M-horse Pure 3 － Helio P23搭載の縦長スマホが素晴らしいコスパで！

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。今回は中国のスマホ「M-horse Pure 3」を紹介します。しかし、その前に、冒頭からいきなり脱線します。3月27日、GIGAZINEにこんな記事が掲載されていました。
Google未認証のAndroid端末でGoogle純正アプリが使えなくなる予定
詳しくはリンク先をご覧ください。この記事のとおりにGoogleが行動した場合、Google未認証の端末ではGoogle関連サービスが使えなくなってしまいます。私の手持ちの中華スマホや中華タブは軒並み「未認証」でしたし、Jelly Proも同じく未認証でした。また、どうやら国内の一部メーカーが中華スマホをベースに自社ブランドで販売している端末にも未認証のものが相当数含まれているようです。

この件についてウインタブでは詳細な情報を持ち合わせていないのですが、中華製品などGoogle未認証の端末というのは世界中に存在すると思います。ある日突然かなりの数の端末でGoogle関連サービスを使えなくなる、というのは相当なことで、冗談抜きにあちこちでパニックが起きてしまう気がするので、実際にこういうことになるにしても、ある程度ユーザーが対処できるようなリードタイムがあってしかり、という気はします。この件は続報を待ちたいと思います。

では製品の紹介を。

1.スペック

M-horseの製品については過去に「Pure 2」という製品の紹介記事を書いたことがありますが、実機レビューをしたことはありません。

名称からしてPure 3はPure 2の後継機と考えられますが、価格帯や筐体など相違点が非常に多いので、単純に後継機、というわけではないかも知れません。OSはAndroid 7.1ですが、メーカーサイトでは「すぐにAndroid 8にアップグレードする」との記載がありました。CPUはHelio P23、RAMは4GB、ストレージは64GBとなっていて、処理性能面ではミッドハイクラスと考えていいでしょう。Pure 2のCPUはMT6750ですから、性能面では確実にワンランク上と言えます。

ディスプレイは5.7インチで流行の縦長タイプ（アスペクト比18:9）です。ちなみにPure 2も縦長タイプですがディスプレイはPure 3より大きく、5.99インチとなっています。ただ、Pure 3の解像度は1,440 × 720（HD+）なので、CPU性能から考えるとイマイチかな、と感じます。

カメラは前後デュアルレンズです。中華スマホでも最近前後デュアルレンズ搭載の製品が増えていますが、この製品もその流れに乗っていると言えます。ただし、品質の方は実機を試してみないと何とも言えません（中華スマホのカメラ性能には若干懐疑的です）。

サイズのほう、かなりコンパクトに仕上がっています。ハイエンドの製品にはかないませんし、国内向けの上位機種にも及びませんが、これでも中華としてはわりとコンパクトかつ軽量です。

2.筐体

筐体は比較的プレーンといいますか、特に変わったデザインと言う感じはしません。

しかし、エッジ部分のラウンド処理がとても美しいですね。筐体素材は不明ですが、Pure 2も価格の割に質感にはかなりのこだわりを見せていたため、この製品も見た目通り金属製なのではないかと思います。

筐体色はレッドのほか、落ち着いたブラックも設定されます。

3.価格など

M-horse Pure 3は中国の通販サイト「Banggood」と「Gearbest」に製品ページがあり、Banggoodでは「Alert Me On Arrival（入荷お知らせ）」というステイタスでまだ販売はスタートしておらず、Gearbestではプレセール中（4月17日出荷予定）となっています。価格はGearbestが安く、179.99ドル（19,563円）です。Helio P23搭載の縦長スマホで2万円を切るというのはとても安く感じます。ディスプレイがFHDベースではなくHDベースというのがちょっとだけ残念ですが、この価格であれば十分納得できますね。ちょっとおもしろい存在と言えそうです。

4.関連リンク

M-horse Pure 3：Banggood
M-HORSE Pure 3：Gearbest