記事にアフィリエイト広告を含みます

1万円台で購入できるエントリースマートフォン。UMIDIGIが高コスパ、ASUS Zenfoneやoppoも選べます。2020年春のスマートフォン購入ガイド

2020年春のおすすめスマートフォン エントリークラス編
こんにちは、かのあゆです。2020年春のおすすめスマートフォン記事の3回目は「1万円台で購入できるエントリークラスの製品」です。ここのところ、SIMフリースマートフォンに関しては2万〜3万円台クラスの製品が充実してきている印象ですが、それ未満の価格帯の製品に関しては積極的には投入されていないようです。今回紹介する製品もOSのバージョンが3年前のAndroid 8.0世代のものがほとんどとなります。ただAmazonでのオンライン販売のみとなりますが、中華メーカーのUMIDIGIが日本国内で自社出店しており、1万円台の安価な端末も販売しています。

スポンサーリンク

このクラスの製品だとさすがにスペック上3Dゲームを快適にプレイするには厳しいですが、WEBブラウジングやSNSを楽しむぶんには問題なく動作するため、「スマートフォンでゲームはプレイしない」という方にはちょうどいいでしょう。また安価なので2台目、3台目のサブ端末としても適していると思います。

1.oppo AX7

oppo AX7
価格: 17,780円(税込み)から
※ 3月10日現在のAmazonでの価格

OS: Color OS 5.2(Android 8.1 “Oreo”ベース)
CPU:: Qualcomm Snapdragon 450
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 6.2インチ(1,520 x 720)
カメラ: イン16MP/アウト13MP + 2MP
サイズ: 155.9 x 75.4 x 8.1 mm/168 g
バッテリー: 4,230mAh

2018年11月にoppoから発売された端末で、発売当初は32,270円という価格でしたが、現在では2万円を切っています。CPUにはQualcomm Snapdragon 450を搭載し、RAMは4GB、ストレージは64GBと、もともと3万円台のミッドレンジモデルだったこともあり、基本スペックはしっかり押さえられています。

またディスプレイにはティアドロップ型のノッチを採用しており、背面も鏡面加工が施されているなどoppoらしく美しいデザインになっているのも特徴です。カメラもイン側が16MP、アウト側が13MP + 2MPのデュアルレンズ構成となっており、oppoが得意としているAIビューティテクノロジーなども搭載されています。

Amazonへのリンク:
 OPPO AX7 ゴールド 【日本正規代理店品】
ウインタブ紹介記事:
 OPPO AX7 - 3万円ちょっとで購入できる、バランスの取れたスペックの6.2インチ「みんなが使いやすいスマホ」

2.ASUS Zenfone Live(L1)

ASUS Zenfone Live(L1)
価格: 17,720円(税込み)から
※ 3月10日現在のAmazonでの価格

OS: ZenUI 5.0(Android 8.0ベース)
CPU:: Qualcomm Snapdragon 430
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 5.5インチ(1,440 x 720)
カメラ: イン5MP/アウト13MP
サイズ: 147.2 x 71.7 x 8.1 mm/140 g

ASUSのスマートフォン「Zenfone」シリーズのエントリーモデルです。CPUはエントリー向けのQualcomm Snapdragon 430を搭載し、RAMは2GB、内蔵ストレージは32GB構成です。搭載されているSnapdragon 430はAntutu v8でのベンチマークで総合スコア70,000点台前後となるため、3Dゲームのプレイには厳しいスペックですがストレージに関しては必要十分な容量を搭載しているため2台目のサブ機として使う用途であれば十分でしょう。

カメラはイン5MP、アウト13MP構成で、エントリークラスの製品ということもありシングルカメラ構成ではありますがほかのZenfoneシリーズ同様「Pixel Master」技術が搭載されており、美人エフェクトやパノラマモード、スローモーション撮影などの機能もしっかり押さえられています。全体的なスペックとしては2020年現在としては若干厳しめなスペックではありますが、用途を割り切って使うのであれば十分活用することができるのではないでしょうか。

Amazonへのリンク:
 ASUS Zenfone Live (L1)
ウインタブ紹介記事:
 ASUS ZenFone Live (L1) (ZA550KL) - 5.5インチでバランスの取れたスペックのエントリースマホ、ご家族用にもいいと思います

3.UMIDIGI A5 Pro

UMIDIGI A5 Pro
価格: 15,969円(税込み)から
※ 3月10日現在のAmazonでの価格

スポンサーリンク

OS: Android 9 Pie
CPU:: MediaTek Helio P35 MT6763
RAM: 4GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 6.3インチ(2,280 x 1,080)
カメラ: イン16MP/アウト16MP + 8MP + 5MP
サイズ: 156 x 75.9 x 8.2 mm/203 g

