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ONEXGPU2 - Radeon RX 7800Mを内蔵するeGPU、国内正規版が登場!ゲーミングUMPCだけでなく、ノートPCやミニPCとの相性もいいです

ONEXGPU 国内正規版
天空がeGPU「ONEXGPU2 国内正規版」を発表しました。「eGPU」というのはグラフィックカード(外部GPU)をお手持ちのパソコンに接続するためのもので、eGPUを接続すれば外部GPU非搭載のノートPCやミニPCなどの性能を大幅にアップさせることができます。ただ、eGPUは決して低価格とは言えず、「筐体+グラフィックカード」で10万円を越えてしまうのが普通です。実際、この記事でご紹介するONEXGPU2の価格も149,800円と、気軽に買えるような感じではありません。でも、製品詳細を知ると欲しくなる周辺機器ではあります。

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1.スペック表

ONEXGPU 国内正規版

2.コメント

搭載GPUが従来モデル(ONEXGPU)のRadeon RX7600M XTからRadeon RX7800Mに変更されました。国内向けノートPCのGPUシェアはGeForceが圧倒的に高く、Radeon RT7800M XTの性能については正直ピンとこないですが、メーカー説明だと「(ベンチマークソフト3D Markの)Time Spy(DX12 1440p) で 15,916、Fire Strike(DX11 1080p) で 42,949 という驚異的なスコアを記録し、RTX 4070 Mobile や RX 7600M XT などの競合製品を簡単に上回ります」とのことでした。

ONEXGPU 国内正規版
こちらが人気ゲームタイトルでのフレームレートです。

ONEXGPU 国内正規版
ONEXGPU2は当然ですが「セルフパワー(電源供給が必要)」です。供給電力は300Wと大きく、Radeonのパフォーマンスを十分に引き出すことができます。また、ゲーミングUMPCやノートPCとの接続時には100WのPD給電が可能です。

ONEXGPU 国内正規版
また、PCのストレージ拡張にも対応しています。microSDカードスロットとM.2 2280 PCIe 3.0スロットを搭載しています(microSDカードやM.2 SSDは別売りです)。

ONEXGPU 国内正規版
PCとの接続にはOCuLinkとUSB4 Type-Cポートを使用します。OCuLinkポートとUSB4ポートを両方接続するのがベストですが、現状OCuLinkポートを備えたノートPCはほとんどなく、ミニPCでも搭載例は少ないですよね(ウインタブのレビューベースだとGMKtecのM7シリーズとK8 PlusがOCuLink搭載です)。

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ONEXGPU2に限らず、eGPUの接続には「最低でもPC側にUSB4ポートもしくはThunderbolt 3/4ポートがついていること」が必須です(それ以下のUSB規格の場合は帯域幅が小さく、使えません)。なので、どんなPCでもeGPUを接続できるわけではないことに注意しましょう。

あと、このポート構成を見ていただくと、ONEXGPU2は「外付けGPU」「ストレージの拡張」だけでなく「ドッキングステーション」としても優秀であることがわかりますよね。

ONEXGPU 国内正規版
これは利用イメージです。One-Netbookの製品なので、なんとなく「ゲーミングUMPC用」というイメージがありますが、高規格なUSB Type-Cポートを備えていればデスクトップPC、ミニPC、ノートPCとの接続も可能ですし、ゲームをしないときには普通のドッキングステーションとしても使えます。もちろん高価な製品なので、単なるドッキングステーションとして使うだけならもったいないですけどね。

3.価格など

ONEXGPU2は2025年1月10日の発売で、One-Netbook日本公式ストアおよびAmazon.co.jp、ハイビーム公式オンラインストア、ハイビーム各店舗では予約販売がスタートしています。価格は149,800円ですが、予約期間に限り5,000円OFFの144,800円で購入ができます。

上でも触れましたが、ONEXGPU2は「PCゲームやコンテンツクリエーションなど高いグラフィック性能が必要な用途」があって、なおかつ「手持ちのPCにThunderbolt 3/4あるいはUSB4ポートがついている」場合にはとても有効な製品だと思います。

4.関連リンク

ONEXGPU2 eGPU 国内正規版:One-Netbook日本公式ストア
ONEXGPU2 eGPU 国内正規版:ハイビーム公式オンラインストア
ONEXGPU2 eGPU 国内正規版:Amazon

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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