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Blackview OSCAL ELITE 1 - Helio G99と高精細なディスプレイを搭載する12インチタブレット、PCモードも使えます!

Blackview OSCAL ELITE 1
Blackviewがサブブランド「OSCAL」からAndroidタブレット「ELITE 1」を発売します。発売記念セールは5月20日から、と少し先なこともあり、製品画像や製品の詳細説明はまだ十分に出ていませんが、「これはいい!」と思える良スペックな製品です。

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1.概要

スペック表

  OSCAL ELITE 1
OS Doke OS_P4.0(Android 14)
SoC MediaTek Helio G99
RAM 8GB(拡張機能により最大24GB)
ストレージ 256GB
ディスプレイ 12.1インチIPS(2,560 × 1,600)
バンド B1/3/7/8/19/20/40/41
SIM nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0
入出力 USB Type-C 、microSDカードリーダー
カメラ イン13MP/アウト12MP+0.08MP
バッテリー 8,800 mAh
サイズ 278.45 × 180.45 × 7.4 mm
重量 587 g

説明画像

Blackview OSCAL ELITE 1

クリックで拡大します

BlackviewのAliExpress内ストア(Blackview Official Store及びBlackview Global Store)では製品ページの説明が「過剰では?」と思えるくらい丁寧に、詳細に作り込まれていることが多いですが、冒頭記載の通り、OSCAL ELITE 1の製品ページについては発売記念セールの日程が少し先ということもあり、4月29日時点だと割と簡単なものにとどまっています。今のところ「説明らしい説明」は上の一枚画像のみ。ただ、これでも十分に製品の仕様は理解できます。

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ウインタブが「これはいい!」と思った項目をいくつか挙げていきます。

OS

Blackviewの独自UI「Doke OS_P4.0」が搭載されています。また、ベースとなるAndroidのバージョンは14と、現時点で最新のものです。Doke OS_P4.0は多彩な独自機能を備えていますが、特に「PCモード」が使えるというのが大きいです。Doke OS_PのPCモードはGalaxyとかmotorolaのPCモードとは異なります。GalaxyやmotorolaのPCモードは「外部ディスプレイに表示させるとWindows PCのようなUIに」なりますが、Doke OS_PのPCモードは「タブレットのディスプレイでWindows PCのようなUIに」なります。

具体的には、複数のアプリを表示サイズ変更と位置の移動が可能なウインドウ表示にでき、異なるアプリ間でコピー&貼り付けもできます(ただし、すべてのアプリが対応するわけではありません)。また、画面下にはWindows PCに似た独自デザインのタスクバーが表示されます。

Doke OS_PのPCモードはまだ満点の完成度とは言えませんが、着実に使用感を上げており、低価格帯のタブレットが実装する機能としては満足感があります。

SoCとRAM/ストレージ

SoCはHelio G99、RAMは8GB(拡張機能により最大24GB)、ストレージは256GBです。Helio G99については「もはやすっかりおなじみ」の、中華タブ上位モデルに採用例の多い型番ですよね。いわゆる「重いゲーム」を高画質でプレイすることは難しいですが、それ以外の用途なら快適に使えます。RAMとストレージ容量もSoCに見合った仕様だと思います。

ディスプレイ

12.1インチと大型で、解像度は2,560 × 1,600と高精細です。Xiaomiなどの世界的大手ではない、ウインタブでよくご紹介している中国メーカーでこの解像度のタブレットを出しているのはウインタブが知る限りDOOGEEくらいですね(例:DOOGEE T30 Ultra)。また、WidevineもL1なので、動画サブスクでHD以上の画質で視聴が可能です。NetflixでのHD画質視聴については説明がありませんが、直近のBlackviewのHelio G99タブレットはみなNetflixでのHD画質視聴に対応しているので、この製品も対応している可能性が高いです。

重量 587 g

Blackview OSCAL ELITE 1
OSCAL ELITE 1の筐体色は「ヒマラヤブルー」「メカグレー」「シルバーホワイト」の3色で、厚さは7.4 mm、重さは587 gです。よく似たサイズ(12インチ)のBlackview Tab 18(Blackviewの上位モデルで、ウインタブはこの製品が直近のベストバイタブレットだと思っています)が厚さ7.9 mm、重さ632 gなので、Tab 18よりも薄くて軽いです。

その他

上記以外の項目だと「4スピーカー搭載」「8,800 mAhバッテリー搭載で33Wの急速充電に対応」といった点が挙げられますが、これらの点は中国メーカーの上位モデルであれば対応していることが多いので、「いいとは思うが特筆するようなことではない」ですね。また「スタイラスペン付属」という説明がありますが、Blackviewのスタイラスペンは筆圧の効き方がちょっと違っていて「速く描くと線が太くなり、ゆっくり描くと線が細くなる」仕様なので、イラストや漫画の制作には向きません。ただし、メモ用としてなら問題ないので、ペン付属というのはメリットではあります。

あと、カメラはイン側重視の画素数になっていますよね。アウト側の12MP+0.08MP(深度センサー)というのはタブレット製品として特に高い画素数とは言えませんが、イン側が13MPというのはWebミーティングや自撮りにはいいんじゃないでしょうか。

2.価格など

Blackview OSCAL ELITE 1はAliExpress内のBlackview Global Storeに製品ページがあり、5月20日から発売記念セールが予定されています。残念ながらセール価格はまだわかっていませんが、もともとOSCALブランドの製品はBlackviewブランドよりもリーズナブルな価格設定になることが多いので、ELITE 1の価格についても期待はできます。

比較対象になるのはBlackview Tab 18Blackview MEGA 1DOOGEE T30 Ultraあたりかと思います。これらの製品はいずれも発売記念セールで200ドルを若干下回る価格になっていましたので、ELITE 1についても「そのくらいかな」と思います。日本円だと30,000円前後くらいでしょうね(もっと安いともっとうれしい、けど)。個人的には「わかっている範囲だけでも買い」かと思います。

3.関連リンク

Blackview OSCAL ELITE 1:Blackview Global Store(AliExpress)

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