記事にアフィリエイト広告を含みます

UMIDIGI A3S / A3X - Android 10を搭載するエントリースマホ、信じられないくらいの安さで発売されます!

UMIDIGI A3S / A3X
中国メーカーのUMIDIGIが、Android 10を搭載するスマホとしては最もお手頃(World’s Most Affordable)な「A3S」とその上位モデル「A3X」を発売しました。12月9日からAliexpress内のUMIDIGI Official StoreにてA3Sが59.99ドル、A3Xが69.99ドルという、「びっくり!」な価格で「first open sale」を開催します。

スポンサーリンク

1.スペック

UMIDIGI A3S / A3X
A3SとA3X、外見はちょっと違っていますが、スペックの大部分は共通です。UMIDIGIが最も強くアピールしているのがOSのバージョンで、Android 10が搭載されています。大手メーカー製品では普通かもしれませんが、新興メーカー製品としては立派だと思いますね。なお、「Stock Android 10」という説明がありましたので、余計なカスタマイズをしていない「素のAndroid」なので、セキュリティアップデートなども受け取りやすいと思われます。

CPUはHelio A22です。エントリークラスのCPUで、Antutu(Ver.7)のスコアは6万点強くらいです。このくらいのスコアでも一部のゲームプレイなどを除けばひと通りの操作が快適にこなせると思います。価格が価格なので「まともに動かないんじゃないの?」と思っている人もいるかと思いますが、数年前のようにスクロールがカクカクするとか、タッチ操作の反応が異常に鈍いとか、しょっちゅうフリーズするとか、そういう不愉快な挙動は一切ないと考えていいです。最新の、大容量で凝ったグラフィックのゲームとかをプレイするのは厳しい、というくらいですね。

RAMはA3Sが2GB、A3Xが3GBで、ストレージはともに16GBです。重量級ゲームをプレイするような性能ではないので、RAM容量はこれくらいでも大丈夫だと思いますが、ストレージは少々厳しいですね。microSDカードリーダーが使えますので、写真や動画などのデータの保存にはmicroSDを活用する必要があると思います。

ディスプレイもA3SとA3Xで仕様が異なります。サイズは同じですが、A3Xのみノッチディスプレイを採用していて、そのせいで見た目も結構違った雰囲気になっています(後述します)。解像度はHD+にとどまりますが、価格帯を考えれば十分すぎるくらいの品質だと言えるでしょう。

通信バンドは「グローバル対応」します。日本で重要となるバンドもしっかりカバーされていますよね。また、この製品がどうなるのかは不明ですが、UMIDIGIのスマホは技適マークを取得しているものが多いので、その点も期待できます(技適取得の場合、画面に電磁表示されると思います)。

UMIDIGI A3S / A3X
ストレージ容量が心もとないと書きましたが、この製品はSIM2枚とmicroSDカードを同時に使うことができます。おそらくmicroSDカードは必須になると思いますので、この構造はありがたいです。

カメラ性能もエントリースマホとしては非常に高性能と言えます。特にイン側の13MPというのは、画素数だけ見れば十分「インスタ用」に使えるくらいだと思いますし、アウト側も16MPを含むデュアルレンズです。先日ライターのかのあゆさんが「OUKITEL C17 Pro」という中華エントリースマホのレビューをしてくれたのですが、カメラ品質は結構厳しいものがあったようです。特にアプリの出来が悪いんですよね、中華のエントリースマホの場合。だからこの製品のカメラもダメ、とは言いませんが、中華スマホはスペック表に記載されている画素数通りの撮影品質になっていないことが多いです。

バッテリー容量はなぜか下位モデルのA3Sのほうが大きく、3,950 mAh、A3Xは3,300 mAhです。2019年の水準だと大容量とは言いにくいかもしれませんが、不足のないものだと思います。また、A3Xのみノッチディスプレイを採用しているためか、サイズはA3Xのほうがやや小ぶりになっています。

2.筐体

UMIDIGI A3S / A3X
UMIDIGI A3S / A3X
上の画像がA3S、下がA3Xです。基本スペックの大部分が共通化された兄弟機種ですが、見た目はかなり印象が異なります。いずれも筐体色に「Space Grey」と「Midnight Green」の2色が用意されます。個人的にはA3Xの大型のノッチは「もはや、かえって古い」と感じるので、A3Sの自然体な感じのデザインのほうが好みですね。

スポンサーリンク

UMIDIGI A3S / A3X
エントリークラスながら、素材にも凝っています。背面もガラス張り(ガラスコーティングということだと思います)になっていますので、ちょっと高級な感じがするのかもしれないですね。

UMIDIGI A3S / A3X
指紋リーダーが背面にありますが、A3S、A3Xとも顔認証にも対応します。

UMIDIGI A3S/A3X

クリックで拡大します


UMIDIGI A3S / A3X

クリックで拡大します

上の画像がA3S、下がA3Xです。各側面のデザインやポート配置も同じです。USBポートはType-CではなくmicroUSBですが、イヤホンジャックが残っているのはうれしいです。

3.価格など

UMIDIGI A3S/A3X

UMIDIGI A3S/A3X
UMIDIGI A3S / A3Xは12月9日午後5時(日本時間)からAliexpress内のUMIDIGI Official Storeでオープンセールを開催予定です。価格はA3Sが59.99ドル(約6,550円)、A3Xが69.99ドル(約7,650円)です。

エントリークラスのスマホであることは間違いありませんが、CPU性能は実用上何の不安もなく、カメラ性能に関してはむしろ積極的に期待したいくらいになっています。2機種とも(特にA3S)「破格の安値」と言っていいくらいの水準でしょう。ウインタブ読者のメインスマホとしては力不足だと思いますが、サブ機とか、自宅用のWi-Fi端末とか、カメラ用とか、いろんな使いみちがありそうですよね。この価格なら過度の期待もしなくて済みそうですし。

4.関連リンク

UMIDIGI A3S:UMIDIGI Official Store
UMIDIGI A3X:UMIDIGI Official Store

スポンサーリンク