記事にアフィリエイト広告を含みます

PIPO X7 Pro - TV BOX(文庫本PC)の新型はCherryTrail搭載でアンダー15,000円

PIPO X7 Pro
中国で人気があるらしいジャンルのPCに「TV BOX」というのがあります。スティックPCの大型版みたいなもので、ドスパラの文庫本PCのような感じです。今回紹介するのは「PIPO X7 Pro」というTV BOXで、以前紹介した、「PIPO X9」のような強烈なインパクトはなく、むしろ上品な感じのする製品です。

スポンサーリンク

1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
通信: 802.11 a/b/g/n、Bluetooth4.0
入出力: USB2.0、USB3.0、microUSB、オーディオ、microSD、HDMI
サイズ: 150 x 82 x 11 mm / 180 g

OSはデュアルブートではなく、Windows 10のみ、CPUはCherryTrail世代のAtom Z8300ですが、RAMは2GB、ストレージは32GBとおとなしめの構成です。Wi-Fi(使っていいのか…)が5GHz帯に対応しているのがこのクラスの中国製品としては珍しいところです。

サイズ感としては「文庫本PC」を謳うドスパラの「Diginnos DG-M01IW」が152 × 116 × 15 mm / 350 gですから、それと比較するとかなりコンパクトで軽量です。ただ、注意したいのはDG-M01IWはバッテリーを内蔵しているのに対し、PIPO X7 Proはバッテリーを内蔵しておらず、常に給電が必要というところですね。なので、実態としてはスティックPC寄り、と言うことになります。

また、入出力ポート類はスティックPCよりもかなり充実していますが、他の中国製品の用に有線LANポート(RJ45)はありませんし、筐体画像を見るとUSB給電のようなので、実際にはTV BOXとしてそれほど充実しているほうではありません。

次に筐体を見てみます。

2.筐体

PIPO X7-Pro 筐体アップ
筐体の素材は「METAL」となっていますが、重量から考えてアルミ製と思われます。上の画像のようにアップで見るとなかなか高級感があるようです。

スポンサーリンク

PIPO X7-Pro 後ろから
後ろから見るとこんな感じ。ポート類は背面にまとめられているので、前面や側面はすっきりしています。

PIPO X7-Pro ポートのレイアウト
ポート類のレイアウトです。TFカードってmicroSDカードのことなんですけど、現在の日本ではあまり使わない表現ですよね。中国ではほとんどTFカードという表現になっています。

3.価格と発売時期

PIPO X7 Proは現在プレセールの扱いになっていて、geekbuyingでは11月30日にプレセール終了となります。ちなみにGEARBBESTではプレセール段階であるにもかかわらず「在庫切れ」の表示があり、すでに124件のオーダーがあったと表示されていますから、かなり前評判が高いんでしょうね。geekbuyingでの価格は118.99ドル(約14,590円)です。

CherryTrailを搭載している、というのが新しいですが、スティックPCだとドスパラが9,980円から販売していますし、文庫本PCのほうもこの製品より高いとはいえバッテリーを内蔵している、という大きなメリットがあります。なので、必ずしも「激安」とまで言い切れないんですが、デザインもいいし、CherryTrailだし、ということでは決して悪くはないなあ、と思います。もちろん、いつも書いているように中国製品と日本メーカーの製品は価格差が大きい分だけ信頼性にも差がある、ということは理解しておきましょう。

4.関連リンク

PIPO X7 Pro Windows 10 Intel Cherry Trail Z8300 TV Box:geekbuying
※製品の詳細情報を確認してもらうためにリンクしています。海外通販を利用する場合は、通販サイトの取引ルールをよく確認してからにしましょう。ちなみに私はgeekbuyingとはコンタクトを取ったことがありません。

スポンサーリンク