MSI Modern 15 B13M － 第13世代のCore i5を搭載する「気軽に、身軽に、いつでもそばに」な15.6インチノート

MSIがノートPC「Modern 15 B13M」を発表しました。ウインタブではMSI製品のレビュー機会が多く、またサイトの各種企画（旅行記など）にご協力いただいている関係で、試用期間も長く、さらに私物としてもMSI製品を使っていますが、どちらかというと「いかつい」製品が多いですよね。しかし、Modernシリーズはビジネス用や学習用としてリーズナブルな筐体、リーズナブルな性能になっていて、今回ご紹介するModern 15 B13Mも「気軽に、身軽に、いつでもそばに」がキャッチフレーズになっています。

1.Modern 15 B13M スペック

スペック表

バリエーションモデル

5月15日現在、Modern 15 B13Mは単一バリエーションで、「Modern-15-B13M-1602JP」という型番のみAmazon限定販売となっています。

CPUは第13世代（Raptor Lake）の省電力タイプ（U型番）、Core i5-1335Uです。Passmark公表値は17,471（5月14日現在）と高く、スタンダードノートに求められる用途はほぼすべて快適にこなせると思います。

RAMは16GBでオンボードメモリなので購入後の増設・換装はできません。また、SSDは512GBと、こちらも十分な容量になっています。

ディスプレイは15.6インチのFHD（1,920 × 1,080）、アスペクト比（画面の縦横比）は16:9と、最近流行りの16:10ではありません。また、タッチ対応はせず、リフレッシュレートも60Hzなので「標準的」と言えるものになっています。

2.Modern 15 B13M 筐体

正面から見たところです。トップ画像を見ていただくとわかりやすいですが、この製品はリフトアップヒンジ構造（ヒンジ開口時に天板の後部が接地し、キーボード面に適度な角度がつく構造）になっており、その関係で左右ベゼルだけでなく下部ベゼルも比較的細く見えます。

それと、製品のメカ的な評価とは関係ないんですけど、この壁紙は最高ですね。フランス人アーティスト、ロレイン・ソレ氏とのコラボによるものですが、個人的には「壁紙だけでも欲しい」です。

天板です。筐体色は「スターブルー」という濃い青です。筐体素材は不明ですが、おそらく金属製だと思います。天板中央のロゴは「ドラゴン」ではなく、MSIのビジネスPC用ロゴが使われています。この製品は15.6インチのスタンダードノートとしては重量1.7 kgと軽いので、ちょくちょく外に持ち出して使ってもあまり苦にならないでしょう。

キーボードの詳細画像は入手できませんでした。テンキーがつき「シングルカラーバックライト内蔵日本語キーボード」と開示されています（この画像に見えるキーボードは英語配列のもので、日本仕様とは異なります）。

また、この筐体はヒンジが180度開口し、画面フリップ（ボタンひとつで画面を上下反転する）に対応していますので、ビジネスミーティングの際などに向かい側の人と画面共有が容易になります。

側面と入出力ポートの配置です。この画像、どう見ても左側面（画像上）のUSB Type-AポートとType-Cポートの説明が入れ替わってしまっていますが、気にしないことにします。

USBポートは合計で4つ、うち2つがGen2規格で、他にHDMIにmicroSDカードリーダーと、十分な構成になっていると思います。有線LANポートは欲しかったですけどね。

3.Modern 15 B13M 価格など

MSI Modern 15 B13Mは5月18日の発売予定で、Amazon限定モデルとなります。5月15日現在、すでに予約販売がスタートしており、価格は税込み119,800円です。MSIの製品としては購入しやすい価格だと思いますし、第13世代のCore i5搭載でRAMとSSDも十分な容量になっていることから、他社製品と比較しても割高な印象はありません。

ちょっとソフトなイメージでポップな壁紙がよく似合う、いい意味でMSIっぽくないノートPCだと思います。

4.関連リンク

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