ウインタブでもおなじみの中華スマートフォンメーカー「UMIDIGI」は会社名が「UMI」だったころもODM端末としてヤマダ電機にUMIDIGI Z Proをベースにした「Everyphone DX」を供給していましたが、現在では自ら技適を取得して日本国内向けに端末を販売しています。販売経路がAmazon限定となってしまっているため一般的な知名度はまだ高くありませんが、他メーカーよりもワンランク上のスペックの製品を安価に提供しているのが特徴です。

UMIDIGI A5 ProはCPUにMediaTek Helio P35(MT6763)を搭載しており、RAMは4GB、ストレージは32GBです。1万円台で購入できる端末ながらカメラのスペックがイン16MP、アウト16MP + 8MP + 5MPのトリプルレンズ構成となっているのが特徴です。ただし、中国の新興メーカーはカメラのチューニングがあまりうまくできているとは言えず、画質に過度の期待はしないほうがいいでしょう。それでもこの価格でこれだけのスペックが手に入るのはうれしいところ。また上記で紹介したoppo AX7、ASUS Zenfone Live(L1)がAndroid 8.0を搭載しているのに対し、UMIDIGI A5 Proではより新しいAndroid 9 Pieを搭載しているのも魅力的です。

Amazonへのリンク:
 UMIDIGI A5 PRO
ウインタブ紹介記事:
 UMIDIGI A5 Pro - 6.3インチでトリプルレンズカメラ搭載!でもお値段はエントリークラスのスマホがUMIDIGIから!

4.UMIDIGI A3X

UMIDIGI A3X
価格: 12,969円(税込み)から
※ 3月10日現在のAmazonでの価格

OS: Android 10
CPU:: MediaTek Helio A22 MT6761
RAM: 3GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 5.7インチ(1,512 x 720)
カメラ: イン13MP/アウト16MP + 5MP
サイズ: 147.2 x 70.2 x 8.7 mm

今回紹介するエントリースマートフォンの中では最も安価に購入できる端末で、搭載CPUはエントリー向けMediaTek Helio A22、RAM3GB、ストレージ16GBと、2020年現在販売されているスマートフォンの中ではもっとも「ミニマム」なスペックです。ウインタブでは以前この構成に近い「Elephone A6 mini」を実機レビューしていますが、ゲーム関連は厳しいものの普段使いには十分なパフォーマンスでした。またOSには最新のAndroid 10を搭載しており、「最新OSを低予算で試してみたい」という方にも最適です。

ただしストレージ16GBという構成は現在となってはそのまま使うのは厳しいため、できれば割り切って最小限のアプリのみ導入するか、MicroSDカードの内蔵ストレージ化などの工夫が必要です。

カメラはイン13MP、アウト16MP + 5MPとエントリーモデルながら充実したスペックとなっています。前述のとおり中国の新興メーカー製品ののカメラチューニングに関しては全体的に過度の期待はしないほうがいいものの、この価格帯であることを考えると十分すぎる画質で撮影できるはずです。

Amazonへのリンク:
 UMIDIGI A3X
ウインタブ紹介記事:
 UMIDIGI A3S / A3X - Android 10を搭載するエントリースマホ、信じられないくらいの安さで発売されます!

5.まとめ

以前は1万円台クラスのスマートフォンに関してもASUS、Motorola、Huawei、Wikoといった海外メーカーが積極的に製品を投入していましたが、2019年に入ってから投入される製品が少なくなってしまった印象で、この記事で紹介したoppo、ASUS製品に関しても発売が2年前です。OSもAndroid 8.0と古めのバージョンになってしまっていますが、基本スペックはしっかりしているので、ゲーム用途以外であれば十分快適に使うことができるでしょう。

一方近年UMIDIGIが積極的に日本でビジネスを展開しており、通信バンドを日本国内向けに最適化しただけでなく技適も取得しており、価格も2万円以下の製品が多めとなっているため、サブ端末としての運用を考えているのであればこちらも選択肢として魅力的だと思います。エントリー向けCPUはこれからも高性能化が進んでいくと思われるため、もっとこの価格帯の製品も充実してくれれば…と思ってます。

個人的には、今回紹介した端末ではoppo AX7のコストパフォーマンスの良さが目立っていると思います。もともとこの端末は発売当時は3万円台で販売されていたこともあり内蔵RAMとストレージ容量に余裕があり、筐体の質感も高くメインとしても十分使っていける一台です。

6.関連リンク

2~3万円台で購入できるおすすめSIMフリースマホをご紹介します。カメラ機能が充実した端末やおサイフケータイ対応機も!2020年春のスマートフォン購入ガイド
メインで使うならハイエンド端末を選びたい!GalaxyやXperiaのフラッグシップモデルにもSIMフリー機があります!2020年春のスマートフォン購入ガイド

スポンサーリンク