能性はあります。でも、メーカーサイトやBanggoodの製品ページで人物と一緒に写っているものが多数あり、それらもすべて盛った、という見方もできなくはありませんが、おそらく実際に少しナローベゼル化していると思います。

Teclast M30
背面です。ここのデザインは明らかにM20とは異なります。筐体素材は金属(おそらくアルミ合金)で、エッジ部分にはダイヤモンドカット加工が、背面はサンドブラスト加工が施されています。Teclast製品の筐体の仕上げ水準は中華としてはかなり高いレベルなので、デザインや質感には期待できます。

Teclast M30
側面です。これを見るとSIMスロット/microSDスロットはスマホと同じようにイジェクトピンを使って開閉するタイプに変更されているのがわかります。それと、これも読者への注意喚起として書かなくてはならないのですが、「たぶんスピーカーはモノラル」です。見た感じステレオに見えますが、M20もモノラルでしたし、メーカーの説明でも「ステレオ」とは謳われていません。実はステレオ、という可能性もありますが、「もしステレオならラッキー」と考えておくほうがいいでしょう。

3.価格など

Teclast M30は中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがあり、8月7日現在だと「In Stock Alert(入荷お知らせ)」というステイタスでまだ販売はスタートしていません。参考価格は169.99ドル(18,441円)です。お値段としては悪くないというか、十分に買う気にさせてくれる水準だと思います。

ハイエンドなAndroidスマホにはかなわないにせよ、このスペックであればゲームも含め一通りのことがこなせると思いますし、ディスプレイも高精細、そして128GBのストレージも大変魅力的ですよね? 2万円を切る価格で購入できる10インチタブとして、日本でも人気が出そうに思います。

4.関連リンク

M30:Teclast公式サイト 製品紹介
Teclast M30:Banggood

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