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MSI S100 - これは日本発売あるでしょ!の3 in 1 Windows タブレット

MSI S100
こんにちは、Twitter上で窓マンと改名して数日経ちましたが、フォロワーがなかなか増えないウインタブ(@WTab8)です(でも数名フォローしてくれた人いたんですよね。ありがとうございます)。

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台湾のMSIが新しい10インチタブレット「S100」を発表しました。MSIといえば、以前はネットブックとか低価格のノートPCを見かけることが多かったのですが、最近はゲーミング・ノートPCに力を入れているようです。日本法人もありますし、Windowsタブレットがバカ売れしている日本市場をスルーするとも思えないので、近日中に日本でも発売される可能性は大だと思います。

1.スペック

MSI S100 スペック表

※ クリックで拡大します

英語ですが、馴染みのある項目なんで問題ないでしょう。このスペック、「これって本当に最新型なの?」というのが正直な感想です。CPUのIntel Atom Z3740DというのはDELLのVenue 8 Proと同じもので、現行の8インチWindowsタブレットのほとんどが搭載しているZ3740の廉価版です。メモリ2GBで(書いてませんけど)OSは当然32ビット、microSDがサポートするのもSDHCって書いてあるから32GBまでですね。それにちょっと残念なのはスピーカーがモノラルらしいこと。ただ、HDMIがついてます。

若干ネガティブな書き方をしてしまいましたが、目新しい部分がないとはいえ、ThinkPad 10なんかと比べなければ特段見劣りするようなスペックではありませんね。

2.超軽量キーボードが魅力

MSI S100 キーボード
S100はキーボードが付属します。上の画像がそうですが、カバーを変形させて立てかけるタイプですね。また画像をよく見るとBluetooth接続ではなく、コネクタで物理的につなぐタイプです。

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MSI S100 キーボード接続
これがキーボードをつないだところ。カバーの形状からして完全なノートPCには見えないでしょうが、なかなかいい感じのデザインです。

S100のおそらく最大のメリットは、キーボードが軽量で、タブレット+キーボードの重量がわずか890gしかないことです。これまで紹介してきた10インチタブレットはキーボード込みで1Kgを越えてしまうものがほとんどなので、この890gというのは競合製品に対して明確なアドバンテージになると思います。

3.What do you mean by “3 in 1”?

MSIはS100を「3 in 1 design」と表現しています。タブレットとキーボードの2 in 1というのはみんな使う表現ですが、3って?

これ、海外メディアとかでもいろいろ書かれているようなんですが、よくわからないんです。MSIの公式ページでは

3-in-1 Design – tablet, keyboard, and protective cover
(3イン1デザイン-タブレット、キーボード、防護カバー)

って書かれているので、「3通りに使える」という意味じゃなくて「タブレットとキーボードとカバーの3点セット」という意味なのかもしれません。だとしたらちょっと笑えますね。

4.決め手は価格ですよね

S100はちょっと意地悪な書き方をすると、やや古くて平凡なスペックで、軽量キーボードとカバーがセットされているということくらいしか差別化のポイントがないのですが、そうなると期待してしまうのが「お値段」です。MSIはかつてはローエンドのノートPCも作ってましたし、現在販売しているAndroidタブレットも1万円そこそこのお値段のようですから、S100についても日本発売するなら、相当に挑戦的な価格をつけてくるんじゃないかと思います。ひょっとしたら4万円台もあるかもしれません。

2014年8月20日追記:MSI S100の日本発売が決定しました。下記のリンクからご確認下さい
MSI S100 - 日本発売決定!Amazon限定モデルもありの格安10インチWindowsタブレット

5.関連リンク

MSI S100:MSI公式サイト(英語)

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