MSI Bravo 15 / Bravo 17 - 新世代Ryzenを搭載するMSIのゲーミングノート。価格も低めになりそうな予感がします

MSI Bravo 15
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。以前よりお伝えしているように、1月5日から10日まで、米国ラスベガスで開催されたCES 2020を見に行ってきました。この記事を書いているのは1月11日午後10時ですが、1月10日夜には帰宅しております。CES関連の記事をあと数本書きたいと思っておりますので、いましばらくお付き合いのほど、お願いいたします。

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さてMSIです。ウインタブが唯一プレス向けの発表会に呼んでもらえたありがたいメーカーなのですが、MSIはまたCESの場にて複数のニューモデルを発表した意欲的な会社でもあります。今回はニューモデルの中で最もウインタブ向けなのではないか、と思われる「Bravo 15/17」をご紹介します。

1.スペック

MSI Bravo 15
CESにて展示されていたのは15.6インチサイズのBravo 15のみですが、17.3インチのBravo 17もほぼ同一のスペックになっています。現状すべての構成が明らかになってはいませんが、OSはWindows 10 HomeもしくはPro、CPUは「次世代Ryzen」つまりRyzen 4000シリーズが搭載されます。4000シリーズの高性能版(高TDP版)は、

Ryzen 7 4800H:8コア16スレッド、2.9GHz/4.2GHz
Ryzen 5 4600H:6コア12スレッド、3.0GHz/4.0GHz
※ともにTDPは45W

となっています。Ryzen 4000シリーズについてもCESで発表会が開催されていますが、ウインタブは出席していませんので、詳しくは4Gamerの記事をご覧ください。
AMD,Ryzen 4000シリーズ,Radeon 5600シリーズを発表。まさかのFreeSync仕切り直し? 新技術SmartShiftで消費電力そのままノートPCの描画性能を10%アップ:4Gamer

IntelではCore iプロセッサーがRyzenより優れていると言い、AMDではRyzenがCore iプロセッサーよりも優れていると言い、ということなのですが、実際に製品がリリースされればどちらが正しいのかは明らかになると思います。少なくともウインタブの現状の評価は、高TDP版に関しては第9世代Core iプロセッサーのほうが第2世代Ryzen(3000シリーズの型番末尾Hのもの)よりも高性能であるというもので、この根拠は実機レビューにおける各種ベンチマークスコアによります。Ryzen 4000シリーズについては期待しているものの、まずは実機レビューをさせてもらいたい、というのが正直なところ。

GPUもAMDのRadeon RX5500M/RX5300Mが搭載されます。現状開示されている情報を見る限り、型番自体は新しいものではありません。

RAMとストレージの容量は不明ですが、RAMスロットは2つ装備されているとのことですし、最近のMSIはRAM16GB以上が主流になっていますので、容量的には不満のないものになると思われます。また、ディスプレイはBravo 15/17ともリフレッシュレート120Hzと144Hzのいずれかを選択可能で、AMD Freesyncにも対応します。

また通信でもWi-Fi6(ax規格)を搭載するバリエーションモデルが用意されるとのこと。そしてMSIお得意の冷却システム「Cooler Boost」は既存モデルのAlpha 15(こちらもAMD搭載機です)と同じく「Cooler Boost 5」が搭載されます。

2.筐体

MSIが2019年にリリースした唯一のAMD CPU搭載ゲーミングノートが「Aplha 15」でしたが、「Bravo 15/17」はその後継機であると考えていいでしょう。「AのつぎはB」ということですね。

MSI Bravo 15
ブースにはAlpha 15も展示されていました。左がAlpha 15、右がBravo 15です。これだけ見ても全くの別筐体になっているのがわかります。Alpha 15はGP65 Leopardと同じ筐体が使われていると推測していますが、Bravo 15は、よく言えばシンプルに、悪く言えば簡略化されたデザインになっています。

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MSI Bravo 15

MSI Bravo 15

MSI Bravo 15
側面と背面です。ここで天板の雰囲気も少しわかりますが、実際「簡略化された」という感じではなく、十分に高い質感になっていました。天板にヘアライン加工が施されているのがわかると思います。

また、ポート類はほとんどが右側面に集中していて、画像から推測すると「USB Type-C × 2、USB Type-A × 2、HDMI、有線LAN、オーディオジャック」という構成になります。

MSI Bravo 15
キーボードです。これはBravo 15のものですが、ここだけ15.6インチと17.3インチで仕様が異なります。15.6インチのほうはテンキーが廃され、バックライトはレッドのみとなりますが、17.3インチのほうはおそらくテンキー付きで、バックライトもPer Key RGB(個々のキーのバックライト色を自由に設定できる)となります。また、SteelSeriesのロゴが入っていませんが、Alpha 15がSteelSeries製のキーボードを採用していたことから、この製品でもStyeelSeries製のものが使われている可能性が高いと思われます。

3.価格など

MSI Bravo 15/17は発売時期、価格とも情報が開示されていません。まず、発売時期ですが、Ryzen 4000シリーズの出荷時期に大きく左右されることは間違いありません。なので、おそらく早くとも4月以降になると思われます。また、価格ですが、Alpha 15がPCショップアークで税込み139,800円で販売されていますので、それに近いくらいの価格になることが予想されます。ということはつまり、MSI製のゲーミングノートとしてはかなり購入しやすいものになる、ということですね。これは私の希望的観測ですけど。

eSPortsという用語をよく見聞きするようになり、世の中にはガチゲーマーだけでなく、カジュアルなPCゲーマーも増えてきつつあります。自宅にスタンダードノートPCをお持ちの人も「次に買うならグラボ(外部GPU)搭載機を」と考えている人も少なくないでしょう。私の予想通り、価格がMSIとしては低めに設定されるのであれば、Bravoはぴったりなんじゃないか、と思います。CPUとGPUについてはまだなんとも言えませんが、ディスプレイはゲームプレイを楽しむのに十分な高リフレッシュレートになっていますし、冷却システムに関してもMSI製品に疑いの余地はありません。

この製品、早く日本でも発売してもらいたいと思います。

4.関連リンク

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コメント

  1. azma より:

    取材おつかれさまです。いつも有意義な情報を拝見させていただいてます。

    Bravo 15、筐体デザインはGF63と共通のようですね。
    国内でも発売済みのAlpha 15は、GP65ゆずりの筐体デザインやRGBキーボードなどが魅力に思えたのですが
    今作は実性能とコストパフォーマンスに振った感じでしょうか。
    既存のGF63/GL65に次ぐエントリー機として定着できるかどうかはRyzen 4000Hの性能次第といったところですね。