NEC LAVIE N13 － 13.3インチで重量1キロ切り、Ryzen搭載でパフォーマンスも高いモバイルノート

NECが2月1日にモバイルノート「LAVIE N13」を発表しました。この製品は「大学生をターゲットに開発されたキャンパスモバイルPC」とのことですが、13.3インチで最小重量1キロを切るコンパクトかつ軽量な筐体になっていますので、大学生だけでなく、ビジネスマンなど多くの人のニーズに合う製品だと思います。

1.LAVIE N13 スペック

スペック表

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この製品は家電量販店などで販売される「カタログモデル（LAVIE N13）」とLAVIE公式サイトで販売される「カスタマイズモデル（LAVIE Direct N13）」がありますが、ここでは購入時に構成のカスタマイズが可能なカスタマイズモデルについてご紹介します。

CPUはZen2アーキテクチャのRyzen 3/Ryzen 5/Ryzen 7から選べます。ただし、どのCPUを選択するかによってRAMの構成に制約が出てきます。RAMはRyzen 3モデルが8GBのみ、Ryzen 5モデルは8GB/16GBを選べ、Ryzen 7モデルは16GBのみとなります。なお、RAMは「オンボード」なので、購入後にDIYで増設や換装はできません。

SSDは全モデルで256GB/512GB/1TBを選択可能です。ディスプレイも全モデル共通で13.3インチのIPS液晶、FHD解像度でタッチ対応はしません。通信まわりではWi-Fi6に対応し、USBポートは合計で3つ、すべてGen2規格（データ伝送速度10Gbps）ですが、USB Type-Cポートは充電/給電ポートも兼ねていることに注意が必要です（この製品にはDC-INジャックはありません）。

バッテリーは2種類選べます。Mサイズにするとバッテリー駆動時間公称値は10.5時間となり、Lサイズだと15.8時間となります。ただし、どちらのバッテリーを選ぶかによって筐体重量も変わります。Mサイズだと970 gと1キロ切り、Lサイズだと少し重くなって1,021 gになります。いずれにしても13.3インチモバイルノートとしては十分に軽量なので、持ち運びはラクラクでしょう。

2.LAVIE N13 筐体

すみません、適当な画像が入手できませんでした。でも、この画像を見る限り、ディスプレイ面は左右のベゼルが細く、上下のベゼルがやや太めと感じられます。

また、キーボードは「キーピッチ19mm、キーストローク1.5mm、85キー、JIS標準配列」と開示されており、バックライトはつきませんが、NECらしく打鍵しやすいものになっていると思います。日本の伝統大手メーカーは例外なくキーボードの仕上げに強いこだわりがありますから。

天板です。筐体色は「メタリックライトブルー」「ネイビーブルー」「パールブラック」の3色で、パールブラックのみ「カスタマイズモデル専用」です。この製品はMIL規格準拠のテストをクリアした堅牢な筐体になっています。

また、この製品は「リフトアップヒンジ構造（ヒンジ開口時に天板の後部が底面に潜り込み、キーボード面に適度な角度が付く構造）」を採用しています。

側面と入出力ポートの配置です。有線LANポートはありませんが、SDカードリーダーはmini規格ではなく、フルサイズになっていますね。また、上にも書きましたが、この製品にはDC-INジャックはなく、USB Type-Cポートが充電/給電ポートを兼ねています。

3.LAVIE Direct N13 価格など

NEC LAVIE N13は2月10日の発売予定ですが、LAVIE公式サイトではすでにカスタマイズモデル（LAVIE Direct N13）の販売が開始されており、2月2日現在の価格は税込み144,980円から、となっています。また、公式サイトには10%OFFクーポンがありましたので、この価格よりも安く購入ができます。

一応「大学生向け」ということになっていますが、「13.3インチと王道サイズでスペックも高いモバイルノート」なので、学生専用モデルという感じでもありませんね。軽量なモバイルノートを探しているビジネスマンにも向く製品だと思います。

4.関連リンク

LAVIE N13 / コンパクトモバイルノートPC：NEC LAVIE公式サイト