ドン・キホーテ ジブン専用 PC＆タブレット３ － RAMは2倍でお値段据え置き！ドンキの低価格2 in 1がリニューアル！

先日は記事内で微妙に「カンタンパッド」をディスってしまったのですが、ドン・キホーテは超低価格なPCやタブレットを販売し、ある意味価格破壊的な活動をしてくれているのは私達一般ユーザーにはとてもありがたいことだと思っております。2016年11月に発売された「ジブン専用PC＆タブレット」はミニマムスペックながらヒンジのついたキーボードが付属する2 in 1で、セット（タブレット＋キーボード）価格が税抜き19,800円という、素晴らしい価格の製品でした。

今回発表された「ジブン専用PC＆タブレット3」はその後継機となります。ユーザーの要望に応え、スペックを見直しつつ、「お値段据え置き」となっています。

1.スペック

基本的には従来機（ジブン専用PC＆タブレット）とほとんど同じスペックです。CPUはAtom Z8350でストレージは32GB eMMC、WXGA（1,280 × 800）解像度のディスプレイと、Windowsタブレットとしては完全にローエンドな製品です。しかし、ニューモデルはRAMが従来の2GBから4GBに増量されました。この製品はキーボードが付属し、ノートPCとしても使えるので、複数のタスクを並行して動かす（複数のアプリを同時に立ち上げたり、ブラウザーのタブをたくさん開いたり、という意味です）ような場合の挙動が安定すると思います。

また、スペック表上は同じですが、液晶パネルを強化ガラスにすることにより、タッチパネルの感度も向上させている、とのことです。

それと、従来モデルと筐体サイズが異なっていますので、おそらく筐体も新しくなっています。このことは、入出力ポートがmicroUSBからUSB Type-Cに変更になっていることからもうかがえます。

2.筐体

では、新しくなったと思われる筐体をチェック！と言いたいところなのですが、公開されている画像がほとんどなく、細かいところがよくわかりません。

ただ、数少ない公開画像を見る限り、従来モデルとほとんど同じデザインで、変更点はわかりませんでした。

トップ画像を再掲します。

こちらが従来モデル。

従来モデルはタブレットの形状が上下非対称でしたが、ニューモデルでは上下対称っぽく見えます。また、キーボードのヒンジ形状が変わっています。あとは使ってみないとわからないでしょうね。キーボードの打鍵感がめちゃめちゃ気持ちよかったらどうします？

3.価格など

ドン・キホーテ ジブン専用 PC＆タブレット３は6月8日の発売予定で、ドン・キホーテの各店舗で販売されます。価格は税抜き19,800円（税込み21,384円）です。この価格は従来モデルと同じです。

「あと数千円高くてもいいからストレージを64GBにしてほしかった」とかは誰もが考えることだと思います。しかし、おそらくドン・キホーテは売価をいじりたくなかったんでしょうね。税抜き19,800円を維持するという目標で製品開発をしたんだと思います。もちろんそれは高く評価したいと思いますが、ストレージ32GBだとWindowsの大型アップデートのたびに四苦八苦するという状況は現在でも続いていますので、個人的には初心者の人向けではないかも、と思ってしまいます。

とはいえ、小さなストレージでもうまくやりくりできるスキルのある人には絶好のサブ機が登場した、と言えそうです。

4.関連リンク

システムメモリを倍増し、情報処理のスピードも UP!『ジブン専用 PC＆タブレット３』：ドン・キホーテ ニュースリリース