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UMIDIGI A5 Pro - 6.3インチでトリプルレンズカメラ搭載!でもお値段はエントリークラスのスマホがUMIDIGIから!

UMIDIGI A5 Pro
ここのところ、「F1」「F1 Play」「S3 Pro」など、「フラッグシップ・キラー」とも言えるコスパモンスター機種を続々とリリースしている中国メーカー「UMIDIGI」が、こんどは「ミッドハイ・キラー(ウインタブが勝手に作った名称)」と言えそうなスマホを発表しました。詳しくはこれからご説明しますが、この製品の5月9日現在の価格は153.83ドル(17,172円、Aliexpress)で、セールなどでもうワンランク価格が下がることを想定すれば「エントリークラス」と呼んでもよさそうな価格帯になっています。

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1.スペック

UMIDIGI A5 Pro
OSは最新のAndroid 9.0で、メーカーサイトでは「Stock Android 9.0」という表記がありましたので、カスタマイズがなされていない「素のAndroid」ですね。CPUはHelio P23で、「2018年のミッドレンジ」といえる性能になっています。2019年に入り、Helio P60とかP70というCPUが出てきていて、それらとの比較では見劣りしますが、Antutu(Ver.7)スコアで8万点前後をマークするくらいの実力はあります。

RAMは4GB、ストレージは32GBで、ストレージに関しては少し小さめです。いまやミッドレンジくらいのスマホで64GBを下回るストレージ容量の製品を探すのが大変な感じなので、この点に関してはエントリークラスと言えます。

ディスプレイは6.3インチのFHD+解像度(2,280 × 1,080)で、水滴型ノッチを採用していますので、上位モデルのF1シリーズやS3 Proと比較しても遜色はありません。150ドル前後の中華スマホだと、HD+くらいの解像度になってしまうことが多いですから、この点は高く評価できます。

LTEのバンドもカバー範囲が広く、バンド19や28といった、日本で重要となるものも含まれています。S3 Proでは日本の技適マークも表示されましたが、この製品に関しても技適マークがつけられることを期待したいですね。

UMIDIGI A5 Pro
この製品の最大のセールスポイントはカメラです。イン側は16MPと高画素数ですし、アウト側はなんとトリプルレンズです。さすがに48MPではありませんが、ソニー製のセンサーを採用した16MPレンズ、8MPの広角レンズ、5MPの深度レンズと、画質にはかなり期待できそうな構成になっています。

また、48MPカメラについてはライターのnatsukiさんがXiaomi Mi9、かのあゆさんがUMIDIGI S3 Pro、そして読者のげーまーさんもS3 Proの実機レビューをしてくれましたが、それらのレビューを読んでみると、一眼レフカメラを愛用するカメラ好きのげーまーさんは別として、気軽に使おうとすると手ブレが気になったり、撮影画像のファイルサイズが非常に大きくなってしまったりと、少し扱いに苦労するところもあるようですから、このA5 Proくらいの構成でも十分なのかもしれません。

バッテリーはF1シリーズやS3 Proの5,150mAhには及ばないものの、4,150mAhと比較的容量が大きくなっています。その分サイズ、特に重量面で少し不利ではありますが、日中にバッテリー切れを心配する場面は少なくて済みそうです。

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2.筐体

UMIDIGI A5 Pro
ここ最近のUMIDIGIスマホは6.3インチという比較的大きめのディスプレイサイズになっていることが多く、この製品もその例に漏れず6.3インチサイズなので、筐体サイズも少し大きめです。前面は流行の水滴型ノッチが採用されていて、画像を見る限りF1シリーズやS3 Proよりも「水滴が小さい」ようです。

筐体色は「Breathing Crystal(水色っぽく見えるほう)」と「Space Grey(黒っぽく見えるほう)」の2色展開です。

UMIDIGI A5 Pro
背面はガラスコーティングが施され、価格に見合わない高級感があります。また、指紋センサーは(さすがに)ディスプレイ埋込み型ではなく、一般的なスマホと同じく背面に配置されます。

UMIDIGI A5 Pro
UMIDIGI A5 Pro
エッジ部分は2.5D曲面になっていて、やはり価格以上の美しさとか質感を備えていると思います。

3.価格など

UMIDIGI A5 Proは5月9日現在、AliexpressのUMIDIGI公式ストアで販売中で、価格は153.83ドル(17,172円)です。で、記事の冒頭に「セールなどでもうワンランク価格が下がることを想定すれば」と書いたんですけど、Aliexpress内のUMIDIGI公式ストアでは5月21日から「Global Sale」が開催されます。セール価格については「まだ内緒」とのことですが、150ドルを下回る価格になるのは確実だと思います。

ハイエンドCPUを求めている人はともかく、スマホであんまりゲームはしないということなら、この製品のスペックは十分すぎるくらいだと思います。カメラに関しても超高画素ではないものの、この水準でも納得の行く写真が撮れるのではないでしょうか。国内外メーカーのフラッグシップ機は確かに「目のさめるようなスペック」ではありますが、価格のほうも普通に10万円以上になってしまうので、誰でも気軽に買えるようなものでもありません。

個人的にこの製品の品質(性能面も筐体品質も)は多くの人にとって「メインスマホとしてもOK」だと思います。それで1万円台半ばですわ。

4.関連リンク

UMIDIGI A5 Pro:UMIDIGI公式サイト 製品ページ
Pre-sale Global Version UMIDIGI A5 PRO:UMIDIGI公式ストア(Aliexpress)

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コメント

  1. YK より:

    思い出話を少々。
    UMIDIGIといえば、UMI時代にeMAXという端末を購入したことがありました。
    UMIはROOT JOYというソフトを提供しており、カスタムROM利用を積極的に推奨しているのは良かったです(オタクな遊びができるという意味で)。
    が、バッテリィ容量が誇大表示では? とか、ゴーストタップ現象が発生するとか、android 5.0に対応するといってしなかったりとか、当時としては「やはり中華か」という印象で、その後、中華端末に関してはXiaomiばかり使っています。
    UMIDIGI関係の記事をいくつか拝見すると、UMIDIGIも今や端末品質でXiaomiに肩を並べるくらいにまで来たようですね。
    プラチナバンド対応、技適対応なども併せて考えると、UMIDIGIに戻ってみてもいいかも……と思い始めています。