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先日紹介記事を掲載した中国メーカー「Blackview」のエントリースマホ「A80 Pro」ですが、その後追加情報が入手できたのと、「ブラックフライデーでのセール価格」が判明しましたので、改めて記事を書いています。この製品はウインタブ読者のメインスマホとするには少々頼りないスペックではありますが、エントリークラスとして非常にバランスが良く、さらに「セール価格がすごい！」んですよね。
1.スペック
先日掲載したスペック表から、少しだけ変更されています。OSはAndroid 9.0と比較的新しく、CPUは「エントリークラスとしてはいいほう（Antutu Ver.7で8万点程度）」のHelio P25、RAMとストレージは4GB/64GBと「エントリークラスとしては十分」なものになっています。このへんは前回の紹介記事から変更はありません。これだけ見て言うとすれば「100ドルクラスなら悪くないかな」って感じですかね。
ディスプレイは6.49インチと大型で、解像度はHD+にとどまるものの、水滴型ノッチを採用するデザインは新しく、上位クラスの製品に劣りません。
入出力ポートの記載は変更しています。以前はmicroUSBと表記していましたが、USB Type-Cであることが判明しました。
メーカーからこの画像が提供されたので判明しましたw 機能面では大差ないと思いますが、お手持ちの機材もType-Cに切り替わってきていると思うので、これから買うならType-Cがついているものにしたいですよね。
また、イヤホンジャックも温存されています。最近はType-C+変換アダプターという方式を採用するスマホが増えていますが、ウインタブ読者の間では、このように独立したイヤホンジャックがついている方が高評価になっているようです。
カメラのセンサーはアウト側がソニー製のIMX258である、と以前記事で説明しましたが、イン側のセンサーもソニー製でIMX239が使われる、AIカメラであることが判明しました。画素数は低めですし、中華スマホの場合、カメラアプリの品質も良くないので過度の期待は禁物ですが、画質がどうなっているのか楽しみではあります。
サイズも公表されました。ただし、重量については以前不明です。個人的にはむしろ重量を知りたいのですがね。バッテリーが4,680 mAhと比較的大容量（これは歓迎です）なので、重量は少し重いと予想しています。
2.筐体
筐体の詳細については以前の情報から変わっていません。スペック説明のところに掲載したポートまわりの画像が追加されたくらいですね。しかし、前面に水滴型ノッチを採用しているので、エントリースマホとしてはずいぶんカッコいいデザインに感じられます。
メーカーが強くアピールしているのが「カラフルな4種類の筐体色」です。「Interstellar Black」「Jade Green」「Coral Red」「Gradient Blue」という色名が使われていて、背面のパネルも2.5D曲面の美しいものになっています。
なお、筐体の質感等について、メーカーが動画を公開していますので、こちらもご参照ください。
3.価格など
Blackview A80 Proは11月29日（ブラックフライデー）の日本時間午後5時（日本時間）から、AliexpressのBlackview Official Storeでセールが開始となり、セール価格は79.99ドル（約8,700円）です。この価格は相当に安いと思います。
記事の冒頭にも書きましたが、この製品はウインタブ読者のメインスマホとしてはややスペックが低いと思われます。なので、サブ機あるいは予備機、またはご家族用のスマホとして検討されるような感じになるのではないでしょうか。そのようなニーズのある人にとって、このスペックでこの価格というのは文句なしか、と感じました。
Blackviewでは「Giveaway（プレゼント）」キャンペーンを開催中です。YouTubeチャンネルの登録やTwitterやFacebook、InstagramなどSNSでのフォローが必要になりますが、特にリスクはありませんので、ダメ元で応募してみるのもいいかもしれないですね。
Blackview A80 Pro Giveawayページ
4.関連リンク
Blackview A80 Pro：Blackview Official Store（Aliexpress）